このたび発生しました東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
欧州チャンピオンズリーグの一回戦の試合開始前。
ピッチ上には日本語で「私たちは日本の皆さまと共にいます」と両チームからのメッセージが書かれた横断幕が掲げられ、今回の震災で無念にも犠牲となった方々への黙とうが行われました。
試合後、インテルの長友佑都選手がピッチで手書きの日の丸を掲げたニュースがありました。
そこには、「どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない!みんながいる!みんなで乗り越えよう! You’ll never walk alone.」と書かれていました。
そして、その瞬間にはスタジアムにサッカー応援歌として有名な「You’ll never walk alone」が響いたそうです。
「勝てたのはすごくうれしいです。でも、今日は勝敗よりも大事なことがあった。心ひとつにして最後まであきらめないって姿勢を日本のみなさんに見せることだった」と長友選手。
長友選手のブログには、「今、みんな心を痛めてます。悲しみや、恐怖と闘っています。こんな時こそ、夢や希望を与えられる人間でありたい!みんなから貰ったものを返していきたい」と書かれています。
日本国内でのプロスポーツ関係は今回のことが地元日本でのことでもあり、開催そのものを見直したりしています。
また、選手も募金の呼びかけやチャリティーなどを検討しています。
私はまだ開催されていない日本でのプロスポーツ関係について、今回の大震災を受けて開幕自体を延期することには賛成です。
幸い被災していない、私たちは、これくらいのことを我慢できます。
今は長友選手だけじゃなく、遠く海外にいるプロスポーツ選手たちの活躍する姿で元気を与えてもらえれば、それで充分だと思います。
日本人ひとりじゃなく、チーム全体が、世界中が一緒なのです。
あの日から一週間が経ちました。
遠く、イタリアから届いたエール。
「You’ll never walk alone」
ひとりじゃありません。
YouTube: Gerry & The Pacemakers - You'll Never Walk Alone