コダワリの女のひとりごと

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【盛岡】宮沢賢治ゆかり『いーはとーぶアベニュー材木町』可否館でウィンナーコーヒーを

2019-07-08 | 旅 岩手県

青森へ行き一泊したのですが、目的竜飛岬を断念。
せっかく青森まできたので奥入瀬渓流や十和田湖へ行くことも検討したのですが、久しぶりに盛岡へ行きたくなりました。

盛岡はいつ以来だろう???
多分、盛岡の祭りの「さんさ踊り」を見に来て以来なので4年ぶりです。

岩手県は今年1月に久慈に行っているので半年ぶり。

ホームで降りた北海道新幹線はやぶさと秋田新幹線こまちが合体するので盛岡駅で、しばし、はやぶさとこまちのキスシーンを見学。


盛岡には珍しい三軌道が一度に見られる場所もあり、盛岡駅は鉄好きさんにはたまらない駅。
盛岡で秋田新幹線と東北(北海道)新幹線が出会い、東北新幹線のこまち+はやぶさのキスシーンになるのです。

IGR銀河鉄道や東北本線、田沢湖線、山田線などもあり、東北本線で中尊寺のある一関にも行けます。

秋田新幹線はフェラーリーのデザイナーで有名な奥山清行さんのデザインなので、美しい切れ長の目が素敵で好き💛

秋田新幹線は新幹線という名の特急で盛岡からはそれほどスピードも出さないので秋田―盛岡は特急に乗っている感覚。

でも、それもまた鉄道好きにはたまらなく、東京から出発するとき盛岡までなら秋田新幹線こまちに乗りたいのですが、意外となかなか空きがない。

盛岡市内には盛岡城址もあるし、石川啄木や宮沢賢治ゆかりの地や、盛岡の三大麺も有名でスイーツや焼肉、などグルメもたくさん。
駅ビルのフェザンなど商業施設も充実しているので駅でお買い物も楽しめるので好き。


盛岡の繁華街は駅から徒歩だとちょっとあるのですが、駅前に三大麺の盛岡冷麺の2大人気店があるのも便利。

おしゃれなカフェも多く見どころも多いので街中散策も楽しめます。
また、市内を循環するでんでんむし号の一日券もあり、ほぼ盛岡観光のスポットを網羅しているので観光にもとても便利なのです。

でんでんむしは右と左で循環していて観光に優しい街です。
私の今回の目的は宮沢賢治なので目的地まで徒歩で行ってみました。

途中、ビルの中にあるお稲荷の前を通り、旭橋という橋を渡るろすぐにある材木町界隈が私の今回の目的地。

旭橋を渡る前に既に見えている光原社。

宮沢賢治は岩手県花巻市の農業高校の教員をしていましたが、教員をしつつ「注文の多い料理店」を執筆していたそうです。

光原社は農業用のテキストを販売していたそうですが、そのテキストを賢治が教員をする農学校に売り込みに行き賢治と出会い、宮沢賢治唯一の童話である「注文の多い料理店」の童話の刊行をすることになりました。

創業者と賢治は同じ岩手大学卒業ということも出版する大きな起因になったようです。

イーハトーブは賢治の造語ですが、岩手を表しているのではとも言われています。




光原社

光原社さんは農業用テキスト出版からスタートしているらしいけれど、宮沢賢治の出版後からは南部鉄器やクラフト製品を扱うようになり、今の光原社のスタイルになったそうです。


可否館

可否館は内部は撮影禁止です。
特にすごい何かがあるわけではなく、4人ほどが座れるカウンターとボックス席が3つほど。
コーヒーはハンドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるので提供までの時間もかかります。
メニューはくるみクッキー、アイスクリーム、ワインゼリーのスイーツ以外はコーヒーやミルクのみ。

可否館のメニュー

・珈琲  480円
・深煎珈琲  480円
・アンデスマウンテン 580円
・カフェ・オ・レ 530円
・ウィンナーコーヒー 530円
・ミルクティー 550円
・ミルク  450円
・アイスコーヒー  550円
・アップルジュース  400円
・ワインゼリー    500円
・アイスクリーム   550円
・くるみクッキー 168円




文学のまち もりおか 宮沢賢治ゆかりの地の碑。




宮沢賢治注文の多い料理店出版の地の石碑。



苦心惨憺をして、できあがった「注文の多い料理店」。
この本の奥付の発行所の処に「東京光原社」と記載があるそうです。

「光原社」の名前は社名としてなにか良いものをと賢治に頼んだところ、5つほどあげられ、そのうちから「光原社」を選んだとのこと。


「注文の多い料理店」は「注文の少ない童話集」だったそうで、見かねた賢治が本を二百冊買い上げなんとか経営が保たれたとか。生存中に発行した宮沢賢治、唯一の童話が意外にも注文が少なすぎる本だったとは。。。












イーハトーブとは賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉。
賢治が生前に出版した唯一の童話集である『イーハトヴ童話 注文の多い料理店』にちなんだ散策路になっている材木町。
材木町は歩いて楽しい街 イーハトーブ。
 
「いーはとーぶアベニュー」
材木町のメインストリート材木町通りのことを呼んでいるそうです。
賢治にゆかりの深い光原社、光や音楽をモチーフにした6つのモニュメントでファンタジックな賢治の世界を堪能できる場所。

入り口近くの石の採掘場で休む賢治を描いた彫刻「石座」。
夜になると淡い灯が点滅する銀河系をイメージした「星座」。
チェロのオブジェから賢治の作曲した『星めぐりの歌」』が聞こえる「音座」。
賢治あこがれのシルクロードがモチーフの「絹座」。
賢治の設計した花壇をイメージした「花座」。
賢治が詠んだ短歌を記した陶板を設けた「詩座」。
 
どのモニュメントからも賢治のメッセージが伝わってきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
通りの終わりにくるみ屋がありました。
 
 くるみ餅も銘菓であるので盛岡はくるみが名産なのかな。
石川啄木も宮沢賢治も太宰治も島崎藤村、夏目漱石など昔の作家さんはある意味「人間失格」な人が多かったですね。
工藤パンの人間失格というカステラサンドは私の中では最近の中でもっとも受けてます(笑)
 
岩手県盛岡市材木町
盛岡駅 → 【徒歩5分】 いーはとーぶアベニュー材木町
http://www.odette.or.jp/launch

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