9ヵ月ぶりに日本代表に戻ってきた本田圭佑選手がワールドカップ最終予選初戦のオマーン戦で、見事ゴールを決めて、その存在感を見せつけてくれました。
日本人には珍しい有言実行な男ですね。
そんな強気の男ですが、挫折もあったとのことです。
「オレの人生は挫折の連続なんです。でもそこからはい上がろうとして、未知の世界を知ることもある。今は苦しいですけど、真剣に向き合うことで、見えてくることがある」
ガンバ大阪ジュニアユースに所属していましたが、ユースチームへの昇格出来なかったため、星稜高校(石川)へと進学します。
しかし、ここで一年生のときに高円宮杯全日本ユース選手権で準優勝。三年生のときには第83回全国高等学校サッカー選手権大会ベスト4と活躍しました。
本田選手本人はユースに受かっていても、行くつもりはなかったと。
受かって行かないというのをやりたかったらしいです。
でも、やっぱり、悔しかったと言います。悔しくてしょうがなかったと言います。
こういう悔しさを原動力に変えて、今の本田選手がいるのでしょう。
昨夜のオマーン戦をTVで観ていて感じたのですが、やっぱり今の日本代表は本田選手の存在が大きいですね。
どの選手もタレント揃いなのですが、本田選手抜きでも強いとは考えます。
でも、本田選手がいることによって、周囲の選手の力を引き出し、周囲も本田選手の力を引き出しているように思えます。
「何でもスムーズに上に行くことはないと思うし、一度や二度の挫折は誰にでもある。一番重要なのは、その挫折から立ち直れるか、立ち直れないかだと思う」
本田選手は進化することで真価を発揮していく。
これからのプレーも楽しみです。