誰しもが好んで失敗するのではないと思います。
人は失敗があるからこそ成長するものです。
失敗がなければ、自分も判らず、周りも判らないままでいてしまうかもしれません。
だからこそ、失敗は尊いものなのです。
先日の代表決定戦で、いいところがなかったため途中交代してしまいました。
それまでの試合では堅守、巧打でチームに貢献してきており、大事な一戦での大事な場面からの緊張からでしょうか、一瞬、固まってしまった様子でした。
人間は機械じゃありませんから、失敗をする動物です(機械も失敗することがありますが)。
プロだって失敗しますしね(6月1日の亀井のポロリもありますから)。
失敗したという結果論が問題なのではなくて、その結果に至るまでのプロセスに何かがあるのだと思います。
そのプロセスを大事にしなければなりません。
失敗を恐れていては成長はありません。
この日のことを反省して、次は成功するように頑張ることです。それが人間の成長にも繋がるはずです。
きっと、この子はこの日の悔しさを一生忘れることはないと思います。
いや、忘れちゃいけないと私は思います。だって、それが、この子のさらなる成長のきっかけとなるに違いないと考えるからです。
そのことが判っているかのように、この日の帰宅後。
自宅前で黙々とバットを振る姿があったという話です。
次が楽しみです。