派生して異なる2種類のものを同時に使いこなす意味でも使われる。
プロ野球でピッチャーと野手を兼任する選手も二刀流と呼ばれています。昔は兼任した選手が多くいたそうですが、最近では2003~2004年のブルックス・キーシュニック(当時ミルウォーキー・ブルワーズ)と2013年の大谷翔平(北海道日本ハムファイターズ)のみです。ただし、キーシュニックは野手として守備に入った経験はなく、代打専門だったので大谷の二刀流とは少し違います。
昨日、大谷は野手→ピッチャーと文字どおりの二刀流を披露してくれました。
今後も同じような場面が観られるかもしれません。
さて、中学生について、興味深い数字が載っているコラムがありました。
中学生の全国大会・第41回リトルシニア日本選手権大会のこと。
そのライターの方は選手の能力を判断する一つのポイントを脚力としています。プロ・アマに関わらず、俊足として設定する基準はバッターランナーの
「一塁到達4.3秒未満」
「二塁到達8.3秒未満」
「三塁到達12.3秒未満」
というものです(基本的には高校生以上でのこと)。
中学生では七年前までは、この基準タイムをクリアする選手は少なかったそうです(観戦が単に七年ぶりだったとのこと)。
全国レベルの大会を数十試合見た中で最も速く走ったのは、2006年8月に行われたジャイアンツカップのエキシビション、和歌山打田ヤング対藤井寺ボーイズ戦の西川遥輝(現北海道日本ハムファイターズ)で、記録は4.11秒だったそうです。
超俊足と呼べるような3秒台の選手を見たことは一度もなく、中学生と高校生のレベルの違いは明らかだったそうです。
しかし、今年のリトルシニア選手権では3秒台を記録する選手が4人も現れたとのこと。
3.68秒、3.98秒、3.74秒、3.88秒
すべてバントヒットでの記録だったそうです(西川の4.11秒もバント)。
ただ、その中の一人は3ベースを放ったときの三塁到達タイムもあるそうで、その数字は11.20秒。
それは、この方が今年見たプロ35試合、アマチュア150試合の中でも9番目に速いタイムだったそうです。それを中学三年生が記録したというのは正直、驚きというか、驚異です。
実はこの選手、速いのも当然なことだそうで、陸上競技100メートル走の全国大会の常連と言ってもいいスプリンターなんだそうです。
昨年の全国中学校陸上競技の100メートルでは準決勝まで進んでいるというのです。
こういう二刀流もありなんですよね。
ちなみに今週末、ストップウォッチ片手にタイムを計っているお父さんがグラウンドに居たりして・・・
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