Entrance for Studies in Finance

デジタル家電で進む寡占化

digital home appliance。映像や音声をデジタル方式で入出力する家電の総称。情報家電ともいう。薄型テレビ、DVDレコーダー、デジタルカメラなど。冷蔵庫など白物家電にもネット対応のものが出て範囲は拡大。

ネット家電という言い方もある。これはネットワーク接続が可能な家電。ネットワークを用いて遠隔操作可能な家電とされる。デジタル家電はネット家電とできるのでデジタル家電とネット家電は重なっているといえるだろう。

これまでデジタル家電では寡占状態が強まってきていた。価格、操作性、機能、技術革新への対応、店頭での存在感などが選択理由だが、寡占が強まる理由としてトップのメーカーほどこうした優位性を出しやすいとされていた。高いシェア→開発・設備投資で資金投入で優位。売り場での存在感が出やすい。

携帯音楽プレーヤー
企業名2007年シェア2009年シェア
アップル50%57%
ソニー28%34%

第3位メーカーは日立1.9%(2009)

電子辞書
企業名2007年シェア2009年シェア
カシオ55%56%
シャープ27%28%

第3位メーk-はキャノン10.6%(2009)

薄型テレビ 低価格化が進行するなどするなか大型化が活路とされるが消費者の反応が悪い。むしろ薄型化が注目される。海外ではサムソンなどが伸びシャープの知名度は低い。パイオニアがプラズマパネル生産から撤退。船井電機もプラズマTVから撤退。
企業名2007年シェア2009年シェア
シャープ40%40%
松下電器18%19%

第3位メーカーは東芝18.2%(2009)  

しかし消費者が価格を重視するようになった結果、一部のデジタル家電では上位メーカーのシェアが下がる傾向が確認できる。
プリンター プリンター本体は価格競争激しい。カートリッジインクなど消耗品で利益が出ることが知られる。
企業名2007年シェア2009年シェア
キャノン48%46%
セイコーエプソン48%45%

第3位メーカーはブラザー工業4.5%(2009)
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