「黒部の太陽」は、木本正次さんが1964年の毎日新聞へ連載した小説で、1968年に石原裕次郎さん主演で映画化されています。
「黒部の太陽」とは世紀の大工事といわれた、黒部川上流第四発電所を建設工事の大自然との闘いの話です。
日本を代表するダムの黒部ダムは、富山県東部にある黒部川上流に建設されたアーチ式コンクリートダムです。
ダムの高さは186mで日本一、総貯水容量は約2億トンもあります。延べ作業員数は1,000万人を超え、工事期間中の転落やトラック・トロッコなどによる交通事故等による殉職者は171人だったといいます。
その「黒部の太陽」ならぬ「黒部の太郎」。
まあ、先日の練習試合はいいところなしで、第三試合の最後にようやく、同点2ベースを打ったくらいで、川の流れをせき止める黒四ダムと同じく、打線の流れを止めていました。
よって、名付けて「黒部の太郎」です。
この間の寿若鳥戦での教訓が生かされていません。
口先だけで「わかった」と言っているだけで、まったく判っていません。
チーム全体もなんとなく、パッとしなかったですね。
試合前のノックから、ボールをポロポロとこぼしまくり。案の定、試合中もミスのオンパレードです。
やっていることの一つ一つが雑になってきています。
試合に出ていない子も、まったく試合に参加しておらず、バットボーイもボールボーイも仕事をしていませんでした。
この間の大会はもう過去の事。
もう一度、ゼロからのスタートをしないと、えらいことになりそうな予感です。
別に急激に上手くなったわけでも、強くなったわけでもないのです。
もう一度、基本をキチンとしなければ勝てません。
次の大会は、より上位へ勝ち進まなければ、単なるまぐれとなってしまいます。
気を引き締めて行きましょう。