決勝はS尻中。
地区予選と同じ顔合わせでもあり、お互い負けられない一戦でもある。
先攻K陵中、後攻S尻中で試合開始。
1回表。先頭バッターがランニングホームランで1点先行。その後もランナーを出すが1点止まり。その裏は三人で攻撃を抑える。
2回表。1アウト一・三塁と追加点のチャンス。ここから二者連続のタイムリーヒットが出て2点を追加。なおも追加点のチャンスを作るが追加点ならず。その裏、1アウトから右中間を抜かれるランニングホームランで1点を還される。
3回の攻撃は無得点。その裏、先頭バッターを出塁させて、1アウト三塁。次のバッターの内野ゴロの間に1点を還され、その差1点と追い上げられる。
4回表。ノーアウト一塁からの送りバントがフィルダースチョイスとなり、一・二塁。ここで送って1アウト二・三塁。しかし、後続に当たりが出ず、追加点なし。その裏。ノーアウト一・二塁から送りバントで1アウト・二・三塁のピンチ。次のバッターのスクイズを外し、三塁ランナーをアウトにして、この回のピンチを切り抜ける。
5回表。2アウト二塁からのタイムリーヒットで1点を追加、4-2とリードを広げる。その裏は無失点に抑える。
6回表。この回も1アウト二・三塁のチャンス。ここで内野ゴロの間に1点を追加し、リードを3点に広げる。その裏は無失点。
7回表。ランナーを出すも得点出来ず。その裏はキッチリと三人で抑えて試合終了。
K陵中1200110|5
S尻中0110000|2
序盤は点の取り合い。
ただ、試合の流れは、どちらにあるとは言えませんでした。
そこを分けたのは四回の攻防だったと思います。
同じ、ノーアウト一・二塁からの送りバントで二・三塁とした場面。
K陵中は打たせて得点なし。逆に守りはスクイズを外してピンチを脱しました。
打たせて得点できなかったのは残念でしたが、精神的なダメージとしてはそれほど残らず、逆に仕掛けを見破ったこともあり、この一球が流れを呼び寄せたのではないかと考えます。
これで、次週の長野県ジュニア強化技術講習会へ中信地区1位として出場となりました。
今年4回目の県大会。旧チーム2回、新チーム1回といずれも初戦敗退。
この壁を乗り越えませんと行けません。
ここで一勝することで、この「野生児軍団」は、また一つ成長することが出来るのではないかと考えます。
そのためには、また、この一週間の生活。ここから次の試合の準備が始まるのです。
”明るく、楽しく、元気よく、全力で、そして謙虚に”
一戦必勝です。
(この試合も、たくさんの方に応援していただきました。この場をお借りして、お礼申し上げます)
なお、対戦相手と組み合わせが決まりました(後日)。
その前に、他地区の結果です。
北信地区
準決勝戦
豊野中 3-1 城南中
南宮中 1-0 高社中
決勝戦
豊野中 2-1 南宮中
東信地区
準決勝戦
青木中 2-1 小諸東中
芦原中 1-0 東御東部中
決勝戦
青木中 2-1 芦原中
南信地区
準決勝戦
伊那東部中 3-1 喬木中
箕輪中 6-0 春富中
決勝戦
伊那東部中 1-0 箕輪中(※)
※ 来春の予選会出場により、長野県ジュニア強化技術講習会を辞退。代わりに喬木中が出場。