斯く語りき

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第三者の印象が当てにならない世の中です

2019-05-20 23:45:00 | 社会部

山形の遺体は居住の女性医師 頭部損傷、殺人容疑で捜査

まだインターネットがない時代であれば第三者からの印象も当てにできたかもしれませんが、インターネットが発達し、更に個人が自分の内面を公にできるTwitterというものが誕生した昨今では、どれだけ表向きが真っ当でも、裏では何を考えているか判らないのです。

女性医師は50歳だったということですが、数日後に52歳になる私と殆ど同じ年代です。となればインターネットも相当熟知していたと考えても不思議ではないでしょう。況してや院長という立場であればネットを使い熟せなければ現在の立場にはいなかった筈ですし、その延長線でTwitterなどをやっていても何ら不思議ではありません。

彼女の命を奪うことだけが目的であれば計画的な犯行となり怨恨の線が浮かび上がります。医師という立場は必ずしも全ての患者に対して公平に治療できない(患者自身の体力や体質などで対応が変わってきますから100%同じ結果にはならない)だけに、治療によって何らかの副作用を強いられた患者が逆恨みして殺害したという線は十分に考えられると思います。

ただ、彼女が独身であった場合でも恨みを買っていた可能性はあります。院長という立場になるには芯の弱い性格では無理ですから多少の強さはあったと思います。況してや高級マンションに一人暮らしとなれば相当な稼ぎがあって当然ですし、その状況下では余程の金持ちの男性でなければ相手にしてもらえなかった可能性はあったと思うのです。

たとえ交際がなかったとしても、彼女の事情を知る人間が妬みから殺害した可能性もあると思います。正攻法では崩せないライバルであれば殺害するしかないという考えに至ったとしても不思議ではないと思います。そんなドラマみたいな話なんてあるのかと思う人もいるでしょうが、その中に立ち入らなければ判らないことはあると思うのです。

今後の捜査は彼女の交流関係を調べることになるでしょうが、短時間で殺害し且つ現場に殆ど遺留品を残さずに立ち去ったとなればプロを雇った可能性もあります。その依頼主を発見できないと未解決事件になってしまうでしょう。そうならないことを願うばかりです