2024年3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会の出場32校が決まりました。過去を振り返らない私としては昨日の予想結果の評価はしませんが・・・。
そのなかでどうやら近畿地区についてはいろいろと法則があるというのです。
■公立枠の法則
公立校が必ず選出(95回連続)
近畿地区といえば、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県と鳥取県。いや、間違えました鳥取県は自称でしたっけ?と、いずれも強豪私立校が群雄割拠しているような地域。秋季大会の結果のみでは選考されないとは言われても県大会一回戦で敗退してしまえば論外。しかし、そこから公立校が95回連続して選出されているというのは「(21世紀枠を含めて)近畿公立枠があるのでは?」と思えるようなことです。
第1回大会(1924年):市岡中(現;市岡高:大阪)、和歌山中(現;桐蔭高:和歌山)
↓
第95回大会(2024年):耐久高(和歌山)
ちなみに105回の歴史を持つ全国高校野球選手権大会では近畿地区の代表校で公立校が出場しなかった回数は5回。やはり公立校は強いということなのかもしれませんが・・・。
2010年、2014年、2015年の一般枠はすべて私立校。ところが21世紀枠として、
■公立枠の法則
公立校が必ず選出(95回連続)
近畿地区といえば、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県と鳥取県。いや、間違えました鳥取県は自称でしたっけ?と、いずれも強豪私立校が群雄割拠しているような地域。秋季大会の結果のみでは選考されないとは言われても県大会一回戦で敗退してしまえば論外。しかし、そこから公立校が95回連続して選出されているというのは「(21世紀枠を含めて)近畿公立枠があるのでは?」と思えるようなことです。
第1回大会(1924年):市岡中(現;市岡高:大阪)、和歌山中(現;桐蔭高:和歌山)
↓
第95回大会(2024年):耐久高(和歌山)
ちなみに105回の歴史を持つ全国高校野球選手権大会では近畿地区の代表校で公立校が出場しなかった回数は5回。やはり公立校は強いということなのかもしれませんが・・・。
2010年、2014年、2015年の一般枠はすべて私立校。ところが21世紀枠として、
2010年:向陽高(和歌山)
2014年:海南高(和歌山)
2015年:桐蔭高(和歌山)
2017年と2023年の一般枠もすべて私立校。しかし、明治神宮大会で近畿地区代表が優勝したことにより、
2017年:高田商高(奈良)
2023年:社高(兵庫)
が選考されています。
■大阪枠の法則
大阪からほぼ必ず選出。唯一の例外は第4回大会(1927年)のみ
第4回大会(1924年):和歌山中(現;桐蔭高:和歌山)、関西学院中(現;関西学院高:兵庫)
ピンチだったのが2003年での近畿大会(出場16校)。この大会で大阪勢はすべて初戦敗退。ところが選抜大会の選考により、ベスト8のなかからではなく初戦敗退していた大阪の高校を選考。
当時の選考理由は「一回戦負けでも力がある」とのこと。一方でベスト8の和歌山の高校については9回に4失点して逆転負けした準々決勝を引き合いに、「もろさがある」。また、同じ県の智弁和歌山高が選ばれていたことで「1県2校になるには説得力がない。地域性を考慮した」と言う。
■大阪・京都・奈良の21世紀枠の法則
大阪・京都・奈良の21世紀枠の選出は0回。兵庫と和歌山は3回ずつで滋賀は2回
2001年が21世紀最初の年であることにちなみ、同年開催の第73回大会から設けられた出場枠。近畿地区からはこれまでに8校が選考されて、和歌山、兵庫が3校ずつ、滋賀が2回なのに対し、大阪、京都、奈良は0。
選考に偏りはありそうな気はします。北海道、福島、島根、徳島が4回と最多。大阪、京都、奈良は0回。ほかに0回は群馬、埼玉、神奈川、三重、長野、鳥取、広島、岡山、福岡と長崎と多いといえば多いので何とも言えませんけど。
ちなみに、神奈川と岡山は地区の推薦回数も0回。
これらをすべて法則というのは大げさかもしれませんが、選考に人が絡んでいることから何らかの思惑が動いているのかも知れませんし、単なる偶然かも知れません。
でも、2024年もこの法則は続きました。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
2023年:社高(兵庫)
が選考されています。
■大阪枠の法則
大阪からほぼ必ず選出。唯一の例外は第4回大会(1927年)のみ
第4回大会(1924年):和歌山中(現;桐蔭高:和歌山)、関西学院中(現;関西学院高:兵庫)
ピンチだったのが2003年での近畿大会(出場16校)。この大会で大阪勢はすべて初戦敗退。ところが選抜大会の選考により、ベスト8のなかからではなく初戦敗退していた大阪の高校を選考。
当時の選考理由は「一回戦負けでも力がある」とのこと。一方でベスト8の和歌山の高校については9回に4失点して逆転負けした準々決勝を引き合いに、「もろさがある」。また、同じ県の智弁和歌山高が選ばれていたことで「1県2校になるには説得力がない。地域性を考慮した」と言う。
■大阪・京都・奈良の21世紀枠の法則
大阪・京都・奈良の21世紀枠の選出は0回。兵庫と和歌山は3回ずつで滋賀は2回
2001年が21世紀最初の年であることにちなみ、同年開催の第73回大会から設けられた出場枠。近畿地区からはこれまでに8校が選考されて、和歌山、兵庫が3校ずつ、滋賀が2回なのに対し、大阪、京都、奈良は0。
選考に偏りはありそうな気はします。北海道、福島、島根、徳島が4回と最多。大阪、京都、奈良は0回。ほかに0回は群馬、埼玉、神奈川、三重、長野、鳥取、広島、岡山、福岡と長崎と多いといえば多いので何とも言えませんけど。
ちなみに、神奈川と岡山は地区の推薦回数も0回。
これらをすべて法則というのは大げさかもしれませんが、選考に人が絡んでいることから何らかの思惑が動いているのかも知れませんし、単なる偶然かも知れません。
でも、2024年もこの法則は続きました。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。