2019年からずーーっと私たちの生活を脅かし続けてきている新型コロナウイルス感染症。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行されて、約4ヶ月経つのですが、ウイルス自体は分類なんとことは関係なく、日本での便宜的なことだけなのですから、人類的に少しは治まってきたかと思えば、また変異し、季節を問わず何回も感染の波を作ってきています。
そして、ここ最近はまた陽性の方が急増しています。
東京都の新型コロナウイルスの1医療機関あたりの患者数は、第8波のピークだった2022年12月19日~25日は19.78人でしたが、2023年8月28日~9月3日は17.01人。
東京都の新型コロナウイルスの1医療機関あたりの患者数は、第8波のピークだった2022年12月19日~25日は19.78人でしたが、2023年8月28日~9月3日は17.01人。
ニュースでよくでてくる首都圏の病院では、発熱外来は1日に約150人~200人も訪れており、検査を行うと約70%以上が陽性と判定されているという状況だそうです。
そして最近、そんな中で全国的に流行ってきているというものが、「オミクロン株」の変異株「XBB株」についで新しい変異株である「EG.5株」が増えてきているとのことです。
これが、通称「エリス(Eris)」と呼ばれています。
東京都によりますと、7月31日~8月6日は20.1%、8月7日~8月13日は33.3%、8月14日~8月20日は36.0%だということです(9月7日時点)。現在はもう少し増えていると思われますが。
国立感染症研究所では8月29日までに59の国と地域の感染の報告を受けているということで、「今後その割合が上昇すると推定している」ということです。
エリスというあだ名はギリシャ神話に登場する「不和と争いの女神」にちなんだもので、SNS上で名付けられたもの。
もともとは世界保健機構(WHO)が新型コロナウイルスの主要変異株の「簡単な呼称」として、ギリシャ文字を使っているのですが、この命名システムはでは科学的な呼び名ではえるのが難しく、間違えてしまう可能性があるため、命名ルールが作られたのと、その変異株が発見された国や地域の名前で呼ばれることを防ぐ目的もありました。
ただ、すでに記号で呼ぶのも大変らしいのでギリシア神話の登場する神々の名称が使われていたりします。
そして、今回のEG.5株はエリスとなっているのです。
そもそもWHOではギリシャ文字を使い終わったあとには星座の名前を検討しているようで、一時期はギリシャ神話に登場する神々や女神たちの名前を検討したこともあったそうですが、発音が難しいなどの問題点から除外されていました。
ただ、一般的にはすでにギリシャ神話に登場する神々や女神たちの名前が使われているのは何とも言えないことですが。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
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