2022年10月3日から第210臨時国会が開会されています。今回の臨時国会は7月に行われた参議院選挙後初の国会で、「物価高」「国葬」「政治と宗教団体」などが論議される予定だと思います。
さて、衆議院での本会議において、「議長」による開会宣言が終わりますと、議事進行に関する動議などが議事進行係から提出されます。
進行係:ぎちょおぉぉぉぉぉぉ~!
議長:○○君から発言の申し出がありました。特にこれを許します
進行係:(動議の内容を述べ)○○○されることを望みまあぁぁぁ~す!
という寸劇ともいえるような伝統芸があります。そもそも、まじめに国会中継を観ていたことがないので、このような伝統芸があるということを2011年に岡田准一さん主演映画で公開された「SP THE MOTION PICTURE 革命篇」まで知りませんでした。いや、日本にはいろんな伝統芸が存在しているのですね。
これは見ている方が何とも言えないのですが、やっているご本人たちは大いなる真面目らしく、そもそも100年以上続いている伝統芸。
その起源は1894年の第8回帝国議会が起源との説があり、定着帝国議会で、立憲自由党の吉本栄吉さんが、紛糾する議場内を静めるために大声で叫んだことが始まりとされているようです。当時はマイクなどがなかったため、広い議場で全議員へ響き渡るために独特の抑揚をつけて叫んだという。そして、なぜか100年後の1998年に議事進行係として定着したそうです。
伝統芸だけあってしきたりもあるようで、「ぎちょおぉぉぉぉぉぉ~!」の部分は約7秒、「望みまあぁぁぁ~す!」は5秒~6秒というのが基本形なのだそうです。さらに流派もあるとされ、議場の騒がしさに声の大きさで対応する森喜朗元総理大臣が家元(?)の森流や、低い声で伸ばしていく、古賀誠元自民党幹事長が家元の古賀流など。
この議事進行係は、通称「呼び出し」「呼び出し太郎」とも呼ばれているそうで、若手の「登竜門」とも呼ばれている役職なのだそうで、歴代総理大臣経験者の中にも呼び出し太郎はいるそうです。なお、現在、参議院については行われてはいません。
ま:ぎちょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~!
議:( ̄◇ ̄) はい、まっくろくろすけ君
ま:本国会において国民への不誠実な説明をなくし、納得と共感が得られるような説明をされることを、望みまあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~す!
議:しません(。-`ω´-)キッパリ!!
ま:(๑°⌓°๑)
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。