「ロックアウト(lockout)」とは、「締め出(し・す)」「閉塞・閉鎖(する)」「排除(する)」などを表す英単語です。早い話が、設備や施設、敷地の立ち入りを制限することで、それを利用して何らかの利益を得ようとする相手に対して、交渉を有利に進める手段でもあります。
有名なのは米国プロスポーツにおけるロックアウトで、メジャーリーグ機構(MLB)で新労使協定を巡って2021年12月2日から31年ぶりにロックアウトが決行されていました。
さて、2022年4月某日。私はロックアウトされてしまいました。とはいっても、会社とか施設への立ち入りができなくなったのではなく、家に入れなくなってしまったのです。
この日も仕事をさっさと終わりにして、帰宅前にトレーニングルームでドバっと汗をかき、コンビニで飲み物を買って飲みながら帰宅。家に入ろうとカバンからカギを取り出そうとすると、あるべきところにカギがありません。「おかしいな」とカバンの別のポケットを探してみても、どこにもない。
カギをどうしたのかと記憶をさかのぼります。
前日は日曜日でカギを使っていない・・・、前々日は土曜日でこの日もカギを使っていない・・・前々前日は金曜日でトレーニングルーム帰りに自分でカギを使ってドアを開けている・・・。だから、外で落としていることは、たぶんない・・・。
運が悪いことに、この夜は冷え込んでおり、近くの温度計は6℃を表示しており、哀しみと寂しさと寒さが、より一層身に染みる夜。ではどうするか・・・を考えてみます。
案1:ピッキングで開錠
ピッキングできる道具は持っていませんし、そもそもそれほどの技術は持っていません。そんなことをしている姿をとおりがかりの人に見られたら、警察に通報されてしまい、めんどうくさいことになってしまいます。
案2:窓ガラスを割って入る
それこそ怪しい行動になってしまいます。どこからどう見ても平和そうで、善良な一般市民ですしね。それに損失費用と効果を考えてみてもこの案は却下です。
案3:カギ屋さんへ連絡
カギ屋さんならピッキングや特殊解錠といった技術があるはず。でも、今から呼んでもいつ来るのか・・・そもそも、近くにカギ屋さんがあった記憶がないため、見送りです。
案4:家人の帰宅を待つ
息子たちへ連絡し、来てもらうにしても早くて5時間以上はかかりそう。となれば、一番手っ取り早いのは相方の帰宅を待つことです。ただ、いつ帰ってくるのかは不明であり、待つのは正直つらいので、相方へ電話してカギを持ってきてもらうことに決定です。
考えてみれば、この数日前にも忘れ物をして、持ってきてもらったような気がするのですが、それは気のせいということで・・・。
その間、空腹を満たすためにスーパーで飲み物とサラダチキンを買って、車の中で食べながらカーナビで「世界丸見え」を観ながら待機・・・。
そして、電話して待つこと約40分。
ようやく、ロックアウトから解放されることができました。みなさんも充分気を付けてください。
ちなみに、カギは家の中から無事発見されています。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。