野球小僧

雨が降ってきたからって走ることはない。走ったって、先も雨だ / 坂本龍馬(司馬遼太郎「竜馬がゆく」より)

雨が降ってきたからって走ることはない。走ったって、先も雨だ。

1867年12月10日の夜。坂本龍馬さんは、京都の近江屋で襲撃を受けて暗殺されてしまいます。旧暦では11月15日になりますが、この日は龍馬さんの誕生日でした。襲撃されたときに残された物や、事件についての証言があるにも関わらず、未だに犯人はわかっていません。日本史におけるミステリーの一つともいわれています。ちなみに、そのほかは「本能寺の変」「卑弥呼と邪馬台国」「聖徳太子」などが挙げられています。

「竜馬がゆく」は、1962年〜1966年に産経新聞に連載された長編小説で、その後、文庫本化された司馬遼太郎さんの代表作です。史実に基づいて書かれていますが、史実とは違う描写(いわゆる「司馬観」)もあり、ジャンルとしてはフィクションとしての扱いになっています。ちなみに、「竜馬」というのは、司馬さんが本物(?)の坂本龍馬さんと区別するためにつけた当て字です。

一般的にイメージしている坂本龍馬さんは、この書によって作り上げられたともいわれており、実際に、坂本龍馬さんは土佐弁というものも、この書によるものという研究結果もあるようです。

それでも、坂本龍馬さんのように、常識に捉われない行動、そして、何に対しても諦めないこと、は、今の時代にもつうじるものはあると思います。

「慌てることなく、急ぐことなく、じっくりと」

どっちにしても、雨の日は、いくら急いでも、雨ですから。


なお、私は、「竜馬がゆく」は読んだことはありません。「お~い竜馬!(武田鉄矢さん、小山ゆうさん)」をラーメン屋さんで読んだくらいです。

本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。

その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。

それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。

コメント一覧

まっくろくろすけ
のんさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

以前、私の京都在住していた知り合いの方と、今日と出会う都度、歴史的な事件のあった場所を案内してくれました。なぜか、坂本龍馬さんの事件の場所は、何度も行きました。

高知は私にとっては、「まだ行ったことのない県」の1つです。行きたいのですが、なかなか機会がないです。ニアミスすらできていません。

私も久しぶりに幕末ものの小説を引っ張り出してみようと思います(読むかは?ですが)。
まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

>「どっちにしても、雨の日は、いくら急いでも、雨ですから。」
私の「迷言」は足元にも及ばない、寝言に近いものですから。

最近、いろいろとせわしない世の中の流れのような気がしますし、私自身も何かに急かされて生きているような気もします。

一度、立ち止まって、後ろを振り返りながらゆっくりと生きていきたいと思います。

さて、「雨」をイメージする楽曲はいろいろいと候補がありますが、ご期待に沿えるでしょうか・・・、お楽しみに。
まっくろくろすけ
macaronteapartyさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

勝海舟さん、西郷隆盛さんと坂本龍馬さん。幕末から明治維新に変わる激動の時代で、新しい日本を目指した3人でしたが、坂本龍馬さんだけが、明治維新を迎えられなかったのですよね。

この3人の関係とかを考えますと、坂本龍馬さんの事件は「?」というのが素人ながら感じます。

ただ、ミステリーはミステリーのままがロマンがあって面白いと思っています。

なお、お察しのとおり、とりあえず、私の天気予報(=ブログ)は明日までは「雨」としています。
gokuton
おはようございます。
「竜馬がゆく」は完読しました。
ちょうど龍馬伝の放送があった時に龍馬さんにハマって、京都のお墓参りしたり、池田屋さん見学、伏見で酒蔵見学&昼飲みと楽しみました。
高知へも飛び龍馬さん巡りしてきました。
おりょうさんも粋な方でしたね。
懐かしい思い出です。
「竜馬がゆく」は山のリーダーの友から譲り受けたので、引っ張り出してみますね。
のん
eco坊主
おはようございます。

龍馬伝は観てました。
福山雅治さんが演じていたから台詞の一つ一つを取り上げれば名言になりますね。
>「雨が降ってきたからって走ることはない。走ったって、先も雨だ。」
↑その通りなんですけど私が言っても名言にはなりませんね(笑)
>「どっちにしても、雨の日は、いくら急いでも、雨ですから。」
↑これはまっくろくろすけ語録ですか?福山龍馬語録にまけてませんね!

☂シリーズ・・・三善英史さんの「雨」は出てくるかな(笑)
そして私の好きな「雨音はショパンの調べ -I Like Chopin-」はどうかな!?
macaronteaparty
今日は。
雨シリーズだなと思っていたら、龍馬さんの話が来るとは。
まっくろさんの発想にいつも感心してしまいます😊

龍馬さんの死がミステリーだとは知りませんでした。
卑弥呼も、これだけありとあらゆる偉人が神として祀られる日本で
墓も神社もない、とYouTubeの広告で観ましたっけ。

司馬さんに作られた部分があるにしても、
龍馬さんをこの記事で見て、元気がでました😄

スケールが違い過ぎますが、龍馬さんを見習いたいです。
まっくろさん、元気をありがとうございました😊
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