初代加賀藩主前田利家は豊臣政権5大老の一人。
織田信長に仕え信長が本能寺の変により明智光秀に討たれると柴田勝家に付き、後に羽柴秀吉に臣従。
豊臣秀吉より加賀国・越中国を与えられ加賀藩百万石の礎を築く。
慶長3年(1598年)には秀吉より豊臣政権五大老に列せられる。
★国宝瑞龍寺
加賀藩2代藩主前田利長が、織田信長・信忠らの追善のため、文禄3年(1594年)金沢に創建した宝円寺(後に法円寺と改称)が瑞龍寺の前身。
隠居後の利長は金沢から富山に移転、富山城の炎上を機に高岡に移り新たに高岡城を築いた。
法円寺は、利長死去の前年高岡に移された。
前田利長が没した後、後を継いだ3代藩主前田利常は、法円寺を利長の菩提寺とし、法名瑞龍院に因んで寺名を「瑞龍院」と改め後、さらに「瑞龍寺」に改称。
★国宝 仏殿、法堂、山門が国宝
利長の位牌がある法堂に祭られている烏瑟沙摩明王。
明王は、あらゆる穢れを焼き尽くして清める功徳を持つとされ「トイレの神様」として知られているそうです。
★重要文化財 総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂
、
瑞龍寺
高岡の開祖前田利長公の菩提寺であり曹洞宗の名刹は3代藩主前田利常公の建立で、壮大な伽藍配置様式。
加賀藩百二十万石の財力を示す 江戸初期・禅宗に典型的な建物群である瑞龍寺。
瑞龍寺 国宝瑞龍寺についてはこちら
400年の歴史が息づく街高岡 高岡市の詳細はこちら
富山県高岡市関本町35
9:00~16:30
※冬季(12/10~1月末 9:00~16:00)
大人500円、中高生200円、小学生100円
無休
(TEL)0766-25-447
JR高岡駅南口から徒歩10分
能越自動車道高岡ICから10分
携帯アプリ 「セカイカメラ」 で案内
瑞龍寺の案内は、文字や画像を使い、日本語や英語のほか、中国語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語の計6カ国語で表示するよう登録されているそうです。
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☆金沢・富山西部広域観光推進協議会にご招待いただきました。☆
法堂内に障子や礎石から明かりを取り込む陰影が美しかったです。
回廊が物置のように雑然とほこりまみれでしたが、整備されて禅堂を見て。富山を去りました。
明日にご案内する瑞泉寺も見落とせない寺です。