野球小僧

米軍 特殊部隊

「ヒグマは賢い動物だ。森の中はクマのフィールド。こっちは見えていなくてもヒグマにはこっちが見えている。どこから襲いかかってくるかわからず、一瞬で顔をかじられたハンターを何人も知っている。米軍の特殊部隊と森の中で戦うようなものだ」

これは、北海道奈井江町の北海道猟友会砂川支部奈井江部会が、町のヒグマ駆除への協力要請を辞退した理由の一つ。

北海道では市街地へのヒグマ出没が相次いでいて、2023年には奈井江町で20件の目撃情報があり、9月には市街地近くのゴルフ場にヒグマが居座り、猟友会奈井江部会が追い払ったそう。

このときの報酬はなく、ボランティア。そもそも、奈井江町と猟友会にはヒグマ対策での取り決めがなかったため、2024年4月、「鳥獣被害対策実施隊」を設置。同部会にヒグマ出没時の見回りやワナの設置、捕獲駆除から処分まで、一連の対応への協力を要請。

報酬は
日当:4800円(一日8時間として考えれば、高校生アルバイト時給よりも安い)
見回り:3700円
発砲した場合:1800円

で、1日最大1万300円。

これに対して猟友会は、「報酬が少なすぎる」「人員的にも難しい」と辞退した。同部会の会員は70代が中心の5人。それぞれ仕事があり、急な呼び出しへの対応は難しい。報酬には、駆除後の解体や火葬場での焼却処分まで含まれており、「8時間労働では、とても終えられない。後継者も育たない」とコメント。

そして、冒頭のコメント、「ヒグマは賢い動物だ。森の中はクマのフィールド。こっちは見えていなくてもヒグマにはこっちが見えている。どこから襲いかかってくるかわからず、一瞬で顔をかじられたハンターを何人も知っている。米軍の特殊部隊と森の中で戦うようなものだ」とのこと。

つまり、言いたいことは、「命がけでやるには、あまりに割に合わない」と言うことなのでしょう。



さて、ここでたとえとして挙げられた「米軍の特殊部隊」。

そのなかで世界最強と言われているのが、米国海軍の「Navy SEALs(ネイビーシールズ)」。

SEALsという名称は、SEが「SEA(海)」、Aが「AIR(空)」、Lが「LAND(陸)」と、陸海空のアルファベットの頭文字から取られており、「アザラシ(seals)」に意味合いを掛けたものである。

海軍ではあるものの、その名前のとおり「どこでも活動可能」であり、陸海空問わずに偵察、監視、不正規戦などの特殊作戦に対応できる能力を持っています。

近年での主な参加作戦
2005年12月:米陸海空軍特殊部隊の混成部隊によるイラク元大統領のサダム・フセイン容疑者の捜索・捕縛作戦であるレッド・ドーン作戦に参加
2011年5月:パキスタンに潜伏中だった国際テロ組織アルカイダ指導者ウサーマ・ビン・ラーディン容疑者の殺害作戦に参加

たとえではあるものの、特殊部隊相手ではさすがに猟友会では歯が立たないでしょう(そんなことが現実に合ったらクマどころではない大事件)。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

そういえば、ここ数ヶ月、自治体からの「熊出没」メールが来ないと思っていたのですが、この「熊」を話題にした日に久々に登場。

また、ローカルニュースで「9月からのツキノワグマ出没警報」につて、この「熊」を話題にした日に久々に登場し、「今日、解除」と。

単なる偶然ですが。

一説には、「この秋は食べ物がたくさんあるため、熊は人里に降りてこない」ともニュースで報道されていますが、11月6日にはキャンプ場の近くで、ランニングをしていた男性が山林から出てきた熊に襲われたとうことも。

たぶん、私は人間から熊に間違えられることはないかも知れませんが、熊から同族と間違えられないよう、この時期は山には近づかないようにしています(山しかないですけど)。
eco坊主
おはようございます。

幸いにも私の畑周辺ではまだ熊の出没情報はありません。
猪・鹿・蝶や狸・ハクビシンなどはありますが・・尤も質の悪いのは二本足かな!

朝の徘徊時は暗いので熊に間違えられないようにしなくっちゃ!

今日もありがとうございました。
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