「今日から春ですよ~」と明確な区切りは暦上しかありませんが、少しずつ気候が変わっていきます。
昔から「季節の変わり目の体調不良」ということがよくいわれ、ボクシングのボディーブローのように身体への負担が蓄積されていきます。
特に春は日々の寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節で、自律神経のバランスを崩しやすくなります。自律神経には、身体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経の2つがあり、バランスをとりながら心臓、腸、胃や血管などの臓器の働きを司っています。この自律神経、自分の意思ではコントロールできず、ちょっとしたストレスでもバランスが乱れてしまいます。
寒暖差が大きいと、これに対応するため交感神経が優位になり、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなるそうです。また、気圧の変動は耳の奥にある内耳の前庭神経をととおって脳に伝達され、それによって自律神経はストレス反応を引き起こし、交感神経が興奮状態になります。その結果、抑うつ、めまい、心拍数の増加、血圧の上昇や慢性痛の悪化などの症状が現れやすくなるそうです。
気のせいではないということなのです。確かになんだか疲れやすいのです(やる気はいつもない)。
もともと人間の身体は、ある程度の外部環境ストレスには耐えられるようになっているそうです。その限界を超えると不調が現れてきます。そのバランスを調整するのが自律神経ですが、生活リズムが乱れたり、温度環境の恵まれている場所に長時間いたりすると、自律神経が整いにくくなってしまいます。その結果、環境影響についていけない身体になってしまうそうです。
私の身体はもう、そうなっているのかも・・・。
対応としては季節変化から受ける影響を少しでも減らすことですね。自律神経を整えて寒暖差や気圧の変動に耐えられる身体づくりを心がけましょう。
毎日の食事、そして適度な運動。
今年(2022年)の夏は暑くなりそうだといわれていますので(ラニーニャ現象が終わって、偏西風が北に偏る影響で、太平洋高気圧は張り出しが大きいとの予想)、今のうちから準備しておきたいものです。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。