またミニチュアネタで、またガチャガチャです。
いや、だって、めちゃめちゃ出来良いし、作るより圧倒的に安上がりなんですもん!
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今回、購入したのはターリン・インターナショナル株式会社の「箱買い!カップ麺」です。
発売してから、もうしばらく経っていますね。
ドールハウスやフィギュアと絡めて遊びやすい1/12スケール。
ターリンから発売された過去商品では、同じ「箱買い!」シリーズではペットボトルや缶チューハイ、そのほかにも「極小寿司」など、とにかくハイクオリティかつフィギュア遊びしやすい題材でしたが、今回は「カップ麺」!
これまた遊び甲斐のあるセレクトですね!
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全6種類のうち、こちらはカップ焼きそば。
1カプセルに、ブックレット、ミニ段ボール、カップ容器12個、麺ミニチュア12個、シール一式が入っています。
缶チューハイは300円カプセルでしたが、さすがに今回このボリュームなので400円商品。
それでも、クオリティ、ボリューム、プレイバリューを考えると激安ですね。
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カップ容器となる白いプラスチックパーツを切り出したら、ちゃんと中に麺のミニチュアを入れます。
この麺のパーツは、ちょっと柔らかいゴムっぽい素材が使われており、表面のディティールだけでなく、麺っぽい質感まで再現されています。
その後、フタになる部分としてシールを張り付けると完成です。
フタをしてしまえば中身は見えなくなるのに、ちゃんと麵パーツを全部に用意しているのが凄いですね!!
シールを一部だけめくる事で、お湯を入れる直前の姿にする事も出来ます。
腕に覚えのある方なら、カヤクやソース小袋パーツなど自作して入れたら、よりリアルになると思います。
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カップ麺は大ボリュームの12個、1ダースが付属します。
そして、それを仕舞っておく段ボール容器まで用意されているんです!
この段ボールがまた、印刷も細かくて良く出来ています。
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段ボールにカップ麺を入れたところ。
商品写真などではもっとピタっとキレイに収まっているんですが、段ボールを通常に組み立てると、底面が紙の組み合わせでボコボコするので、この写真のような感じになります。
キレイに収めたい方は、定規などを使いきれいな折り目を付ける事と、底面は接着剤などを使い組み立てる事をお勧めします。
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こちらは「カップしょうゆラーメン」
あさま山荘事件で世間に知れ渡った、売上No.1のあの商品そっくりですね。
そういえばバンダイからプラモデルも出てたよなぁ。
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最初に紹介したカップ焼きそばと違い、容器の側面にもラベルシールを貼るようになっています。
そして、内部に入れる麺ミニチュアですが、容器とのサイズ比がちゃんと実物に合わせています。
横浜にアレのミュージアムがありますが、そこで見ると意外に容器に対して乾燥した麺は小さめなんだと分かります。
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組立完成。
これ、複数買いして、UVレジンでお湯を入れているバージョンとか、頑張って出来上がったバージョンとか、いろいろ作りたくなりますね!
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こちらは「カップシーフードラーメン」
先程のしょうゆラーメンの色変えですが、ちゃんとラベルシールなどの印刷部分は文字なども変更されています。
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カップ麺が一つあると、フィギュアを使った情景でも、ちょっとズボラな生活感を演出したり備蓄として備えている姿なども作れます。
もちろん、店舗ジオラマに並べて商品っぽく見せるのにも使えます。
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お次は「激辛焼きそば」
少し前まで過激にエスカレートしていたカップ焼きそばの激辛版ですね。
・・・どのバージョンも食した事ないですが。
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麺の部分は、オレンジ色の成形色で作っているのかと思いきや、他の麺と同じく薄黄色の成形色にペイントされています。
わざわざ材料を変えるよりコストが安いんでしょうね。
ちょっと樹脂粘土で「湯切りに失敗して盛大にカップから流れこぼれる麺」でも作ろうかな?
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続いては「カップきつねうどん」
どんぶり型のカップ容器が特徴的です。
こちらも、カップ容器の側面にラベルシールを貼る仕様になっています。
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激辛焼きそばと同じく、麺は薄黄色成型に白で塗装されています。
ちょっとツヤが気になるので、こだわる方はつや消しを吹くと良いですね。
まあ、フタシールしちゃうと見えなくなる部分ですが。
カップ容器は白のプラスチック製なので、ミニチュアフードを作る方にはお手軽なドンブリ容器としてもお勧めですね。
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そして最後は、汁飛びの悪魔「カレーうどん」。
こっちは麺が薄黄色成形色のままですね。
ちなみに、1カプセルに12個あって、ランナーから切り出し、シール貼りをちまちまやると30分以上かかりました・・・
モノが小さいだけに、焦ってシール貼りなどすると失敗するので、時間に余裕がある時に組み立てた方が良いですね。
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箱買いというコンセプトも素晴らしいですが、ミニチュア好きの共通のツボである「小さい物がわちゃわちゃと数たくさんある」という状況を1カプセルで再現できるというのが素晴らしいですね。
全種買わなくても、1個か2個あれば充分に楽しめますね。
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そして、この「箱買い」というコンセプトを押し上げている真の主役は、この段ボールです。
これがまたとても良く出来ている!!
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焼きそばタイプ、うどんタイプ、ラーメンタイプで、それぞれサイズがちゃんと違うんですよ。
一見すると、同じサイズの使いまわしに見えますが、ちゃんとピッタリサイズになっています。
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そして紙質!
このボール紙一枚をチョイスしたのも素晴らしい!
悪く言う訳では無いですが、他社のガチャガチャでは段ボールを本当に使っているんですが、どうしても厚みが気になります。
いや、充分薄い段ボールなので、かなり頑張ってはいますけどね。
箱の出来などでは、やっぱり薄い一枚紙のほうがリアルですね。
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1/12というスケールは、国際的なドールハウスの標準規格でもあり、現在国内で流通しているアクションフィギュアの主流サイズでもあるので、もっとも汎用性の高いサイズです。
同じく愛好家の多いシルバニアファミリーは、厳密なスケール感が求められる場面も少ないですが、やはり1/12スケールはしっくりきます。
エポック社からカプセル事業を引き継いだターリンインターナショナル。
他にも素晴らしいカプセル商品を多発していますが、この1/12スケールのシリーズは今後も見逃せませんね!