このたび発生しました東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
この曲と出逢ったのは小学生のころだったと思います。
あまり、唄の意味なんてものは考えたことはありませんでした。
この歌詞の最初と最後のフレーズ。
それが人の生きていく中でのそのままだと思う。
私は今、被災地からは遠い場所にいます。
また、計画停電の影響もない場所にいます。
モノが少ないとかガソリンが少ないとかはありますが、被災地に比べれば何不自由一つない平和な生活をしています。
そのことをまず認識します。
今日までこうして生きてきたことに感謝するべきかと考えます。
時には誰かの力を借りて今日までこうして生きてきました。
そして、明日からもきっとこうして生きて行くのだろうと。
現地の復興には時間が掛かるかもしれません。しかし、必ずかつてのような美しい街が蘇ると信じています。
少し前には「クレヨンしんちゃん モーレツ大人帝国の逆襲」の劇中歌にも使われていました。
その映画は私たちに問いかけています。
私たち日本人は、どんな日本を作ってきたのか。
そして、これからどんな日本で生きて行くのか。
被災地では復興へ向けての足音も聴こえてきています。
それはまだ小さな足音かもしれません。
残念ながら、過ぎ去ってしまった時間は戻せません。
ですが、過去と、今と、未来とは、つながって行く時間でもあるのです。
だから、今を、大事に生きて行くことが、未来を大事にすることが出来るのだと考えます。
それが、こうして生きている人の定めなのかも知れません。