昨日から日本高野連の連盟ホームページでプロ入り希望の高校生に義務付けられた「プロ野球志望届」提出者の掲載を始めました。
プロ野球(独立リーグ含む)への入団希望者はこの志望届を提出していませんと、10月26日に開催されるドラフト会議でプロ球団から指名を受けられないことになっています。
昨日、公表された選手は以下のとおりです。
福島・郡山商高 山ノ井雄喜選手
東京・堀越高 神保優貴選手
新潟・関根学園高 荒井颯太選手
静岡・小笠高 佐々木健選手
奈良・添上高 乾由磨選手
徳島・新野高 折下光輝選手
練習試合で対戦したことのある選手の名前もあります。ただ、申し訳ありませんが、どの選手なのかは分かりません。でも、はるか遠くの森の中へ飛んで行った第ホームランだけは印象に残っています。
まだ、今年の夏の全国高校野球などで活躍した選手や18歳以下のワールドカップに出場している選手は含まれていませんが、大会が終わったりしてから、徐々に増えていくと思われます。既に、広島・広陵高の中村奨成選手や高知・明徳義塾高の西浦颯大選手らは、プロ志望届を提出する意向であることを明らかにしています。
昨年2016年のプロ野球志望届の提出者は105名。ドラフト会議でプロ野球チームに指名された高校生は、育成契約を含むと45名でした。高校球児の2016年における高校三年生の野球部員の総計は55,204人です。
従ってドラフトで指名された45名は、プロ野球志望届提出者の42.9%、全高校球児では0.08%になります。志望届を提出しても2人に一人以下、全体では1200人に一人の割合でしかドラフトで指名されないことになり、非常に狭き門です。
なお、現在はプロ志望届を提出していながらドラフト指名のなかった高校生は、独立リーグに在籍者した場合については、高校を卒業した翌年度から、ドラフト指名の対象となることが可能となりました。
ちなみに、プロ野球志望届は日本高野連からもらいます。
なお、我が家でも「一生に一度の記念にプロ野球志望届を(シャレで)出したらどうだ?」と話しをしましたが、「そんな不埒なことはしない」と言われちゃいました。
基本的に「就職希望」や「進学希望」の場合には、道義上出さないことですしね。
私だったら、提出してみるのに(あっ、脂肪届か?)。