それが良いとか、悪いとかではありません。
ただ、私にとっては嫌であり、私が以前から気になっていたこと、気にしていたことの“こだわり”であって、そのことについてどう考えるのかは読んでいただいた方の判断だと考えます。
学童野球でも中学野球でも、もちろん高校野球においても、世代交代があってもチームの伝統というか風習は自然と受け継がれていくものです。
私が絶対にやらせなかったこと。というか許さなかったことで道具の扱い方です。
“バットは投げるな”です。
例えばバッターがフォアボールで一塁へ向かう時。バッターはネクストの選手の方向へバットを地面をこするように投げます。さらにネクストの選手はベンチから出てきたバットボーイ係の選手に、同じように地面をこするように投げます。
別に気にならない方もいると思いますが(そもそも選手がそうしているのであれば、気にしていないと言うこと)、私個人としては嫌なものを見てしまったと思います。
バットってピッチャーが投げたボールを打つためのものですよね。そのバットでヒットを打ったり、ホームランが打てたりする大事な道具ですよね。それを放り出すなんてことはあり得ないことだと考えています。
どんなに整備されているグラウンドであっても、傷は付きますし、表面が汚れます。
そもそも、練習や試合で使っているバットって、チームの物であったり、個人の物であったりしますよね。
何であれ、前のバッターがそうやって扱ったバットを手にしてヒットが打てると思えるでしょうか? なんか嫌な気がしませんか?
フォアボールならば、バッターボックスの足元に置いていく。
そして、ネクストバッターでもバットボーイでもいいからすぐに取りに行き、手渡しでベンチへ持ち帰る。このくらいのことはやって当たり前、出来て当然のことです。
“グラブは地面に直接置くな”です。
練習中であろうが、片づけ時の一時的に置くときであろうが、どんな時でも。特にベンチのないグラウンド。
地面の上に直接置けば土や砂で汚れます。手を入れるところに土や砂が入って気になれば、打球への集中力をなくしたり、エラーする元になります。また、雨上がりなどで濡れていれば、水分を吸収し重くなってしまいます。
だからシートの上に置いたり、ベンチに置いたりするのです。
また、自分のグラブは他人にむやみに貸さないこと。
グラブは相手の打球や仲間の送球を捕って、アウトにするための道具です。
そんな大事なものを緊急事態ならいざ知らず、興味本位で貸し借りするのは正直意味が判りません。
もちろん、バットやグラブだけではありません。野球に関する道具すべてを大切にすることです。
それ以外にも、普段の生活でいろいろなものを大切に扱う心は必要です。
上達への第一歩ですよね。
私の好きな言葉。
「手入れをしたグラブで練習した事は体に必ず残る、記憶に残っていく。
汚いグラブでプレーしていたらその練習は記憶に残らない。」
by イチロー (ニューヨーク・ヤンキース)
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