こんな時代ですから電車が遅れずに到着するなんて珍しいくらいでしょう。然し乍ら、それでも通勤する人たちは内心では不満を抱えつつも電車を利用しているんです。況してや件の人物も会社員、昨今の情勢から考えれば相当に恵まれている環境な筈です。【容疑認める】非常用ドアコックで電車を急停止させる、25歳男逮捕 横浜https://t.co/va10Pz61tw
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 7, 2020
JR根岸線の非常用ドアコックを操作し、電車を急停止させた疑い。「前に電車が遅れたので腹いせにやった」と話している。 pic.twitter.com/IFGsMdRCRK
確かに念願の正社員だから毎日遅刻せずに向かいたい、先輩たちや同僚に迷惑を掛けたくない気持ちは解りますが、首都圏という場所に住み且つ会社も同じ首都圏にある以上、通勤ラッシュは避けられないんです。
況してや昨今は人身事故や車両故障、些細なことでの喧嘩云々で定刻通りに到着しないのが常ですから、そこに不満があったとしても、黙って利用するしかないんです。25歳ともなればストレートで新卒採用されたとしても3年目、もう学生気分が抜けている頃ですから理解できている筈です。
そもそも鉄道会社は輸送が主な仕事であり、遅れの原因が車両故障や信号機故障であれば責任がありますが、人身事故や喧嘩云々などは本来であれば範疇ではありません。否、これだけの積載量を連日運んでいるとなれば、そうさせている利用者の側こそがサービスの妨げになっているといえます。
どうにもならないなんて話はありません。社会全体が考え方を改めれば変えることは可能なんです。既に一部の企業では在宅で作業をする所もあります。私自身も在宅でする仕事にしたいと思っています。
交通費も満足に出してもらえるか判らない、どれだけ早く家を出ようとも定刻通りに会社に着けるか判らない、そこに加えて会社の明日が判らないでは可能な限り無駄なこと=通勤をしたくないです。
勿論、私も嘗ては通勤地獄を体験してきた人間です。当時は片道2時間以上の通勤をしていましたし、住んでいた場所も神奈川県内でしたから大変さを理解しています。15両編成でさえ激混みする光景は本当に真艫ではありませんから。
話を戻して、今回の件で彼に対して会社が如何なる処罰を与えるか判りませんが、良くて始末書、最悪は解雇でしょうね。人を殺めたり窃盗をしたのであれば一発で解雇でしょうが、業務妨害だとすれば辛うじて首は繋がるかもしれません。
とはいえ、8分といえど電車を止めてしまったのであれば損害賠償を請求されるでしょう。逮捕もされているんですから尚更です。
その賠償金額が彼の糧だけで払えるのか。年齢的にも経験的にも乏しい立場の中では相当に厳しいのではないかと思います。圧倒的に本人が悪いのですから会社が味方してくれるとも思えません。やはり解雇が妥当でしょうかね。
一日の遅刻ペナルティを受けることを無視した結果、その仕事も通勤も捨てざるを得ないというのであれば、本当に馬鹿げたことですよ😩 。