斯く語りき

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ハッキリ言って“安普請の極み”ですからね

2019-02-08 19:00:00 | 社会部

レオパレス21、住民7782人に退去要請 3月末まで

ポスティングの仕事で何度かレオパレスにも投函したことがありますが、正直なところレオパレスは【安普請の極み】ですね。あれだけの御粗末な建物に家賃を支払わせて住まわせていたと思います。

当時のレオパレスは契約諸費用を抑えることができる所謂『ゼロゼロ物件』として名を馳せ、多くの契約を得てきたことと思います。勿論、それ相当の物件に住めばレオパレスといえど家賃は高額になると思いますが、それでも大部分は格安費用で住居を借りることができたのですから、その部分で捉えれば一応の役目は果たしたと思います。

然し乍ら、建物そのものの建築費用も格安では話にならない筈です。

確かに建築費用を抑えた方が良いのは持ち主の費用返済の面で捉えたら其のとおりですが、それを円滑に進めるには建物の居心地がモノを言う訳です。長期的に家賃収入ができれば返済も早く終るのですから居心地の良さは絶対条件な筈なのです。

ところが安普請が殆どであれば長期的な利用は期待できません。如何なる状況下であれ利用者には選ぶ自由がありますから、居心地が悪ければ選択肢から外されます。況してやインターネットの普及で利用者からのナマの情報がダイレクトに拡散され、わざわざ住まなくても現実を知ることができるのですから尚更です。

今回の件でレオパレスが評判を落とすことは避けられません。仮に不具合を直したところで不信感は簡単に拭えません。取り壊して建て直すのであれば多少は違うでしょうが、これからのこと(退去者への費用負担や修繕費用など)を考えると其れも難しいでしょう。

やはり短期間で急速に大きくなるものには注意が必要ですかね。この御時世に於いて全くのカラクリなしで事業を短期間で拡大させることは不可能なんですから