さて、昨日1/31には3回生ゼミの「半日 "合宿"」を開催しました。
"合宿" といっても、大学のワークショップルームを借りた日帰りのイベントで、ある意味授業の延長線上みたいな感じではあるんですが、それでも午後の時間を目いっぱい使って、アイスブレイクから「卒研へ向けた第一歩となる発表」、さらにはイベント係企画による「ゼミ生の親睦を図るレクリエーションゲーム」など盛りだくさんな内容となりました。
<担当教員作成の「合宿しおり」より>
特に「卒研へ向けた第一歩となる発表」では、それぞれが現時点での問題意識を自分なりのことばで語り、学びへの真剣な姿勢を示してくれたことが本当に素晴らしかった。自らの問いと向き合うことは簡単なことではありませんが、それを各人が受け止め、その道筋を模索しようとしてくれたことは必ず今後の研究に生きてくるでしょう。
<発表に真剣に聞き入るゼミ生>
実は、この時期での開催にはためらいもありました。
研究課題を早くに決めすぎてしまうことは、熟していない段階で関心を限定しすぎてしまうことにもなりかねず、逆効果となってしまう懸念もあるからです。
しかし年々早まる就職活動の影響はやはり大きく、また同女英文が7月にポスターセッションをやることの難しさ(=腰を落ち着けて作品に取り組む時間が足りないこと)をこれまでずっと感じてきたので、思い切って今回開催に踏み切りました。
でも、学生の頑張りもあり、本当に開催して良かったなと思います。
ゼミ4期生、新しい船出ですね🚢
<Itoというカードゲームで盛り上がる学生>
追伸: 夜は「打ち上げ」(自由参加)もすることができ、普段の授業とはまた別の一面や雰囲気を知ることができました。その話の中でも、やっぱりこの3年のコロナによって奪われたものは、見えない部分で大きな影響を学生に与えているものだなと再認識しました。今回のイベントがゼミ生相互のさらなる理解につながり、互いに切磋琢磨しながら学び合い、助け合い、これから経験するであろう「難しい一年」を乗り越えてくれたらと願ってやみません。