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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

ミニチュア製作のススメ シルバニアファミリー小物編 Part3

2025-01-11 12:11:00 | ミニチュア/シルバニアファミリー






最近は、もうほんと、ありとあらゆるものがガチャガチャになっているんじゃないか?と思うくらい、カプセル玩具の種類が豊富で・・・

ミニチュアも、自作するよりむしろガチャガチャで良いサイズを見つける方が安上がりなんじゃないか、と思う訳ですよ。



そんな「作るより買った方が良い」と判断して、しかもネットでフルセットで買ったガチャガチャをちょっとレビュー。






それがこちら。

トイズスピリッツから出ている「日本の究極和食!ざ・おせち重マスコット七」

シリーズ7なので、相当前から展開されていたガチャなんですね。

気付かなかった、いや、気にしていなかった、というのが正しいのか。









ご覧のように、1カプセルに重箱1つ入っており、全5種類。

蓋を開けると、豪華なおせち料理のミニチュアフードが詰まっています。

このミニチュアフードの出来がめちゃめちゃ良い!!

大量生産品とは思えないクオリティです。









お重なので、当然、このように積み重ねが出来ます。

重箱にはそれぞれ絵柄が掛かれており、5種集めると絵柄の全体がつながる仕組みです。

まあ、4枚の蓋が余っちゃいますけどね。








自作でのミニチュア作り(だけに限らないけど)で苦痛なのが「何個も同じ物を作る」という行為。

その点、こういう「色々な物が沢山ある」という物は、割と作成モチベーションが維持しやすいですが・・・このおせちを自分で作るとなると、これだけの種類を作るのは相当な労力です。

それぞれちゃんと質感も出てるし、凄いなぁ。

しかも、この容器の重箱!これも自作するとなると地味に大変ですよね。


そう考えると、1回400円×5種はぜんぜん安い!









そもそも買った理由はシルバニアにも使えそうなサイズ感であるという事。

まあ、実際は見ての通りオーバースケールで、たぶん1/10くらいのスケールだと思います。

1/12のドールハウススケールにはちょっと大きくて、1/6スケールでは小さいので。


まあ、後はやっぱり年末年の瀬というタイミングですね。

あ、これ、もしかして毎年年末次期に売り出されていたのか??


上の写真のようにおせちを置いて人形を並べて撮るだけで賀正感が出るので便利アイテムですね!!









で、まったく自作しなくなったか?というと、そんな事も無く、ゼロから作るのはほとんどやってないのですが、リペイントや小改造で遊んでいます。







以前にリサイクルショップに行った際に見つけた、シルバニアファミリーの家具セット売り。

値段もそれなりにお手頃だったので、購入してみました。








イス2脚とキャビネ、冷蔵庫が2個。

イス、キャビネは見るからに古いセットの品っぽいですね。

冷蔵庫も同じような廃版品なのかと思ったら、このタイプの冷蔵庫は現行で売られているんですね。









食品や飲料の小物は一切付いていませんでしたが、まあ、どうせ中身は純正品入れて遊ぶことも無いと思うので問題ありません。

見ての通り、ちょっとレトロな冷蔵庫ですが、どうにも中途半端で自分のイメージする「レトロ冷蔵庫」にマッチしません。

素体としてはすごく良い品だと思うし、2個もあるので1個はリペイントする事にしました。








渋めの濃い緑にするかとも考えたんですが、やはりいろいろなシチュエーションで使える方が良いと思い、赤で塗ってみました。

ちなみにオール筆塗りです。


うーん・・・

悪くないんだけど、なんかまだイメージと違うなぁ。









ちなみに中はこんな感じですね。

以前にレビューしたターリンの「箱買い!缶チューハイ」を入れてみました。

紙パックのままじゃなく、缶の状態でズラ―っと入っている方が見栄えは良いかも知れないですね。










いろいろ考えた結果、ドアハンドルを自作してみました。

ついでに大きくて目立つドアヒンジも削り込んで小さくしてあります。

うん、だいぶイメージに近い!








塗装は、ヤスリで落としては塗りなおす、というのを何度かやったり、スプレー塗装が上手く行かずムラになって上塗り修正したり・・・

と、何度も塗りなおしたのでマダラになってしまいました。










無改造の冷蔵庫との比較。

だいぶ雰囲気は変えられたかな、と思っています。






無改造版は、本体側のヒンジの「受け」が安全上大きく造形されているため扉側の「軸」から飛び出しており、これが非常に野暮ったく見えます。

今時、外付けのヒンジのある冷蔵庫なんて見ないですが、レトロ感の演出には役立っていると思います。

イメージとしては、もっとメッキのようなクローム感があると良いと思い、ガンダムマーカーのメッキシルバーを塗ったのですが、なんだかあまりメッキ感が出ません。

・・・やっぱり劣化が早いのかな?








ミニチュアの家具家電って、1個だけあってもなかなか雰囲気が出ないので、この冷蔵庫に合わせて50年代~60年代っぽいレトロ家具を集めれば、もっと魅力的に見えるかな?と思っています。

やっぱり一番映える環境を作るならアメリカンダイナー作るしかないかなぁ?



という訳で、自作だけでなく小改造や塗装だけでも色々と楽しめるミニチュア遊び。

既製品のガチャガチャと組み合わせて、いろいろな場面を楽しみたいと思います!























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DAISO THREEPPY ミニチュア パン屋さん

2025-01-07 16:45:38 | ミニチュア/シルバニアファミリー






年末年始も、何かと忙しい日々が続き

玩具に対するアンテナが低い状態を過ごしております。


そんな中、先日にショッピングモールに行ったら、100均ダイソーの別形態店舗「THREEPPY(スリーピー)」で気になるおもちゃを発見。






その名も「ミニチュア パン屋さん」

もう、まんまな商品名。

その場でスマホでちょっと検索してみたら、アレにサイズも合いそうなので早速購入。

ちなみに、同じシリーズで「アイスクリーム屋さん」と「花屋さん」もありました。









価格は税込550円。

この商品、買った後で教えてもらった情報などで調べたら、数年前までは子供服などの輸入販売を手掛けているF・Oインターナショナルの玩具シリーズ「F・O・TOYBOX」というブランド名で販売されていたようです。

中国玩具ではよくありますが、工場やメーカーは生産を行い、日本の企業バイヤーが買い付けて販売する形式ですね。

この仕組みのおかげで、ネットで見かける気になる中国玩具が思わぬところで国内販売されたりします。

この玩具も、おそらく何かのコピー品だと思うんですが、こうして気軽に安く購入できるのは消費者としては嬉しいですね。









箱を開けてみると、中身は思っていた以上にギッシリと入っていました。

そう、この商品の一番のお勧めポイントは「この価格でこのボリューム」というコストパフォーマンスの高さです。







各パーツを簡単にレビューしていきます。




パン屋さんの会計カウンター。

緩やかなカーブ、別パーツ化された天板、木製を思わせる落ち着いた色の成形色、とポイントを抑えた作りになっています。








天板の上に置かれたレジスターは別パーツで取り外し可能。

置く場所には凹みがあり、ずれたりすること無くレジスターを置いておける半面、これがあるのでレジ位置固定となってしまいます。

ちなみにレジスターの置かれる部分の凹みには製品番号と思わしきプリント。

そしてDAISOの文字があるので、この商品はダイソーからの販売のために生産されたのが分かります。








こちらはショッピングカート。

スリーピーや最近のスリーコインズが得意な地味系カラーですが、この商品にはマッチしています。

しかし、こんなスーパーで使うような手押しカートで買い物するパン屋さんって・・・







ちなみにカゴ部分は差し込んでいるだけで取り外しが可能。

なので、カートではなく手さげカゴだけでの使用もできるようになっています。

こういうの、ちょっとしたアイデアですが、効果はすごく高いですね。










こちらはもう少し大きいワゴン。

あー、はいはい、オシャレ系パン屋さんが良く置いてあるカートワゴンですね。

だいたいは走行性能皆無で、ただのディスプレイになっているヤツ。

でも、この製品ではちゃんと車輪回転が可能になっています。

ここは日本人らしく大八車(だいはちぐるま)と呼びましょう。








その他の小物。

量り、ボウル、トング、めん棒(パンなのにめん棒って言うのか?)そしてなぜかピザプレート。

どれもシンプルながら一目でソレと分かるデザインになっており、省略・引き算の美学が味わえる形状です。







そして、主役とも言うべきパン類。

ご覧のように、同じ形状の色違いで7種×3色の21個が付いてきます。

お店屋さんごっこをするには十分な量です。

パンの種類としても、クロワッサン、プレッツェル、ドーナツなど、子供でも区別のつきやすい形状になっています。

色塗りしたらそこそこ使えそうだけど、こげ茶色のバケットは難しそうだなぁ・・・










パン以外にも飲料系小物も付いています。

牛乳パック、丸缶、角缶、ボトルがそれぞれ2個ついています。

こちらは白一色の成形色なので、専用シールが付属していますが・・・

よく見ると、全部ミルク・・・

イチゴミルク、バナナミルク、フレッシュミルク。

いや、フレッシュミルクって、じゃあ通常のミルクはフレッシュじゃないのかよ?








こちらは立て看板。

両面使える構造になっていますが、付属のシールは残念ながら片面分のみ。

でも、絵柄が実写を使っていてチープさが無いのは良いですね。

ってか、このパン屋コアラベーカリーって名前なのか・・・









そして、自分的にはメインアイテムである店舗什器。

パン屋に限らず、他のいろいろなお店屋さんごっこに使えるシンプルでクラシカルな形状です。

大きさもそこそこあり、汎用性の高さが素晴らしいですね。

これは押しピン跡やゲート跡をキレイにして、少しペイントすると想像以上にバケそうな気がします。












そして、すべてを並べると・・・

壁や床はありませんが、もう立派な「お店屋さん」になります。

これだけのボリュームで550円!


ちなみにF・Oトイボックスでの取り扱い版は770円らしいです。

いや、それでも充分安い!

このおもちゃ価格高騰の激しい令和時代に、この価格でこのクオリティなら大満足ですよ!







そして、もう皆さんお気づきだと思いますが、エポック社のシルバニアファミリーにピッタリサイズなんです。

いや、もう偶然的にピッタリという具合じゃなく、カウンターの高さとか什器のサイズ感とか、ぜったいにシルバニア用なんですよ!


これ、中国お得意のコピー商品じゃないの?と思ったんですが、過去のシルバニア製品をざっと調べても、同じ形の物が見つかりませんでした。

パンの形状とかも、なんか見たことある気がするんですけどねぇ。

気のせいかな?


なんにせよ、安くて良い玩具なので、今度また見つけたら他のお店屋さんも買い足したいと思います。

まあ、カウンターとか小物類もダブる物が多いんですけどね!




















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ターリン 箱買い!缶チューハイ & トイズスピリッツ アンティーク蓄音機マスコット

2024-11-11 12:55:19 | ミニチュア/シルバニアファミリー










ここ最近は、ミニチュア作りもアイデアが思い浮かばないのと、時間がなかなか無いという理由で進んでおりません。

でも、今はガチャガチャブームでシルバニアファミリーにも使えるサイズの物などが沢山出ています。

今回は最近買った「これは素晴らしい!」と思ったガチャガチャを2種類レビューします。







まずはターリンインターナショナルの「箱買い!缶チューハイ」

何といっても、明確に「1/12スケール」と表記されています。

そう、ドールハウスの国際基準スケールで、現在日本で売られているフィギュアでも主流クラスのスケール。

つまり最も使い勝手の良いサイズです。








シルバニアファミリーと比べたところ。

公式以外の物を流用するにはスケール選びが難しいシルバニアファミリーですが、缶チューハイは良い感じの対比になります。

手に持つくらいの小物なら、このくらいのサイズはピッタリですね。








何より300円という、今どきのガチャとしては安めなのに内容の充実ぶりがスゴイんです!

1カプセルに
・紙パック入り6缶
・単独での缶
・潰された空き缶6缶

がセットになっています。

薄手のシールも印刷がしっかりしており、材質も貼りやすいです。

これが、通常の缶用に8枚と、さらに潰れた空き缶用に6枚がセットされています。

潰れた空き缶はランナーに付いたままなので、切り離しとシール貼りという作業は必要ですが、それでもこのセット内容は豪華ですね!!










紙パック入りの6缶は、それぞれ1本ずつバラバラにする事が出来ます。

そのために、紙パック側にジョイントパーツがわざわざ設けられているんです。

これは考えられてるなぁ!!

紙パック用の缶パーツはお尻部分に穴があり、これをジョイントパーツの凸に嵌める事で、きれいに6缶を並べた状態に出来る訳です。







この商品は発売前から気になっていたので、発見した時には手持ちのお金を崩し、5個分回しました。

種類はバラバラなら嬉しいですが、商品性質的にはダブってもそんなに痛手ではないです。

いや、むしろ同じのが何個もあった方が面白いかも!

結果としては、缶チューハイ350缶、ハイボール350缶、500缶の2種、そしてビール350缶がダブりと、4種引くことが出来ました。

しかもダブりがビール350缶という、絵的に一番数が欲しいと思える種類だったので、かなり「当たり」な引きでした。








350缶と500缶のサイズの違い。

紙パッケージの印刷デザインもすごく細かくてリアルです。

こういう紙物って手作り手書きでは再現できないし家庭用クラスのプリンターだと細かい部分は潰れちゃうから、やっぱり既製品の方がいいんですよねぇ。









潰れた空き缶の表現もこだわりがスゴイです!

潰れ方が、飲み口:底面の両方が同じ方向に潰れている物と、上下にそれぞれで潰れている物の2種類があり、それぞれ3個づつ附属します。

ちゃんとそれぞれにもシールがありパッケージを再現しているんですが、350缶では両方同じ方向に潰れているバージョンは胴体部分が見えなくなるのですが、500缶はわずかに胴体部分も見えるサイズになります。

そのため、500缶サイズのみ、この僅かな胴体部分にパッケージを再現するためのシールが用意されているんです。

細かい!細かすぎる!そしてサービス精神がスゴイ!


買った方の中には、缶そのものの質感再現のために塗装される方や、潰れ缶をよりリアルにするためヤスリ掛けで厚みを変える方、さらにはシールの印刷済み余白部分を自分で切り取り再限度を上げている方など、さまざまなリアル化手法を取る方たちがいらっしゃいます。








やはり「潰れた缶」が有るというのが、今回の商品のキモだと思います。

シルバニアファミリー始め人形遊びに使う際、この潰れた缶が有ると「酒クズ飲んだくれ感」がすぐに表現できます。

また、廃墟や裏路地などのゴミ再現にも役立つので、かなり利用度、使い勝手は高いです。


ターリンインターナショナルの1/12ガチャだと、「箱買い!ペットボトル」シリーズと「極小寿司」も出来が良くておススメなので、店頭在庫見つけたらぜひ試してみて欲しいですね。











もう一つ、こちらも満足度が非常に高かったガチャガチャ。

トイズスピリッツの「アンティーク蓄音機マスコット ビンテージver.」

2020年に一度発売された商品の復刻で、当時は400円でメッキバージョンでしたが、今回は500円になりビンテージの名前通り、塗装にて古道具感を出しています。








蓄音機本体と、紙ジャケットに入ったLP盤レコードが付属。

塗装、質感もかなり良いです。







スケール表記はありませんが、レコードの大きさからみると割と1/12スケールに近しい気がします。

シルバニアファミリーと並べても違和感がないスケールになっています。







もちろん、レコードはジャケットから取り出し、蓄音機にセットする事が出来ます。

また、本体横のハンドルと、盤面上のレコード針のアームは可動式になっています。








何より、この蓄音機マスコットの魅力は「本当に音楽が流れる事」。

本体横のボタンを押すと、クラシックの名曲の一節が再生されます。









自分が当たったシルバーの他、ラッパ部分の色違いで5種類あり、それぞれに収録されている曲が違うものになっています。

音が鳴るガチャは他にもいろいろありますが、これほど鳴る事に意味のあるガチャは無いですね!

ミニチュアとしても造形、質感ともに高品質なのでお勧めです。


欲を言えば、レコードのパーツが厚みがありすぎるのと、ジャケットは全種共通の1種類しかない事。

ん~、レコードだけ自作でたくさん作っても楽しそうだなぁ。




最近は100均商品とガチャガチャを組み合わせれば、ある程度のドールハウスは出来上がっちゃいますからね!

自分で作るのも楽しいですが、技術が追い付かない物などは、こうしたプロタクツ製品をうまく使って遊ぶのが良いですね!






















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カワダ ワールズ スモーレスト シリーズ5

2024-11-03 04:05:04 | ミニチュア/シルバニアファミリー








ミニチュアといえば、ドールハウス文化が根強いEU諸国や、精密模型が大好きな日本のお家芸っぽいイメージです。

大味なアメリカ人にはウケないと思われていたのも、すでに昭和の時代。


今やアメリカでもミニチュアは大人気。

特にZURU社が販売している「5サプライトイズ ミニブランズ」は、カプセル商品ならではの射幸性も相まって大変な人気となっています。


今回紹介する「ワールズ スモーレスト」はそんなミニチュアブームの先駆けとも言える商品です。


スーパーインパルス社が販売するこのミニチュア玩具は、日本ではダイヤブロックブランドで有名なカワダ社が輸入販売を手掛けています。


ブラインドボックス式で、1箱税抜き750円。





先日、家の近くのホームセンターに行きました。

ちょうど店内改装前で、一部の商品はセールが掛かっており、ブラブラと店内散策してみると・・・





え!

マジか!

半額以下じゃん!!








売り場に残っていた10個を全て買ってきました。

いや、たぶんあのまま知育玩具やチープトイと一緒に並べられても売れなかっただろうし、独占してもきっと問題ないはず。うん。










さて、このワールズスモーレスト。

改めて特徴を説明すると、アメリカで流行したレトロな玩具や人気のあった玩具のミニチュアが箱の中に入っています。

ミニチュアだけども実際に遊ぶことが出来るのが一番の売り。

もちろん、ギミック全部を再現している訳では無いですが・・・

そして、版権元の会社の承諾を得たライセンス商品となり、マテルやハズブロなど他社製品のミニチュアを出しているってところが面白かったりします。

シリーズ自体、結構続いており自分が購入したのはシリーズ5。

10種類+シークレット1種の、11種類のうちどれかが入っています。


スーパーインパルスの公式HPを見る限りブラインドボックス版のワールズスモーレストはシリーズ8まで出ていた様子。









箱の中を開けてみると・・・

サーチ防止のために黒いビニール袋に包まれています。

ちなみに、入っている物によって重さはかなりバラ付きがあります。









黒い袋を開封するとミスターポテトヘッドが入っていました。

結構、外箱ギリギリのサイズです。












とりあえず、一気に10箱、開封してみました!

・・・ご覧のように、かなりダブりが出てしまいました。

11種類中、5種類のみという結果です。

まあ、ブラインドボックス販売なんてこんなモンだよね。









それぞれ説明すると、こちらは先ほどの「ミスターポテトヘッド」

ハズブロから1950年代に発売された歴史ある玩具ですが、日本ではピクサー映画「トイストーリー」で一躍有名に。

現在はSEGATOYSから国内販売されており、ブランド名から「Mr.」が消え「ポテトヘッド」になりました。

本来は「福笑い」的に、ジャガイモボディに様々な体のパーツを付け替えて遊ぶ玩具ですが、ワールズスモーレスト版は帽子上部のボタンを押すと表情が切り替わる仕様になっています。

手足などのパーツ脱着は出来ません。

というか可動もしません。







大きさはシルバニアファミリーと比べてもこのくらい。

5~6センチくらいあります。

ミニチュアではありますが、1/6スケールでも大きくて、人形と絡めて遊べる大きさではないですね。










続いては、1929年にオハイオ州に設立された、世界最古のヨーヨーメーカー「ダンカン」のバタフライ。

ストリングプレイと呼ばれる、紐を使ったトリックがしやすいように、ヨーヨーの溝部分に向けて本体をシェイプした形が特徴です。

この真ん中に向けてくびれたヨーヨーの形から「バタフライ(蝶々)」という名がつけられました。


今年は再びバンダイがハイパーヨーヨーを売り出したので、この辺のクラシカルなヨーヨーも注目される時が来るかもしれませんね!

パッケージには特に書いていませんでしたが、ご覧のように緑と青の2種類が出ました。

他にもカラーバリエーションがあるのかは不明です。

本体はズッシリと重く、実際にヨーヨーとして遊ぶことが出来ます。










続いてはこちら。

NERFです。

そう、皆さんご存じのNERF。

実はハズブロが最初にNERFブランドを作った時は、こうしたスポーツトイを出していたんですね。

このフットボール(アメフト)は、実物と違って柔らかなウレタンフォームで作られており室内などで遊んでも安全になっています。

この「柔らかい球(弾)で安全に遊ぶ」というテーマが、我々の良く知るNERFブラスターに繋がっていく訳ですね。

そう言う事で、これは70年代に売り出された「元祖NERF」な訳です。

ワールズスモーレスト版も、やはり柔らかいウレタンで出来ており、ちょっと硬めのスクイーズ玩具みたいな質感です。











こちらも同じくハズブロが80年代から展開している定番玩具「マイリトルポニー」です。

名前の通り仔馬をモチーフにし、女児にもうけるようにカラフルな体色にした玩具で、長いタテガミや尻尾を櫛で梳かして愛でるという玩具。

ワールズスモーレストでは、1箱に2体と櫛がセットで入っていました。

小さいけれどちゃんと植毛されており、長いタテガミを漉いて遊ぶことが出来ます。








基本的にワールズスモーレストのミニチュアは大きいのでシルバニアファミリーやドール系とは遊べないですが、このマイリトルポニーならギリギリ一緒に置いていても違和感ないかなぁ、という大きさ。











そして、パッケージには載っていなかったシークレットがこちら!!


・・・ナニコレ?

調べてみたら「フォーム アライブ」という玩具で、粘土のような触って遊ぶもののようです。

べた付いたりしないのにキレイにまとまり、さらさらと崩れる不思議な砂玩具との事。

キネティックサンドとかに近いのかな?

で、元の玩具はムーストイが出しているみたいですね。


これもご覧のように色違いがあります。

結局、玩具としては11種かも知れませんが、カラバリ含めると何種になるのかさっぱり分かりません。

まあ、世界的に見れば「うわーい!フォームアライブのミニチュアだ!」ってなるのかも知れませんが・・・正直、これが当たってもねぇ・・・









このワールズスモーレストを購入した目的は、スーパーソーカーとGIジョーだったんですが、どちらも当たらず。

スリンキードッグが出ていればポテトヘッドと一緒にトイストーリーミニフィギュアとして楽しめたのに、それも当たらず・・・

NERFボールは、せめてバスケットボールとゴールセットが出たら嬉しかったのですが、全部フットボールだけ(しかも3つ!)

という、引きとしては悪い結果でした。


まあ、ブラインドボックスなんて、こんなものですよね!(2回目)

昔のブラインドボックス全盛期の頃の封入率なんて、もっと酷いのありましたからねぇ。



ちなみに、ワールズスモーレストは、国内ではこのブラインドボックス版だけですが、海外ではブリスターパック版もあります。

そちらではスーパーソーカーも3種(ちゃんと水が出る!)、NERFブラスターも3種でミニダーツが撃てる物が出ています。

その他にもバービー人形や実際に遊べるUNOなど、魅力的な商品が沢山出ています。


たまにヴィレッジバンガードなどで見かけますが、なかなか国内で手に入れるチャンスは少ないですね。

ミニチュア好きな方は是非公式HPをチェックしてみて下さい!





















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ZURU 5サプライズ ミニファッション シリーズ1

2024-04-23 16:55:00 | ミニチュア/シルバニアファミリー


このブログで何度か取り上げたZURU社の「5サプライイズ トイ」

先日にトイザらスで安売りセールをやっていたので、またまた手に入れてしまいました。







今回買ったのは「ミニファッション」!

現在はシリーズ2が店頭で売られていますが、こちらはシリーズ1です。

日本のガチャガチャとは比べ物にならないデカさのカプセル玩具です。

あまりに転がるのでペットボトルキャップに載せて撮影しています。










カプセル裏面のパッケージには40種類以上のカバンとファッションアイテムがあると書かれています。

そう、通常の「ミニブランズ」は食品を中心とした日用雑貨、「トイブランズ」では玩具のミニチュアでしたが、「ミニファッション」はカバンと化粧品が中心のミニチュアシリーズになっています。









パッケージのバキバキ硬いシュリンクを剥くと・・・カプセルはミニブランズ特有の、みかんの房のような5個割ではなく、シンプルな上下分割カプセルである事がわかります。

シルバニアと比べてもこのサイズ。

ソフトボールより更に一回り大きいくらいですね。









カプセルを割ると、中にはカバンを模したブックレットと紙袋が2つ入っています。

この紙袋の中にミニチュアが入っています。








早速開封。

ショッキングピンクの肩掛けカバンと、化粧品、ブラシ、サングラス、そして謎のシール。

5サプライズというシリーズ名通り、ちゃんと5個のアイテムが入っているんですね。










サングラスはたまたまですがシルバニアにピッタリのサイズでした。

化粧品は特にギミックはありませんが、ブラシはこの小ささでちゃんと植毛されています。

・・・シールは・・・まあ、数合わせのオマケって事で。









メインアイテムであるカバンは、小さいながらも良く出来ています。

ちゃんと蓋も開くし、金具はマグネットで開閉可能です。

肩ひも代わりのチェーンが磁石にくっついちゃうのは御愛嬌ですね。











付属の化粧品やアクセサリーも、このようにカバンに入れておくことが出来ます。

小物がバラバラにならないのは良いですね。










そして、あまりに安かったのでもう一つ購入しました。

こちらはまた別なカジュアルなバッグと化粧品のセットが当たりました。










こちらは化粧品もギミックがあり、それぞれ蓋を開けることが出来ます。

さらに写真では分かりにくいですが、コンパクトの裏面にはミラーシールが貼ってあります。

ブラシはもう一つのと全く同じ物ですね。











女の子の「憧れ」がミニチュアで手に入る素敵な商品です。(買っているのは50歳のオッサンですが)

が、やはりトイザらスでも定価1699円は躊躇する値段ですよね。

買えば満足はすると思いますが、イマドキ1000円あれば実用できるカバンが買えちゃう時代に、ミニチュアにお金をつぎ込む子供がいるかというと・・・

とはいえ、今回はセールで半額以下で手に入れられたので満足しています。










しかし、問題はサイズ!

ミニブランズは、モノによってスケールがバラバラなんですが、およそ1/6くらい。

つまり、バービー人形やリカちゃん人形に合うサイズです。


シルバニアファミリーは、割とオーバーサイズの小物でも違和感なく楽しめるのですが、さすがにこのサイズ比のカバンは・・・


という訳で、こちらは娘のコレクションと相成りました。

しかし、ミニブランズ自体はミニチュアとしての出来も良く、集めたくなる楽しさに溢れているので、また機会があれば購入したいですね!!























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ZURU 5サプライズ ミニブランズ ディズニー アドベントカレンダー

2024-03-01 06:21:37 | ミニチュア/シルバニアファミリー




以前にも紹介した、アメリカZURU社の人気シリーズ「5サプライズ ミニブランズ」ですが・・・

要するに、ガチャガチャのようなミニチュアフィギュアのシリーズなんですが、食べ物から日用品、服飾品まで多様なシリーズがあります。

その中でも、ディズニーストアシリーズという物が有りまして、ディズニー版権物のオモチャのミニチュアのシリーズとなっています。











今回購入したのは、そちらのディズニーシリーズのアドベントカレンダー。

もはやアドベントカレンダーも日本で定着したので今更の説明は不要ですが、本来は12月にクリスマスまでの日程を楽しむため、1日1個を開けてお菓子などを楽しむカレンダーです。


ミニブランズは国内ではトイザらスが正式輸入販売を行っており、このアドベントカレンダーも昨年末から発売されていました。

それが先日、たまたま見たらかなり安くなって売られていたので、購入しました。










もうクリスマスもとっくに終わっているので、躊躇せず、24コマ一気開封!!

このように、外箱に設けられた小窓からミニチュアを取り出す仕組みです。


ちなみに、通常版のトイミニブランズ ディズニーストアーシリーズは、1カプセルで1999円(税込)。

5サプライズの名前の通り、5個のミニチュアが入っているので単純計算で1個あたり400円程度。

日本のガチャガチャも、同じ程度のミニチュアが300円程度なので、ディズニーの版権料を考えると決して高くない値段です。


しかし、今回のアドベントカレンダーは24個のミニチュアでおよそ3500円!!

1個あたりは150円以下です!これはお得!

昨年の10月にトイザらス店頭で見た時には定価(?)が5999円だったので、アドベントカレンダーのシーズンが過ぎたとはいえ、今ならかなりお得に買える訳ですね。











開封したミニチュアを並べてみました。

ディズニーの管轄する版権物が網羅されているので、ベタなディズニーモノだけでなく、ピクサー、MARVEL、そしてスター・ウォーズのミニチュアも入っています。











ミニチュアのサイズとしては、厳密にスケール化されてはいないので、ドールハウスの国際基準である1/12スケールで見てもさらにオーバースケールになっている物や、逆に小さすぎる物などバラバラです。










これだけの量なので、並べるだけでまるでおもちゃ屋さんに!・・・

・・・と言いたいですが、ちゃんとした什器がないと露天商かフリマの人みたいになっちゃいますね。











人によっては、スター・ウォーズやらMARVELは要らない!という方も居ると思いますが、24個のうち約半分は通常のディズニーキャラの玩具になっています。









ミニチュアの中でも一際大きいこの2体は、ディズニーストアで実際に売られていた「アニメイターズドール」ですね。

付属の小物はパッケージにプリントされているだけです。









左側のは、調べたら「ディズニープリンセス スナップ&ゴー」というインスタントカメラ玩具だそうです。

こういうのもミニチュア化してしまう所が、ミニブランズの魅力ですね。

右側はスティッチのブリスターパック入りアクションフィギュア。

こちらは小物がちゃんと造形されています。











一番数多く入っていた、これらのフィギュアは、おそらくバービーなどの標準的な12インチドールをイメージしたものでしょうね。

美女と野獣ペアとラプンツェルペアが揃うのは嬉しいですね。

あ、エルサ撮り忘れた・・・









こちらはピクサー枠からトイストーリーのキャラ。

玩具としては、ドール、ボックスフィギュア、ブリスターフィギュアと、バリエーションに富んでいるのが魅力ですね。

あくまで、キャラクターのミニチュアではなく、ディズニーストアで売られているであろう玩具のミニチュアになっている訳です。









こちらはMARVEL系でまとめてみました。

アドベントカレンダーには5種入っていました。








ブリスター入りアクションフィギュアとしては、キャプテン・アメリカとキャプテン・マーベルのキャップコンビが揃いましたね。

キャプテンマーベルのオプションパーツは、台紙にプリントで再現されています。










そしてこちらはスター・ウォーズシリーズ。

ミレニアムファルコンの箱が小さすぎるのが残念!

まあ、こういう小サイズの商品だと思えばいいか・・・










スター・ウォーズ、MARVELともに、こうしたロールプレイ玩具(なりきり遊び)もラインナップされているのが嬉しいですね。

こちらは大きさ的に約1/12スケール。

ホークアイの弓には、ちゃんと矢筒も入っています。










個人的にアドベントカレンダーで最も嬉しかった2つ。

ダースベイダーとアイアンマン。

「おもちゃのミニチュア」として、シリーズを代表する「顔」になるキャラクターのアイテムが手に入るのはやはり嬉しいですね。

個人的にはこの2個は「大当たり枠」だと思っています。










一方で、24個の中には「ハズレ枠」と言いたくなるアイテムも有りまして・・・

この写真の3点は、いわゆる「紙モノ」です。

ミッキーのキッチン玩具とミレニアムファルコンはただの紙箱。

ショッピングバックは大きめサイズなので、実際にミニチュアを入れて遊ぶことも出来るし、プリントも凝ってはいるんですが・・・

やはり他と比べると見劣りしてしまいますね。

あと、どうせ紙箱で済ませるなら、せめて組み立て式とかにして、もっとデカくして欲しいですね!

ドールサイズより小さいままごとキッチンとか・・・どうしろと?









記事トップの写真を見て頂くと、外箱には「2 Exclusive Minis」の文字があります。

どうやら、この金色のチューバッカとウッディが、このアドベントカレンダーの限定ミニチュアのようです。


通常版のカプセル入り商品では、ディズニーシリーズはシリーズ2まで展開されています

どちらのシリーズにも、レア枠としてゴールドアイテムがあるので、アドベントカレンダーの金色2個も「レア枠」という扱いなのでしょう。

そしてシリーズ2のレア枠にはグローグーのミニチュアがあるんですよね。

アドベントカレンダーの箱にも大きく書かれてますね。




で、とても重要な情報を記しておきますね。

このミニブランズのアドベントカレンダーですが、トイザらス取扱いの品は、どうやらすべて中身が一緒です。

どれを買っても、今回紹介した24種が入っている可能性が高いです。

海外で売られている物は中身のアソートが数種類あるようなので、ネット検索して出てくる物には他の組み合わせも在ったりします。


つまり、トイザらスでアドベントカレンダーを買っても、グローグーが入っている可能性は限りなくゼロ・・・

まあ、このアドベントカレンダーをミニブランズ入門編と捉えて、気に入ったら通常のカプセル版を買い足していく、というのが正しい集め方という事になるんでしょうね。


さて、ワタクシはSWもMARVELもある程度満足したので、通常版のトイミニブランズのTMNTとX-SHOTとパワーレンジャーを狙いたいですね!























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ミニチュア製作のススメ シルバニアファミリー小物編 Part2

2023-08-17 17:39:11 | ミニチュア/シルバニアファミリー






先月に行った「水鉄砲BBQ」で、代理購入して頂いた物を受け取りました。




シルバニアファミリーのクマです。

現行のクマとは違う廃版品ですね。







何と言っても「デカい」!!

一番左が標準であるヒロインキャラのショコラウサギ。

真ん中が大人サイズのアイボリーウサギ。

そして今回のクマ。

・・・デカイ!!

調べてみると、1985年のシリーズ当初に発売された「グレークマファミリー」のお父さんらしいです。

流石に当時品としては状態良すぎるよなぁ、と思ったら2004年に復刻販売されていたらしいので、その時の物かもしれません。










で「服がダセえなぁ」と思って脱がそうと上着を取ったら、なんとズボンはオーバーオールでした。

本来はシャツを着せた上からオーバーオールという姿ですが、この「裸にオーバーオール」のビジュアルが気に入ったので、この姿をデフォルトにする事にします。










マッチョダルマな着こなしとしては、肩ひもは片方のみ!

という事で、もう片方は腕を通さない事にしました。

何とも肉体労働スタイルがマッチする、獣臭が漂うナイスベアになりました!










改めて手元の人形を並べてみると、以前に作ったオリジナルのフルアクションライオン人形よりクマの方が大きかったです。

ライオンは背が高く作りすぎたと思い、可動を殺さず手足の長さカットを考えていましたが、クマのおかげで違和感ない身長となりました。

・・・しかし、頭部の大きさの差が激しいですね。やっぱり作り直すか・・・


ちなみに、ルース品で購入したアイボリーウサギですが、こちらも最初の販売は1986年という古いモデルでした。

ただ、割と近年でもセット品などで出ていたらしく、比較的入手も容易みたいです。











そもそも、初期設定ではシルバニア村の村長が茶色いクマで、グレークマとは家が隣同士という設定なので、村長の親族なんでしょうね。

実物のクマは「グリズリー=ハイイロクマ」という名前ですが、実際はヒグマと同じ暗茶色なので、村長の方がクマっぽいかも知れません。

それでもかなりお気に入りですけどね。


最近のシルバニアは赤ちゃんキャラばかり人気で、商品もそこに合わせ小型化されたものばかりです。

デカいキャラというのは、もはやそれだけでレアですもんね!






さて、そんなシルバニアファミリー人形ですが、絡めて遊べそうなガチャガチャを見つけてはチョコチョコと買っているのですが、最近手に入れた中でお気に入りの物をいくつか紹介したいと思います。







まずはこちらの「ガムボールマシーン」

アメリカンな雑貨感を出すのに、必要不可欠と言っても過言ではないアイテム。

もちろん、様々なミニチュアが出ていますが、たまたま良さそうなガチャを見つけたので回してみました。









正式名称は(株)Jドリームから出ている「チョコレートディスペンサーマスコット」

本体の色が、赤、黄、青、緑、桃の戦隊カラーバリエーションでしたが、もっともディスペンサーのイメージが強い赤色が一発で当たったのでラッキー!

ガムボール(本当はチョコですが)を再現するカラフルなBB弾もついています。











ギミック付きのため、ミニチュアスケールとしてはちょっと大きめ。

右のガイコツは1/12スケールです。

まあ、この手のディスペンサーって実物もいろいろな大きさがあるから、特に気にならないと思います。








さすがにコイン投入までは無理ですが、ちゃんとハンドルの回転と、それに連動して中の玉が排出されるギミックが付いています。

アメリカンダイナーや雑貨店など、いろいろな場面でのアクセサリーに使いやすい品です。







うって変って、次は純和風!





トロ箱に詰められた氷とホタテ!!

こんなミニチュアもガチャガチャで出てるんですね!









大きさは1/18~1/20くらいでしょうか?

1/12のドールハウススケールだと小さいですが、見ての通りシルバニアにはぴったりです。










最近、ショッピングモールに行くと大型のガチャガチャ専門店が出ていたりしますが、こちらの商品はイオンモール限定の「モーリーファンタジー」「トイスポットパロ」という店舗で限定販売されているオリジナル商品。

しかも、1回の料金は398円!

コイン投入式のイメージが強いガチャガチャですが、「電子マネー・QR コード決済」という販売方法だから可能な価格設定!








ご覧のように、中の氷は細かいキューブが積まれたような形で、箱から取り出すことが出来ます。

もちろん、中身のホタテもすべてバラバラになっています。

他にはアジ、タイ、サバ、イカと、どれもシブいラインナップ。

これはもう一個くらい欲しいと思ってるんですが、発売されたのが6月なので、もう在庫は無いかもしれません。













さて、写真のコレ。

釣りを趣味にされている方ならよくご存じだと思いますが・・・

パッケージに書かれていますが、LED付リチウム電池です。

一部、ガンプラのビームサーベルの発光用にも使われているので、ご存じの方もいるかと思いますが。









これを使って、ミニランタンを作ってみました。

まあ、ミニチュアとしては作り古されたネタではあるんですが、やはり人形の手に持たせられる独立電源のランタンって魅力的なんですよね。

ガチャガチャで売られているミニランタンは、シルバニア人形の後ろにあるサイズ。

とてもドールハウスサイズとは言えません。


過去に作ったランタンのミニチュアにミライトを入れられるように加工しましたが、わずか16㎜とは言え、やはりリチウム電池本体の収納に悩みます。

そこで、丸ごと新規で作ってみました。







形も迷いましたが、キャンプなどでよく見られるタイプのランタンです。

材料は過去のミニチュア作りで余っていたポリカーボネートの鉛筆キャップとビーズ類。








このように、ランタンの上部をパカっと取り外し、中の空洞にミライトを差し込みます。

ここの蓋パーツは、セメダインBBXを使っています。

こういう所でも便利ですね。

なんせ、このミライトの黄色は連続点灯7時間しか持たないので、頻繁に取り換える必要が出てきますから、ミライトを取り外しできる機能が必須なんですよね。







これで、シルバニア人形に持たせても、ちゃんと単独で光るランタンが完成しました。

電源コードの取り回しを考えず、さまざまなシチュエーションで使えるランタンです。

もう一度作るなら、やはりハリケーンランタン型が良いですねぇ。












そんな訳で、ミニチュアフード作りからドールハウス小物作りへ移行し、シルバニアファミリーに移って、そのシルバニアファミリーもおかしなことになり始めているミニチュア趣味ですが・・・


まあ、あまり深く、固くは考えず、自由気ままに楽しみたいと思います。


さて、そろそろシルバニア人形の服が欲しいけど・・・裁縫まで手を出すか・・・?



















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タミヤ 1/35 MMシリーズ レンガセット&土のうセット

2023-08-06 09:09:24 | ミニチュア/シルバニアファミリー


長らく、細々と続けているミニチュア作りですが、ネタもアイデアも無限というわけではありません。

なので、ガチャガチャや既製品をうまく使って、ラクして楽しんでいるのですが・・・


今回取り上げるのは、私自身「人生でそれ買うの何度目?」と言うほどの定番商品。

模型好きなら一度は買ったことがあるであろう定番プラモです。









タミヤが世界に誇るプラモデルシリーズ「1/35ミリタリーミニチュアシリーズ(通称MMシリーズ)」より「No.25 土のうセット」と「No.28 レンガセット」です。

最初に買ったのなんて、自分が小学生の頃だよなぁと思ったら、土のうセットの発売は1973年9月、レンガセットが1973年10月という、なんと半世紀売られ続けているとんでもないプラモでした!










こちらが、レンガセット。

パッケージ裏面には欧州のレンガについての蘊蓄も書かれています。

最初からレンガが積み重ねられたパネル状のパーツが3種類あり、組み合わせる事でさまざまな「レンガの壁」を作る事が出来ます。

また、パッケージに印刷されたレンガのイラストも、製品と同じ1/35スケールになっているので、これを切り抜く事でジオラマなどに使うことも出来るというプレイバリュー溢れた商品です。









土のうセットは、開けるとブロックパーツのような土のう袋がビッシリとランナーにくっついています。






土のう袋1袋が1パーツで再現されており、裏面は肉抜き穴が大きく空いています。

想定されている使い方として塹壕などにしたり、戦車に積んで防弾装甲にしたりするようです。









1パーツなので、ランナーから切り離すだけで完成なのですが、流石に50年物のプラモデルですから、ゲート処理やパーティングライン処理が必要になります。

特にゲートは、土のう袋の短辺中央の、わずかに凹んだ位置になるので、デザインナイフなどで地味に処理してきます。

パーティングラインは、ちょうど土のう袋の横縫い目位置になっているので、これを全て削り取るか、うっすら残して縫い目を表現するか、作り手の思考が反映できます。

ただ、この単純作業が48個あります!

気にせず遊ぶのも良いですが、やはり目立つ部分なので処理したいですよね。

写真のは左がランナーから切り取ったもので、右がデザインナイフでカンナ掛けしてパーティングラインを消し、ゲートも削った物です。









ようやく48個のパーツ処理が終わり「よーし、さっそく塹壕でも組んでみるか!」となるんですが・・・

モノは特にジョイントも何もないただのプラ粒。

積み重ねても、ちょっとバランスを崩すとボロボロと崩れていきます。

そもそも情景模型として固定化する事が前提のアクセサリーキットなので、組み換えという部分は考えられていないんですよね。










そこで約に立つのが、セメダインのBBXという「粘着剤」

一言で言えば、貼って剥がせるというのが特徴です。

チューブの中に透明なゲル状で入っており、対象物に塗って乾かすとシールの糊面みたいなベタベタした膜になります。

ミニチュア作りにはとても重宝しており、小さすぎてジョイントやはめ込みを作れないパーツ同士を組むのに最適です。

接着したくないけど固定したい!はミニチュア遊びではよくあるシチュエーションだと思いますが、セメダインBBXがあれば割と解決します。









これを48個の土のうの裏面に塗れば・・・

ご覧のように弧を描くトーチカ風にもすぐ組めます!

これ、固定化されてないんですよ?!すぐに組み替えできちゃうんですよ!?

便利ですよね。









せっかくなので、シルバニアファミリーの人形と遊んでみました。

写真にはちゃんと写っていないですが、積み上げた土のうの端っこは、どうしても土のうを斜めに積み上げる必要が出てきます。

何もしていないパーツなら、斜めに配置するだけでズリ落ちてしまいますが、BBXを塗ったパーツなら、ちゃんと斜めの位置で張り付いてくれます。









さらに、土のうを組み替えて、レンガセットも使ってジオラマ風にしました。

レンガセットは各パーツのジョイントが木組手のように凸凹になっていて、ブロック玩具のようにはめ込んで使うのですが・・・ さすがに50年で金型も劣化しているのか、昔はガッチリ組めていたのにユルユルになっています。

写真では裏側からマスキングテープで留めていますが、これもBBXを接手に塗った方が良いかもしれません。










ちなみに、土のう袋は全部同じに見えますが、2種類あり、重さで潰れた感じに平たくなっていて、袋の両端がそれぞれ上向き、下向きの互い違いになっている物が36個。

潰れておらず、袋中央が盛り上がって四隅が全部垂れた形の物が12個あります。

写真の積んでいる土のうは、一番上が潰れていないタイプ、それより下は潰れているタイプです。










もともとがミリタリー用のアクセサリーキットなので、どうしても戦闘シーンに見えてしまう組み合わせですが、アイデア次第では様々な物に使えると思います。

また、大きさ的にも1/35スケールとはなっていますが、他の大きさに混ぜてもそこまで違和感は大きくありません。

一緒に飾る物次第ですが、ざっくり1/12~1/48スケールくらいまでは使えるんじゃないかと思います。










特にレンガセットは汎用性が非常に高いキットです。

ミリタリーだけでなく、様々なシチュエーションで使えます。

最近は100均のミニチュア系商品が充実していますが、いまだにこのレンガセットを超えるレンガ壁グッズは出ていませんね。


どちらのセットも昔に比べると値段も倍以上になっていますが、それでも250円→550円とかなので、かなり安価に買うことが出来るのも嬉しいポイントです。

もちろん、塗装に自身のある方は、よりリアルな質感表現で楽しむ事も出来ます。

ミニチュアやドールハウス、シルバニアを楽しむ方は女性が多いと思いますが、割とプラモデルでも使い勝手の良い材料がありますよ!!






















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ミニチュア製作のススメ シルバニアファミリー小物編

2023-05-31 10:34:54 | ミニチュア/シルバニアファミリー








娘を喜ばせるために始めたミニチュア作りですが、次第に自己満足の世界になり、さらにはドールハウスサイズから、すっかりシルバニアファミリーサイズに移行してしまいました。

やはり、国内での趣味人口が、シルバニアファミリーは圧倒的に多いんですよ。

さすが1985年から38年も経っている玩具。

人口が多いという事は、それだけノウハウや公開されている情報が豊富だと言えます。




そんな、国内の女児(女性?)向けミニチュア需要シェアNo.1のシルバニアファミリーですが、全国に公式ショップが展開されています。

公式ショップ「シルバニアファミリー 森のお家」では、海外版の商品や、一部店舗限定品などが売られています。






そんな店舗限定品で、あまり目立たず売られていたのが、こちらのアクセサリーキット。

通常の「お家」を買った人が追加で買い足すためのグッズで、自分が買ったのはグラスとカップソーサーのセット、3連の学校机と椅子のセット、長ベンチと郵便ポストのセット、の3点です。

どれも、たしか2~300円程度だったと思います。








1000円もしないでこれだけのセットが公式で揃うなんてすばらしいですよね!

特に食器系はいくらあっても困らないですからね。









なにより公式商品ですから、サイズの心配が要りません!

自作では1/12スケールを基本として、シルバニア人形と現物合わせでスケールバランスを取っていましたが、その手間が省けるのは嬉しいですね。











さらに、自分としてはかなり珍しく、ハードオフで中古玩具を買ってきました。

なんせ、公式の商品は「はじめてのシルバニアファミリーセット」の型落ちしか持っていないですからね。


みるくウサギの大人版(おとうさんかおかあさんか不明)と、子供部屋の棚らしき物、それと食玩の装動シリーズから仮面ライダーゼロワンに登場したバトルレイダーを購入しました。

どれも激安です。









よく見ると、みるくウサギの耳が片方折れています。

中古玩具なので劣化や熱変形で曲がったのかと思っていたら、ちゃんと耳の曲がった種類があるんですね。

良く調べきれませんでしたが、海外版などではこの耳の曲がったバージョンだったみたいです。・・・ん?レアなのか?


棚の方は、引き出しなどのプリントがいかにも子供部屋っぽいデザイン。

でも、引き出しの数も多く、元のデザインは良い物ですね。









という訳で、リペイントしてみました。

いや、今回買った家具類は全部ペイントするつもりで買ってるんですが。

色は悩みましたが、シンプルに黒ベースで差し色に金を使ってみました。

これで子供家具とは思えない雰囲気になりましたね。









以前に作った小物類を棚に詰めてみました。

さらに雰囲気がアンティークでアカデミックに変化します。

ちなみに、一番下の段は手前に開くハズだったのですが、塗膜が厚すぎたのか、キツくて開閉不可になってしまいました・・・








以前に塗装した家具類は赤っぽい色だったので、黒一色ではマッチしないかな?と思ったんですが、並べてみるとそこまで違和感は無いですね。

パッと見は子供用の学習棚が基だとは分からないのではないでしょうか?










さらに、こちらの郵便ポストもペイントします。

小さな家を模したポストで、既製品のままでも細かい作りと塗装で悪くはありませんね。








こちらも、黒を基調に他の家具と並べても違和感の無いように、ちょっとダークな色合いにしてみました。

赤い屋根から、深緑の屋根色に変更しています。








ギミックもちゃんとしていて、裏側は扉を跳ね上げて中の郵便物を取り出せるようになっています。









土台部分は黒だけだと質感がイマイチなので、ガンメタで少しだけドライブラシをかけています。

家の部分の四隅も、実物を想像すると金属フレームの方が良いかと思い、同じ黒銀で塗り分けました。

飾り扉にはポイントとなる金色を施しました。











さてさて、また話が飛ぶのですが、先日ダイソーで見つけたマスキングテープ。

色々と凝っている柄が多いですが、コーヒーショップの看板柄というのを見つけました。

これを木板に貼れば、そのままミニチュア看板になります。







そのままでは寂しいので、板のフチは水性ニスで着色してあります。

シルバニアと並べても、違和感の無いサイズです。









「シルバニアファミリー 森のお家」で購入した三連の学習机をペイントし、ショップのカウンター風にしてみました。

過去に作ったコーヒー関連のミニチュアと、マスキングテープの看板を立ててコーヒースタンドにしてみました。








このマスキングテープ、看板の柄が数種類あるので、他も作ってみました。

マスキングテープである以上、下地が透けてしまうのですが、逆にそれを活かした質感変化を利用できないかと試行錯誤しています。











中古で買ってきた装動のバトルレイダーは、装甲パーツを剥がしてシルバニアに装着。

装着と言ってもテープで仮留めしているだけですが、サイズ感は良いので少しの改造で使えそうです。

よし、今日からコイツの名前は「アサルトウサギのおとうさん」だ!









先程のマスキングテープを使った看板もそうなのですが、シルバニアでのミニチュア作りにおいて心の師と仰ぐ方から教えて頂いた小ワザを紹介。

こちらはアクセサリーのパーツショップで買ってきた、キーホルダーなどに付けるチャームです。

調べてみると、いろいろとミニチュア遊びに使えそうな形がたくさんありました。

自分が購入したのは、なんと1個80円というリーズナブルプライス!


本来はチャームなので、鎖などを付けるリングが付いているのですが、それをペンチやニッパーで切り落とし、ヤスリでキレイにしてリタッチしています。

材質はハッキリ分かりませんが、真鍮などの比較的加工しやすい金属を使っているようで、リングのカットもニッパーで簡単に切り離せました。







リペイントした棚に並べてみると、アンティークショップ風にする事が出来ます。

また、右側に写っているガイコツには鍵束を持たせてみました。

なんだかミステリーとか宝探し感が出ますね。

ちなみにこのガイコツは1/12スケールです。









ミニチュア遊びも、ゼロから自作するだけでなく、こうしたちょっとの買い物をちょっと工夫するだけでも、遊びの幅が広がります。

冒頭にも書きましたが、特にシルバニアファミリーはサイズやスケールを厳密にしなくても楽しめるので、様々な物が活用できます。


さて、まだまだ活用できそうな小物を探してみますよ!


















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ターリン・インターナショナル シルバニアファミリーフィギュアコレクション

2023-05-28 08:23:50 | ミニチュア/シルバニアファミリー








最近、ミニチュア作りも、ドールハウスのスケールから、すっかりシルバニアファミリーにシフトしてきています・・・

程よいユルさとか、国内でのアイテム展開量とか、ネットで調べた時の先人の情報量とか、正直「やりやすい」んですよね。







で、そんなシルバニアファミリーですが、レギュラーの商品以外にもカプセルトイでも展開されています。

基本はプレイセットとミニフィギュアのセットなのですが、ミニフィギュアのみの商品が、今回取り上げる「シルバニアファミリーフィギュアコレクション」です。

ちょうど、今時期に第二弾が発売になったのですが、先日に第一弾をようやく購入出来ました。











ご覧のように、単品売りされている人形のパッケージをイメージしたミニ箱に、無可動1ピースのミニフィギュアが入れられています。

通常サイズのシルバニアと比べても、半分以下の大きさ。

まさに「シルバニアのシルバニア」ですね。









第一弾のラインナップは
ショコラうさぎの女の子(フレア)
ショコラうさぎのお母さん(テリー)
ショコラうさぎのお父さん(フレイジャー)
くるみリスの女の子(サフラン)
クマの女の子(アンドロメダ)
ほしぞらネコの女の子(シャンテール)

3度回して、アンドロメダ、フレイジャー&フレイジャー・・・

ダブりました。







しかし、心配ご無用!

以前にシルバニアのガチャでフレアは引いていました。

パッケージは全種共通なので、入れ替えれば問題ありません。


また、このパッケージ、ウインドウ部分がふにゃふにゃのフィルムで作られており、上の写真で分かる通り、常に表面が歪んでいます。

これは見栄えが良くないので、ちょっと手を入れて作り直す事にしました。

ちょうど、ホットウィールの空きパッケージが転がっていたので、こちらのブリスターを使います。










箱の大きさは2センチ角なので、それに合わせてブリスターを切り、もともとのフィルムはキレイに切り取ってブリスター切り出しのウインドウと交換します。

ついでに、箱の中にフィギュアが固定化されていなくて、カラカラと動き回る状態だったので、両面テープで固定化。


また、もともとガチャのブックレットには背景紙が印刷されていて、切り取って中に入れてあげる仕様になっています。







この角度だと、ウインドウを交換した効果が分かりやすいかな?

やはりパキッと角の立ったパッケージの方が見栄えが良いですね。








さらに、ダブったフレイジャーの1体は塗り替えでオリジナルキャラにしました。

黒ウサギはすぐに思い浮かんだのですが、服の色に悩みましたが、深緑系にしました。

ズボンは、カラーバランス的に変えない方が良いと思い、元のままです。








という訳で、3つとも、パッケージに手を入れて完成です!

でも結局、フレイジャー1体が余るんですけどね。









以前に紹介した「5サプライズ トイミニブランズ」やミニプラモデルと一緒に並べると、おもちゃ屋の感じに近づいてきました。

まだまだ、お店っぽいレベルには遠いですが、玩具好きの部屋レベルまではもう少しですね。


ちなみに、最近発売になった第二弾「シルバニアファミリーフィギュアコレクション2」ですが、ラインナップが
みるくウサギの女の子(レベッカ)
みるくウサギのお母さん(ケイト)
みるくウサギのお父さん(アレックス)
ショコラウサギの女の子(フレア)
くるみリスの女の子(サフラン)
クマの女の子(アンドロメダ)
ほしぞらネコの女の子(シャンテール)

と、メインキャラは色変えですが、ほぼ同じ・・・

なかなか新キャラは出てくれないようですね。

是非、ビーバーファミリーとかアルパカファミリーを入れて欲しいです!!























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ミニチュア製作のススメ 既存プラモでおもちゃ屋編

2023-05-25 06:18:01 | ミニチュア/シルバニアファミリー









「プラモデル」と言っても、その中には様々なジャンルがあります。

大きく分けると、架空のロボットやヒーローなどの「キャラクターモデル」と、実在する(しない物もあるけど)自動車、飛行機などの「スケールモデル」の2種になります。

このスケールモデルの中の「戦艦」ジャンルに「ウォーターライン」というシリーズがあります。

船の喫水線から上、つまり海の上に出ている部分のみを模型化したシリーズで、タミヤ・アオシマ・ハセガワと3社を跨いで発売されている定番ポジションなシリーズです。

スケールも基本は1/700と統一されています。

このシリーズ、主役となる戦艦以外にも、港のドッグやらアクセサリー類が山のように発売されています。







そんな1/700ウォーターラインシリーズの、戦艦に載せるための飛行機とヘリコプターのプラモを購入しました。

一つはピットロード社の「世界の現用戦闘機セット2020」

もう一つは、アオシマ社の「陸上自衛隊ヘリコプターセット」







こちらがピットロードの「世界の現用戦闘機セット2020」のランナーです。

箱には、これと同じランナーが2枚入っており、合計12機の戦闘機が組み立てられます。










で、なんで1/700のプラモなんか買ったのかというと、シルバニアファミリー用です。

つまり「めちゃくちゃ小さいプラモデルをシルバニアの玩具に見立てよう」という遊びです。










戦闘機本体は4~5パーツ程度で組み立てられるので、そこまで難しくはありません。

しかし、戦闘機の下面に取り付けるミサイル類が・・・

とんでもない細かさで、ランナーから切り離して接着しようにも、ピンセットで摘まんで、ちょっと油断して弾くと・・・もう部屋のどこに消えたのか分かりません。

いざ戦闘機に接着!となっても、パーツが小さすぎるゆえに、接着剤を塗る場所が分かりにくいです。

本体側にも、明確に取り付ける位置決めが出来る凹みなどもなく、フル装備をさせるには相当な模型スキルが必要になります。

あまりに難しい&接着面積が小さすぎて、何度かチャレンジしましたが・・・諦めました。











とりあえず、仮組した戦闘機をシルバニアファミリーに持たせてみました。

ちょっと大きいモデルになりましたが、これ以上小さい飛行機というと、なかなか見つけることが出来ません。












老眼と手の震えと戦いながら、組み立てて塗装した物。

大きさは僅か3センチ程度です。











とりあえず、数機は完成。

この小ささなのに、全体にはパネルラインがビシっと彫刻されているので、もっと腕のいい人が塗装すれば、小スケールとは思えないほどの完成度になると思います。







ガンダムマーカーのふき取りタイプのスミ入れペンを使いましたが、ちょっとスミが残りすぎて汚くなっちゃいました。

カラーリングは、マクロスのバルキリーを参考にしています。









シルバニアファミリーはノンスケールですが、アクセサリー類は1/12~1/24が適正サイズで、一番合わせやすいのが1/20スケールと言われています。

つまり1/700のプラモを持たせると、「シルバニアの世界での1/35スケールの模型」と見立てる事が出来ます。









こちらはアオシマの「陸上自衛隊ヘリコプターセット」

パッケージでは4機種のセットに見えますが、実はオスプレイやトラックなど、ボーナスパーツが豊富な超お得プラモです。










ただ、パーツ割は、先ほどのピットロード製の戦闘機よりはるかに細かいです・・・

わざわざ着陸脚を別パーツにするとか、鬼ですか?

ピンセットが大活躍ですが、万が一にもパーツを落としたり、つまみ損ねて弾いたりしたら(実際に相当な回数しましたが)、もう未完成確定です。

予備パーツもありません!

おまけにデカール!いや、もう最初から貼る気は失せてますが・・・


戦艦モデル作ってる人たちは、みんなこんな工作してるの?










こちらに写っているのが、ボーナスパーツの幌付きトラックと高軌道車。

非常に小さいパーツですが、1パーツ成型にしてはディティールもバッチリです。

この大きさは、シルバニアに持たせても、ちゃんと「ミニカー」に見えるサイズですね。










乗り物のオモチャだけだと寂しいので、やはり「フィギュア」が欲しくなります。

小さいサイズのフィギュアと言えば、鉄道模型のジャンルでは1/150スケールの人形などが売られています。

しかし、もっと金額的にもお手頃な物を発見しました。

ガンプラ売り場でたまたま発見した「ビルダーズパーツHD 1/100 MSフィギュア01」です。








ご覧のように、1/100スケールの人形が1枚のランナーに14体、さらに商品には2枚のランナーが入っているので28体のフィギュアが出来ます。







シルバニアとのサイズ比較。

1/20スケールのシルバニアが1/100スケールのフィギュアを持つので・・・シルバニアにとっては「1/5の人形」となります。

まあ、ここはシルバニアの大雑把スケールで考えて「1/6=12インチ=30センチフィギュア」として扱います。










ランナーから切り離せば完成なのですが・・・

普通に塗るだけでは面白くないので、妄想設定込みでのネタで塗装します。


「地球連邦軍が、貴重なMSパイロットの生還率を上げるためノーマルスーツ自体に戦闘能力を付与した試作スーツ、通称:仮面パイロット。様々な状況を想定し、数種類が試作された。」






「スーツ1型は内蔵コンピュータにあらゆる格闘技の技をインプットし、パイロットの格闘能力を大幅に底上げできる。
女性着用を想定した2型は筋力サポート機能が強化されており「技の1型、力の2型」と呼ばれている。」


という訳で、最初の写真で気づいていただけた方もいるかと思いますが、有名ヒーローのアレのパロディで塗装しています。






ちなみに1/100のフィギュアというと、大きさはこのくらい。

16㎜~18㎜くらいです。







サイドラインは頑張りました!

やはりここは、1型には2本線、2型は1本線をどうしても入れたかったですから。

逆に、それ以外の場所は、思い切り省略して塗っているので、ぱっと見は元ネタに気付かないかも知れませんね。




他のフィギュアも、妄想設定を紹介。



「1型、2型をベースに試作されたバージョン3(3型)は力と技のバランスが取れた傑作機である。
4型はメカニック用にダウングレードしたタイプで、ハーフヘルメットとフェイスマスクの簡易型だが、作業用アームが装備されており、通称は「パイロットーマン」と呼ばれる。」





「5型は、宇宙空間に耐えれる機密性を水中用に転換しており、タイプXと呼ばれる。
海中での戦闘や作業用に万能スティックを装備している。」






「6型は、地上部隊パイロット、特にジャブロー周辺の南米ジャングルでの戦闘ならびに生存率を上げるために開発されたバージョン。特に大胸筋から上腕部の筋力増強に優れ、手刀を振り下ろす打撃が強化されている。」






「7型は、MSのジェネレーターから排出される余剰電力を、パイロットの戦闘に転化させるための回路を搭載した通称「S(スペリオール)タイプ」。より電力の出力が強化された超電子回路を搭載したタイプもある。」







本当はもっと細かい塗装しなきゃ、元ネタが分かりにくいんですけどねぇ。

でも、塗装ばかりに力を入れても、そもそもの目的である「シルバニアにとっての人形遊び」という部分から離れた遊びに成りかねないので、ある程度で切り上げます。















いくつか作った物を、セリアで購入してきたミニチュア棚に並べてみました。

もうちょっとゴチャゴチャしていても良いですね。










既存の製品をうまく使って「ミニチュアのミニチュア」を作るコンセプト。

プラモデル以外にも、いろいろ使える物はあると思うので、ちょこちょこ探してみたいと思います。


















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ZURU 5サプライズ トイ ミニブランズ

2023-05-22 11:25:39 | ミニチュア/シルバニアファミリー

我々には、ダーツブラスター「X-SHOT」の発売元で認識されている、アメリカ玩具メーカーの「ZURU(ズールー)」

もちろん、ブラスター以外の玩具も多数リリースしていますが、今回はその中でも大ヒットしている商品のレビューです。







こちらのガチャガチャのカプセルのような物。

「Mini Brands(ミニブランズ)」というシリーズの商品です。

まあ、要するにミニチュアが入ったカプセルなのですが、様々なシリーズが発売されています。

無印のミニブランズは食品や化粧品などの生活雑貨、ハンバーガーなどのジャンクフードに特化したフーディーミニブランズ、カバンや帽子などのミニファッション、ディズニーキャラの玩具をパッケージごとミニチュア化したミニブランズディズニーストア、そして、今回自分が買った、玩具全般のミニチュアが入っているトイミニブランズ、と多数がラインナップされています。

その他に、専用ケースとセットになったコレクターエディションや、店舗型のプレイセットなどもリリースされており、一大シリーズと化しています。








パッケージのシュリンクを破くと、カプセル自体はこんな感じ。

かなり大きなカプセルで、ソフトボールぐらいの大きさがあります。

見た目はもうポケモンボールですね。








ゴムの留め具を外すと、ボールが5個に分割します。

それぞれは中身が見えないよう、蓋がされています。

そう、「5 Surprise」の名前の通り、1カプセルに5個のミニチュアが入っているんです。








パッケージを剥がすと、それぞれ分割された小部屋に一個づつ、ミニチュア玩具が入っています。








全て出してみました。

割合の大きなピンク側は、内部も大きくなっており、何やら組立玩具がギチギチに入っていました。

もう一個の部屋は、ミニチュアとブックレットがギュウギュウに詰まっていました。









組立玩具を説明書通りに組んでみると、ショッピングカートになりました。

色合いは女児向けっぽい感じですが、造形などは悪くありません。









それ以外のミニチュア玩具。

ただのミニチュアではなく、フィギュア系はパッケージもしっかり作られています。

ブリスターパックのミニチュアなんて最高ですね!


でも、一番手前のプッシュボップは尺寸も合わないし、面白くもなんともないので娘に即、あげちゃいました。

一応、小さくてもちゃんとシリコンで出来ており、本物のプッシュボップ同様に凹ませて遊ぶことが出来ます。

今回はタートルズが出たのは自分的にアタリです!









そして、この玩具の一番ヤバい所は、1シリーズでラインナップされるミニチュアが、なんと100種類以上あるんです!

1カプセル買えば5個もミニチュアが手に入る、とは言え、元の種類が100種以上なので、自分が狙ったミニチュアが出てくる確率は極めて低いです。





そして、その膨大な数のミニチュア種類は、付属のブックレットで確認する事が出来ます。

こちらの4種はブックレットでも大きく取り上げられている当たり枠。

フローズンモーメントと書かれていますが、よく分かりません。

とりあえずXショットの水鉄砲がラインナップに入っているという事は確認できます。












他にも、Xショットがラインナップに入っています。

ダイノアタック クローハンターと、なんと大型モデルのハイパークラッシャーもあります。

これらのミニチュアは、スケールは厳密にはなっていないので、おそらくクローハンターとハイパークラッシャーは同じ大きさだと思います。










自分は今回、TMNTのラファエロが当たりましたが、他のメンバーもあります。

これは4種揃えたくなりますねぇ・・・









他にも、パワーレンジャー(初代)も箱入りフィギュアとしてラインナップされています。

しかしこちらは残念な事にレッドとブラックしかありません・・・

既にトイミニブランズのシリーズ2も出ているので、そちらでフォローされていたら嬉しいですね。










先程も書きましたが、全体的にスケールは決められていないので、1/12の国際的ドールハウスにも、シルバニアファミリーにも厳密には合いません。

が、ミニチュアの良い所で、多少大きさが違っていても雰囲気で楽しめてしまう所があります。

国内でのミニチュアといえば、フード系が人気ですが、「料理・弁当・パン」などのミニチュアが主流です。

ミニブランズのようなスナック菓子やジャンクフードっていうのは新鮮さもあり、ヒットする理由が分かりますね。



オマケにミニファッションのようなカバン類まであるとなると、そりゃヒットするよなぁと思っています。

国内でもトイザらスなどで売られており、割と気軽に買えるようになっていますね。

ミニチュア好きなら、絶対に買って損は無いと思います。


問題は、価格がソレナリって所くらいですね・・・























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ミニチュア製作のススメ アンティーク天文学器具編

2023-04-29 18:03:25 | ミニチュア/シルバニアファミリー






しばらくぶりのミニチュア製作です。

ちょっと立て続けに作ったので、まとめてアップ。



もともと、天文学の器具類、特に渾天儀と呼ばれる器具は、ミニチュアでチャレンジしたいと思っていました。

今年になり、ミニチュア玩具のブーム火付け役ともいうべきリーメント社のぷちサンブルシリーズより「天文学者の不思議な研究所」という商品が発売されました。

実は発売されたことは、自分でミニチュアを作った後に知ったのですが、他のミニチュア製作されている方々が宇宙、天体物を作られた事に触発され、自分でも作ってみようと思い立ちました。







まずは、渾天儀をどんな風に作るかを考えます。

ダイソーで購入した6㎜のビーズと、同じくダイソーのメタルリングパーツという物を組み合わせてみると、なんとなくそれっぽい形に。

これを中心に、ダイソーの色々な売り場を探し、使えそうなパーツを買って組み合わせていきます。







先にミニチュア渾天儀を作成された方から「アクセサリーパーツは使えるのが多い」と聞き、探してみると指輪で丁度良い大きさのリングがあったので、それを組み合わせて形にしていきます。






こちらはプラモデルのランナー。

よく見かける、この円形の部分。

これを台座にする事にしました。






さらに、NERF改造用に買っていたアクリルパイプも良い大きさだったので、輪切りにして使用します。






組み合わせて色を塗ったのがこちら。






パーツ同士は接着している部分もありますが、0.5㎜のピンバイスで穴あけ&極細ワイヤーを軸にしている部分もあるので、ある程度は回転もできます。






シルバニア人形と並べても違和感ないサイズに仕上がりました。

歯車の装飾と合わせ、アカデミックな雰囲気よりファンタジーっぽさが強くなりました。









もっとアンティークだけどアカデミックな雰囲気にしたく、今度は1.6㎜太さの真鍮線を曲げて別バージョンの渾天儀を作ってみました。

中央の地球に見立てた球体は8㎜ビーズです。

真鍮線を適当なパイプに何重かに巻き付け、曲がり癖を付けたら切り離してリングを作ります。

数個作ったリングを、今度はペンチなどで慎重に一回り小さく曲げ、大きさ違いのリングを作っていきます。

この作業が難しく、なかなかキレイな円形にならず、どうしても歪んでしまいます・・・





理想的な形にはなりましたが、前作より一回り大きくなってしまいました。

まあ、明確に大きさの決まっている物ではないので、これでも良しとします。






こちらも、各リングの接続は0.5㎜穴と極細ワイヤーで軸を作っているので、くるくると回すことが出来ます。

ただ、とても小さい工作のため、なかなか精度が出せず、軸も水平、直角に作る事が出来ませんでした。

自作では物の大小にかかわらず、水平、垂直を出すというのが重要ですね。

よく見ると、軸打ちの為の穴も「ためらい傷」みたいなのが沢山あります。








渾天儀だけあっても、天文学っぽくないので、やはり定番の天体望遠鏡を作る事にしました。

とはいえ、ノスタルジックでアンティークな雰囲気にしたかったので、小さい恒星観察用の望遠鏡です。

もちろん、反射式ではなく屈折式です。








これは、既に家に有る材料、パーツだけで作る事を考え、望遠鏡本体はプラパイプの組み合わせ、三脚部分はプラモのランナー、細かい部分はプラ版の切れ端から作りました。






本体はタミヤプラパイプの組み合わせです。

8㎜パイプ、5㎜パイプ、3㎜パイプはそれぞれ組み合わせるとピッタリ収まるので、程よい長さにカットして接着するだけで望遠鏡っぽい筒が作れます。







完成したのがこちら。

レンズは、古い望遠鏡なら曲度のキツイ凸レンズだろうと思い、ビーズをそのまま突っ込みましたが、さすがに雑過ぎましたね・・・








三脚部分と望遠鏡部分はコの字型のパーツで挟み込んだ接続にしており、固定化していません。

なので、このように仰角を変えることも出来ます。








実際にシルバニアと組み合わせてみると、今度はちょっと小さく作り過ぎたようです・・・

もう少し高い位置にしないと、上手く望遠鏡をのぞき込ませることが出来ません。

また、三脚は固定で作ったのですが、やはり可動しないと細かいシチュエーション表現が出来ません。









そこで、主に三脚部分を全て作り変える事にしました。

もともとのプラモランナーを利用した脚に、プラパイプを組み合わせる事で伸縮できるようにします。

そのプラパイプを繋げる基部は、プラ版を組み合わせ、ここも0.5㎜の軸を作って可動するようにします。








プラパイプの端を少し削り、穴を開けた部分に短く切ったワイヤーを入れ、瞬間接着剤で固定します。

非常に細かく、気を張る作業ですが、渾天儀作成でさんざんやった工作なので、なんとなくコツは掴んできました。








三本のプラパイプを接続したところです。

後は水平を保てるよう、軸の太さを調整して渋みを与えたり、細かい所を削ったりして調整します。







望遠鏡本体も、プラペーパーを巻き付け延長しました。

雲台もボリュームアップさせ全体のバランスを取ります。

これでシルバニア人形と並べても違和感ないサイズになりました。






一回り大きい自作の人形と並べても、足の長さが調節できるので問題なく使えます。







脚を縮めて折り畳み、本体と分割するとコンパクトにまとめる事が出来ます。

この後、色を塗って完成です。

ちなみに塗装しているのはシタデルカラーのルーンロードブラス。

週刊ウォーハンマーについてきた塗料ですが、古びた真鍮っぽい色になるので、こうしたアンティークっぽい物を作る時には重宝します。

ただ、塗料として使い慣れていないので、なかなかキレイには塗れません・・・









さらに「これも飾りたい!」と思い立ち、太陽系儀を作る事にしました。

冒頭で書いたリーメントの太陽系儀がめちゃめちゃ小さく、とても良く出来ているので、それを真似たサイズにしたかったのですが、どうしてもある程度惑星の大きさ差を表現したく、試行錯誤。

結局、家に有ったビーズでは一番大きい12㎜ビーズを太陽に使い、別の大きさのビーズを数種類、あとはマチ針の抜け止めのボールが丁度良い大きさだったので、それも使う事にしました。








2㎜の真鍮線に、太陽に見立てたビーズを固定します。

3㎜径のプラパイプは内径が2㎜なので、これを輪切りにし、本体となる真鍮線に通します。

後は惑星となるビーズをワイヤーでそれぞれプラパイプに差し込み固定していきます。









どんどん太陽系の惑星を追加していきます。

水星と月は良い大きさの球体が見つからなかったので、楕円のガラスビーズにレジンを垂らして作ってみましたが、やはりきれいな球体になりません。

でももう細かくて作り直すのも大変なのでこのままにします。










大きな惑星である木星と土星も、同じように作成し取り付けます。

一番外側だし、惑星として大きいので、テコの原理で重さの負担が掛かるパーツですが、どうにか他の惑星の接続方法と同じで取り付けられました。

土台のパーツは、サークルカッターで切り抜いたプラ版と、金属ワッシャーを組み合わせています。

金属ワッシャーの重みが全体を支えてくれます。









全ての惑星が自由にクルクルと動きます。

ただ、全体の大きさはこの状態で、直径10センチ。

もし通常のドールハウスサイズで考えると、実物は直径120センチにもなるので、かなり大型な太陽系儀という事になります。








各惑星の色も、悩みました。

あまり実物を参考にした色だと、ミニチュアとしての見栄えが地味になります。

結局、実際の色は関係無しに、何となくその惑星の名前から連想される色にしてみました。

水星だから水色、金星は金色、地球はもちろん青にして、月も金色。

火星は赤だけど太陽とカブるので、赤紫のマチバリがあったのでそれを使いました。

木星は特徴的な縞を表現したかったのですが、全体の雰囲気を考えクリアーブラウンのみ。

土星はビーズにプラペーパーで作った輪を貼り付け、黄土色っぽくしてみました。








これだけ揃うと、なんとなく天文学的に見えてきませんかね?

材料費は大した金額掛かっていませんが、手間を考えると「買った方が安い」となっちゃうんですが・・・

しかもリーメントのヤツなら、このほかにも六分儀とか家具類とか犬とかも付くんですよね・・・








部屋っぽいレイアウトにして飾ろうかと思ったら、前に作った床板が歪んで使い物にならなくなっていました・・・

これだけ色々小物を作って並べても、まだまだ物足りないですね。

また思い立ったらミニチュアを作り足していきたいと思います。























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ミニチュア製作のススメ ウイスキーボトル作例編

2022-12-17 08:23:22 | ミニチュア/シルバニアファミリー








前回のウエスタンサルーン編でご紹介した洋酒瓶ですが、備忘録的に製作のメモを残しておこうと思います。

ミニチュア作りに限らずなんですが、どうも自分のモノ作りは「思いついたら即行動」のクセが抜けず、いつも作成途中の画像や動画を取り忘れるんですよね。

動画なんかは最初から「撮ろう」と意識してやると、作業がカメラスタート、ストップのたびに中断してモチベーションが低下してしまいます。

だから最近はYouTubeへの動画投稿が止まっちゃったんですよねぇ。






さて、気を取り直して、肝心のミニチュアについてですが・・・



前回の記事でご紹介した酒瓶の多くは、このダイソーで購入した「われにくいえんぴつキャップ(クリア)」を使っています。

ポリカーボネイトなので透明度が高く、瓶だけでなく様々なガラス円柱再現に適しています。

なにより、14本も入っているのに110円!






外径はほぼ、上から下まで同じ太さなのですが、内径は先端に向けて傾斜が付いています。

なので、筒の厚みは均等ではなく、先端に近いほど肉厚になって行きます。

また、先端部分は誤飲時の事故を防ぐための空気穴が開けられています。







この空気穴の形をうまく利用して、穴をレジンで塞ぎ、ロックグラスにしてみました。

ちょうど空気穴周辺の造形が、ロックグラス下面の飾りのように見えます。

グラスの淵が凄く厚いのですが、実際、キャップを切断するとこのくらいの厚さになります。








続いてのコチラは、ミニチュア作りだけでなく様々な工作で使われているタミヤのプラパイプ類。

透明な物ではパイプは外径8㎜内径5㎜、外径5㎜内径3㎜、外径3㎜内径2㎜の三種類があります。

一番細いパイプに丁度入る「透明ソフトプラ棒2㎜」も、よく多用しています。







プラパイプを使って酒瓶を作る際、気を付けなければいけないのが、意外とUVレジンの食いつきが悪い事。

筒の中にレジンを入れ、硬化させると、レジンはだんだんと縮んでいきます。

これが気泡の原因にもなるんですが、プラパイプの場合、内壁から剥離してしまう事があります。

写真でご覧いただくと、中身のレジンが場所によってプラパイプから浮いてしまっているのが分かると思います。

パイプの内壁を目の細かいヤスリで荒らしてあげると食いつきが良くなるようです。


ポリカーボネイトはこの事象が起きないんですよねぇ・・・?









ウイスキーボトルを作り始めた時、最初はボトルの首を3㎜プラパイプで作っていました。

しかし、ストレートなパイプで作ると、なんだかワインボトルっぽく見えてしまいます。

ウイスキーボトルは様々なデザイン、形がありますが、首の部分が膨らんでカーブを描くものが多いです。


で、これを再現するために考えたのが、プラスチックビーズ。

これまた100均で買える物です。

ミニチュア作りでちょこちょこ使うのですが、今回のボトルネック作りでは透明な6㎜ビーズ(写真右)を使っています。









このビーズを、まずは針金などの硬い棒に固定します。

自分は使い古したピンバイスの刃を利用しています。

ビーズは成型精度がそこまで高くないので、穴の太さも物によってまちまちです。

ピンバイスなら、0.1㎜サイズ違いで種類が豊富なので、100均ビーズの穴の太さに丁度良いサイズを見つけやすいです。

また、ピンバイスの刃を穴の内側に少しだけ食い込ませる事で、より強固にビーズを固定できます。


右側に写っているミニチュアボトルが、まさにビーズで首を作った物です。






ビーズを固定したピンバイス刃を電動ミニリューターに固定し、紙やすりに押し当て、好きな形に削っていきます。

いわゆる旋盤加工の極小版ですね。

この、削りたい物を棒に固定し、電動ミニリューターで削る方法は、ミニチュアでも様々な物に応用できます。










ここはわざわざ解説しなくても・・・という部分ですが、透明なパイプパーツを酒瓶ミニチュアにする工程です。

まずは、シリコンの土台の上にパイプを置き、透明なUVレジンを少しだけ垂らし、瓶の底を作ります。






そこに、茶色のUVレジンを流し込み、お酒を表現します。

ざっくり見た限り、100均のUVレジンで茶色を取り扱っているのはダイソーだけのようです。

肩の部分は、別で透明レジンで作った物を貼るパターンと、この写真のように直接レジンを表面張力で盛り上げて固める手法の両方を試しました。

酒瓶の中身が半端の場合は、透明レジンをシリコン土台に垂らし、凸レンズ状のパーツを作りパイプに蓋するように貼ります。

この方法だと、合わせ目をきれいにするのが大変ですね。

凸レンズパーツをよりリアルにするため、内側を削り込んでみましたが、これまた表面処理がとんでもなく大変だったので1回しか試していません。

上の写真のように、表面張力でUVレジンを盛り上げて固める方が表面処理はきれいに仕上がります。

ただ、お酒の茶色と瓶の透明レジンと2色でやっても、ボトル全てに液体が詰まっているように見えてしまうので、未開封ボトルならいいのですが、飲みかけボトルの表現としては今一歩です。










また、もっと簡単にボトルを作るために、既製品の流用を試してみました。

こちらはダイソーで見つけた飾り棚。

厚さ約3㎜の透明な棚板と、それに直接差し込む4本の脚がセットになっています。

この脚パーツをボトルに見立てられないか?と試してみました。







他のボトルと並べて違和感ない長さ(約2.5㎝)にカットしてみました。

もともとが気泡の入った製品なのですが、小さくすると余計に目立ちますね。

一番右側の大きな気泡は、底の方からピンバイスで穴を開け、透明レジンを流し込んで気泡を目立たなくしてみました。








手書きのラベルを4枚作り、キャップ部分を塗装して仕上げました。

キャップ部分は、飾り棚の脚のジョイントそのままです。

ちょっと太すぎますが、今回は4本脚があるので同じ酒瓶を4本作ろうと思い、キャップ部分の削り込みをした場合、4本同じ太さに仕上げる自信が無かったので、このようになりました。







素材が透明なので、お酒の種類としても透明な物が良いだろうと思い、ジンのつもりで作っています。

19世紀の西部開拓時代のサルーンでジンの取り扱いがあったかは不明ですが、イギリス移民も多くいたはずなのでジンが置いてあっても不思議ではないと思います。

まあ、このミニチュアの世界観では、特に時代設定を決めていないので「西部開拓時代から残っている古き良きサルーンスタイルのバー」という事にしておきます。


ちなみに、ラベルは下書きナシの1発勝負で書いています。

当初「GIN」とだけ書くつもりでしたが、書いたバランスが悪く左に文字が寄ってしまったため、オリジナルの銘柄として「GINO」としました。








飾り棚の脚の残った部分ですが、電動ミニリューターでろくろのように旋盤加工し、別なボトルを削り出してみました。

素材がスチロール樹脂なので、旋盤の際、あまり1回の作業が長いと素材が熱を持ち表面が溶けてしまいます。

耐水ペーパーで濡らしながら削ったり、数秒ごとに回転を止めたりしながら削り出してみました。

地味に大変な作業なので、あまりお勧めできる作り方ではないですね・・・








こちらのボトルは、ガラス自体に色がついているボトルを再現するため、全体に塗装します。

クリアーブラウンは、クリアーレッドとクリアーグリーンを混ぜて作ります。

キャップ部分は、その辺にあったプラモデルのランナーを輪切りにして接着しています。







こちらも手書きラベルを貼って完成です。

バーの「お酒がたくさんある」という雰囲気を出すには、ただ酒瓶を並べるのではなくバリエーションに富んだ酒瓶を並べる事が重要ですね。

背の高さ、太さ、丸や四角の瓶、そして色も透明、緑、茶色など等。









この写真のミニチュアは「ブッカーズ」という実在のバーボンウイスキーをミニチュアにした物です。

今まで紹介した酒瓶は、実在のウイスキーなどを参考に作っていますが、基本的には自分オリジナルです。

まあ、オリジナルだと本物と比べられる事が無いので、それっぽくさえ見えていればOKという手抜きな考えが理由なのですが・・・

しかし、何本か酒瓶ミニチュアを作って、ちょっとコツも分かって来たので実在のお酒のミニチュアにチャレンジしてみました。







ブッカーズはお酒自体も特徴的なウイスキーですが、ミニチュア目線で言えば、なんといっても独特の木箱に入っているのが特徴です。

この木箱も、時代によってデザインが変わりますが、本物は側面に大きく「BOOKER’S」と書かれています。

木箱の前面は、スライド式の透明パネルが嵌められていますが、ミニチュアでも再現しています。









こちらも実在のウイスキー「オールドチャーター 8年」のミニチュアです。

このお酒も、発売されていた時期によって、全くボトルやラベルのデザインが変わるのですが、こちらは自分の友人が好きな時代のデザインをミニチュア化しました。

でも、もうこのお酒も終売らしいんですよね。







こちらは首の部分をタミヤ透明プラパイプ3㎜をベースに作っています。

キャップ部分に、同じくタミヤの透明ソフトプラ棒2㎜を貼り付けて、キャップの開閉が出来るようにしています。

まあ、本当はスクリュー式なので、こんな差し込み棒は飛び出していないのですが。









このミニチュアを、オールドチャーターを愛飲している友人に見せたところ「是非キーホルダーにして欲しい」と依頼を受けたので、新たに作り直しました。

せっかくなので、本物のボトルと並べて撮影。







キーホルダーとしてぶら下げて持ち歩くために、全体的に強度が必要と考え、パイプの中身はすべてレジンで埋めています。

パーツの接着も、通常のプラスチック用接着剤ではなく、強力なボンドでくっつけています。








手書きの紙ラベルを貼った後に、クリアーカラーと木工用の透明ニスを塗って表面を保護しています。

まあ、それでも日常的にぶら下げてたらすぐに劣化すると思うんですよねぇ。

強度だけで考えると、一度作った原型を型取りして、無垢材の一体成型で複製したほうが良いですね。




キーホルダーなどの実用アクセサリー化については、もう少し工夫と経験が必要ですね。





















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ミニチュア制作のススメ ウエスタンサルーン編

2022-12-13 11:46:10 | ミニチュア/シルバニアファミリー





最近は、ガチャガチャが大人にも受けるホビーとして浸透し、様々なメーカーからカプセルトイが発売されています。

沢山のジャンルの中でも、ミニチュアは人気があるようで食品系を中心に、1/12スケールの商品も多く出ています。





そんなガチャガチャで見つけたのがこちら。



大きさもほぼ1/12スケールで、洋酒のミニチュアに収納箱まで付くのであれば言う事ありません!!






出かけた先で見つけたので、早速1回やってみました。

当たったのはシャンパンで、黒い高級箱に収められています。











この箱が思っていた以上にデカイ!

お酒自体は1/12スケールなので、全体的にもっとコンパクトかと思ってたんですが・・・







外箱はプラスチック成型のため、蓋も厚みがあります。

そのため、蓋を閉じた状態では飛び出した蓋のフチが不自然な感じに・・・







これでは、シルバニアファミリーと絡めて遊ぶとなると、洋酒箱というより簡易テーブルに見えてしまいます。

洋酒ボトル自体は出来も良いので、残念ですね。



せっかく、手軽に洋酒を増やせると思ったのに・・・



??・・・いや、別に洋酒ボトルが欲しいだけだから、そもそも外箱は要らないよな?

というか、洋酒ボトルも自分で作れば早いんじゃね?








という訳で、ネットであれこれ参考にしつつ、とりあえずUVレジンで酒瓶を作ってみました。

ポリカーボネートの鉛筆キャップを輪切りにし、UVレジンを詰め、タミヤのプラパイプ3㎜で首を作ってみました。






シルバニア人形とのバランスもいい感じ。

ドールハウスに使う事(1/12スケール)を考えると、もう少し大きくても良さそうです。






なので、次はもう少し高さのあるモデルを作ってみました。

前の背の低いモデルには、紙ラベルを貼ってそれっぽい雰囲気に。

この手の瓶のミニチュアは、ビンの中身の色(このモデルで言うと洋酒の茶色)で全体を作るのが主流ですが、それだと「飲みかけ」が再現できないんですよね。

つねにキャップ近くまで満タンの瓶しか表現できない。

でも、透明のパイプにレジンを流し込む手法なら、少ない容量だけ入った瓶が再現できます。







こちらも、紙に適当な模様をデザインして貼り付け、洋酒っぽい雰囲気に。

ラベルを貼る事で、中の気泡も目立たなくなります。

UVレジンの気泡を防ぐ方法は色々と出ていますが、固形化に伴う収縮率の問題である程度の発生は避けられないですね。

瓶の首に使っている3㎜パイプは内径が2㎜なので、タミヤの透明ソフトプラ棒2㎜を使い、キャップも再現しています。

こうするとキャップは自由に開け閉めできます。


・・・しかし、この作り方、ビンの肩の部分の処理が難しいんですよね。






家に有った他の酒ボトルと並べてみました。

ワインボトルは100均で買ったマグネット飾りから分解して取り出した物。

日本酒は非常に出来の良いミニチュアで、キャン★ドゥで発見した物。

最初に紹介したシャンパンボトルとあわせ、なかなかいい眺めです。


さて、こうなってくると本格的に「酒場」が再現したくなってきますね。












そこで、家にある木材を使って、バーカウンターを作ってみました。

高さはシルバニアファミリーに合わせているので、ドールハウスのスケールではありませんが・・・







写真では分かりにくいのですが、特に天板は手間をかけて磨き込んでいます。

チェリー材の板を♯240~♯2000までヤスリ掛けし、仕上げにオリジナルの蜜蝋ワックスを塗っています。

本物の家具と同じだけの手間を掛けました。







やはり、カウンターとボトルが並ぶと「情景」が生まれていい感じになりますね。

横にある木樽は、これまた別なガチャガチャで昔に当たった物をリペイントしています。










カウンターだけでもまだ寂しい・・・

ので、バックバーも作る事にしました。

ここは様々なデザインがありますが、参考にしたのは19世紀のウエスタンサルーン。

分かりやすく言うと「西部劇の酒場」です。







ニスで仕上げ、早速酒瓶も飾ってみました。

武骨でシンプルな棚と、はめ込まれた大きな鏡が、土埃舞う西部の町の酒場の雰囲気を出して(いると思って)います。








持っているシルバニアファミリー人形が子供身長なので、高さが合いませんが、大人身長の人形なら丁度良いハズです。


さて、バックバーも出来たので、もう少し棚に飾る酒瓶を作って行きましょう。







丸いボトルだけではバリエーションが無いので、今度はプラバンを組んで四角いボトルを作ってみました。

キャップが横長なのは、アマレットディサローノやサントリーローヤルの真似です。








使った透明プラ板が、100均で買ってきた透明飾り棚の棚板から切り出したため、かなり厚みがあります。

瓶としてはちょっと不自然になってしまいました。

また、中に入れたUVレジンは、茶色のレジンにプラカラーのクリアーイエローを混ぜて着色したのですが、プラカラーを混ぜすぎたせいか、真ん中から分離してしまいました。







他に作った酒瓶と並べてみます。

高さは別におかしくは無いですが、デザイン的に背の高い角ボトルにしては・・・なんだかピンと来ません。


・・・しかも表面の仕上げに塗ったクリアーがちゃんと乾かないうちに触ったから、よく見ると指紋べったりです。








そこで、思い切って真っ二つにカットしてしまいました。

ちょうど、中身の色が分離しているラインでカットし、不自然に見えないようにしています。










切り離したそれぞれを独立した酒瓶として作り直します。

右側の中身が濃茶のボトルは、角を削り落として断面が八角形になるようにしたのですが、あまり分かりませんね・・・








どちらにもラベルを貼り完成です。

どちらもテキーラにしてみました。

ちなみに、このウエスタンサルーンに置くお酒の種類は、バーボン、スコッチ、ジン、テキーラ、ラムのつもりで瓶を作っています。

実在のボトルも参考にしつつ、すべてオリジナルです。








ついでに、このウエスタンサルーンを作るきっかけとなった「高級箱入り」も、本物の木で作ってみました。






中を開けると、先ほどの角瓶が入っています。






果たして荒野のサルーン(酒場)に、そんな高級なテキーラなんて置いているのか?という疑問は出ますが、まあ、そこはお遊びという事で。








酒瓶もある程度充実してきたので、これでオリジナルのウエスタンサルーン、完成です!

自作のライオン人形が良く似合います。









人形だけだとイマイチ大きさが分からないと思うのですが、手に持つとこのくらいのサイズです。

1/12スケール基準とはいえ、結構な大きさになりました。








さらに追加の酒瓶を作り、棚に詰めました。

カウンターを取ると、バックバーはこんな感じになっています。

ちなみにグラスは5㎜パイプから作った物、8㎜パイプから作った物があります。










作った酒瓶のバリエーション。

ウォッカが無いのは、サルーンの出来た当時からの伝統という設定にしています。

1849年のゴールドラッシュで世界中の人々がアメリカ西部にやって来た際も、ロシア人はいなかったようですから。


また、瓶のラベルはプリンターで作った方がキレイで本物そっくりに作れると思います。

でも、全体の雰囲気とか、世界観を統一するため自分はあえて全て手書きにしました。

いやー、0.3㎜ペンを使って書きましたが、なかなか思うようには書けないですね!








酒瓶のミニチュア作りも、自分の中では安定化した作り方を見つけましたが、精度という部分ではまだまだ練習や工夫が必要ですね。

先人たちの知恵をお借りしたく、ネットで「ミニチュア ウイスキー」と検索しても、出てくるのは本物のお酒のミニチュアボトルの情報ばかり。

もしくは作り方を見つけても、ワインボトルの作り方がほとんどで、ウイスキー独特のくびれたボトルネックを再現している物も少ないですね。


これからウイスキーのミニチュアを作りたいと思っている方に、少しでも役立てば良いのですが・・・

次回、もうちょっとだけ解説したいと思います。






















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