私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
1996年1月から日本テレビ系で放送されている長寿TVアニメ「名探偵コナン」。「週刊少年サンデー」(小学館)で1994年5号より連載されている、週刊少年サンデー史上歴代最長の連載期間となっている青山剛昌さんによる人気マンガ「名探偵コナン」が原作です。1997年4月からは毎年ゴールデンウィークに合わせて、劇場板シリーズも毎年1作ずつ公開され、TVアニメ版よりもスケールの大きな(西部警察さながらの大爆破シーン満載な?)ストーリー展開が見どころです。2020年はシリーズ最新作「名探偵コナン 緋色の弾丸」が4月17日から公開される予定でしたが、公開延期となってしまいました。
名探偵コナン 緋色の弾丸 / 2020年 第24作
その公開延期となっていた、「緋色の弾丸」の新たな公開日が2021年4月になることが発表されました。
ちなみに、毎年春に公開されている、国民的劇場版4大アニメすべてが公開延期となり、現時点では「ドラえもん」以外の公開日詳細は未定になっています。
「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」:近日公開予定
「映画ドラえもん のび太の新恐竜」:8月7日公開予定
「劇場版ポケットモンスター ココ」:公開未定
さて、劇場版24作目となる本作では、FBI捜査官で狙撃のスペシャリストである赤井秀一を始め、妹の世良真純、弟の羽田秀吉(吉は上が土)、「領域外の妹」こと母親のメアリーという「赤井一家」が集結することになっています。そのキャッチコピーは、そのまま「一家(ファミリー)、集結-」「引き裂かれた運命---いま〈世界〉が動き出す」です。
人気キャラクターの赤井の劇場版シリーズへの登場は第16作「純黒の悪夢(ナイトメア)以来6年ぶり、真純は第18作「異次元の狙撃手(スナイパー)」以来4年ぶりの登場で、秀吉とメアリーは劇場版初登場です。
なお、父親の務武(つとむ)が登場するかどうかは、よくわかっていません。務武自身は本編には登場しておらず、名前が初めて登場したのが単行本第89巻「座右の銘」、初めて顔がわかったのは第92巻「さざ波の記憶」です。もしかすると、もしかするかも知れません。
この映画は発表当時から話題になっており、ゲスト声優として浜辺美波さんが参加したり、約8年ぶりに活動を再開した東京事変が主題歌を担当することになっていますが、一番の話題は、このタイトルでした。
劇場版といえば、第23作「名探偵コナン紺青の拳(フィスト)」、第21作「から紅の恋歌(ラブレター)」のように、漢字にカタカナのフリガナを振って読ませる例が珍しくありません。そのため、「緋色」を「スカーレット(Scarlet)」、もしくは「弾丸」を「ブレット(Bullet)」と読むのではないかと考えた人がいるようですが、公式的にはフリガナに関する情報は発表されていません。ただ、貼付した予告編をよくよく見ますと「The Scarlet Bullet」と、そのまま書かれています。
ところで、「コナン史上最大の謎」と謳われた、来葉峠での赤井の謎(知らない方にはごめんなさい)がついに判明するシリーズコナンの「緋色」シリーズは単行本84~85巻に収録されており、タイトルは「緋色の序章」「緋色の追及」「緋色の交錯」「緋色の帰還」「緋色の真相」で構成されており、大きな転換点となったエピソードが描かれており、私の好きなシリーズの1つでもあります。
「緋色」というタイトルの由来は英国の小説家・アーサー・コナン・ドイルさんの創作した「シャーロック・ホームズ」の第1作「緋色の研究」からであり、「緋色」と「赤(=赤井秀一)」をかけたダブルミーニングとなっています。さらに、アニメではキャストにも遊び心が入っており、「安室透=アムロ・レイ(CV:古谷徹さん)」と「赤井秀一=シャア・アズナブル(CV:池田秀一さん)」の共演が実現しており、両者の対決も面白いところです。
なお、過去の劇場版タイトルでカナのフリガナがないのは24作品中8作品のみとなっています。
時計じかけの摩天楼 / 1997年 第1作
世紀末の魔術師 / 1999年 第3作
瞳の中の暗殺者/ 2000年 第4作
天国へのカウントダウン / 2001年 第4作
ベイカー街(ストリート)の亡霊 / 2002年 第5作
11人目のストライカー / 2012年 第16作
業火の向日葵 / 2015年 第19作
ゼロの執行人 / 2018年 第22作
緋色の弾丸 / 2021年 第24作
公開延期は残念な知らせではありますが、後年、2020年がこのような年であったなと思えるような、事態の一刻も早い収束を望みながら公開を待ちたいと思います。それまでは、過去の公開作を観ながら我慢しておきます。
「目先の事に囚われて狩るべき相手を見誤らないで頂きたい。」(第85巻)
今、私たちにとって「狩るべき相手」は、新型コロナウイルスです。人が人を傷つけるようなことはあってはならないです。
「そんな顔をするな・・・命に代えても守ってやる・・・」(第76巻)
そして、新型コロナウイルスに向かって対応されている関係者の方々には本当に感謝です。
また、明日、ここで、お会いしましょう。