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The Amber Room 琥珀の間
「エカテリーナ宮殿」 で最も有名で、謎に満ちた部屋です。
『世界の8不思議』 ・・
「エカテリーナ宮殿」 の公式ウェブサイトでは、
「琥珀の間」 についてこう表現しています。
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Frederick William I
フリードリヒ・ウィルヘルム1世
(1688年ー1740年 在位 1713年ー1740年)
18世紀から20世紀初頭にかけて、
現在のドイツ北部からポーランド西部にかけて栄えた
プロセイン王国の第2代の王です。
1716年11月、
プロセイン王国と帝政ロシアは友好同盟を締結します。
このことを記念し、ウィルヘルム1世は、
ピョートル大帝に 『琥珀でつくった書斎』 を贈ります。
ピョートル大帝はとても喜びました。
皇后 = エカテリーナ1世に宛てて
『長年夢に見たものが手に入った』 ・・
と手紙にしたためているほどです。
おそらくこの時 (同盟締結のため)、
ピョートル大帝は、プロセイン王国の首都であり
ウィルヘルム1世のいるベルリン、
またはその近郊のポツダムにいたとものと思われます。
(エカテリーナ1世に宛てた手紙の内容より推測)
(ピョートル大帝については9月17日のブログを参照ください)
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『琥珀』 は、木の樹脂が長い年月地中に埋没し、
宝石のように硬化したものです。
その独特の質感と色合いは、
古くより装飾品として珍重されています。
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また、追って紹介しますが、
『琥珀』 には心身を癒すパワーがあると信じられていました。
(実は現在も ・・)
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これが、「琥珀の間」 をめぐる
『世界で8番目の不思議』 の序章です。
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