昨年12月に開かれた、譲位の日程を決める皇室会議で、陛下が平成31年4月30日に譲位され、皇太子さまが5月1日に即位されることになり、新元号が改元1ヶ月前の4月1日に発表されると決まりました。次の元号について徐々に盛り上がってきています。もう1ヶ月ほどしますと、30年続いた平成が終わり新たな時代になります。
2019年1月21日にヴィンテージワイン専門店「年号ワイン.com」がユーザー投票による「新年号予想ランキング」の上位10位までが発表されました。
応募総数1551通の結果を集計して導き出された今回のランキングで、断トツで人気があったのが「安」という文字です。災害の多かった平成時代から、安心の「安」、安定の「安」、安らぎの「安」を求めたのではないかとお見ます。
【新年号予想ランキング】
1位: 安久(60通)
2位: 安永(46通)
3位: 安始(32通)
4位: 栄安(31通)
5位: 安明(25通)
6位: 永安(21通)
7位: 永和(20通)
8位: 永明(19通)
9位: 安成(17通)
10位: 和平(15通)
10位: 安栄(15通)
【新元号1文字目の予想ランキング】
1位: 安(414通)
2位: 永(124通)
3位: 光(90通)
4位: 和(85通)
5位: 栄(65通)
6位: 新(36通)
7位: 開(28通)
8位: 仁(27通)
8位: 幸(27通)
10位: 慶(26通)
【新元号2文字目の予想ランキング】
1位: 安(148通)
2位: 和(114通)
3位: 永(92通)
4位: 明(90通)
5位: 久(87通)
6位: 光(54通)
6位: 成(54通)
8位: 栄(48通)
9位: 始(36通)
10位: 平(31通)
ということで、非常に安易な考え方で、分かりやすく、親しみやすいということで、
「安安(あんあん)」です。
安:①やすらかである。落ち着いている。心配がない。②値段がやすい。③たやすい。簡単である。④たのしむ。甘んじる。⑤おく。すえる。⑥いずくんぞ。疑問・反語の助字。
ちょっと、まじめな話として、元号は645年の「大化」から「平成」まで247を数えますが、「永」「和」「安」「天」「元」など、繰り返し使われている漢字が多いとのことです。さらに「A」が頭文字の元号は江戸時代の「安政」以来ありません。ネット上では平和が持続するように「安久(あんきゅう)」がいいのではという話もあります。
ちなみに、「あんあん」とは
1.日本の女性向けファッション「an・an」雑誌
2.台湾の女優・安以軒(アン・イーシュアン)の別称
3.ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer(SEGAのクイズゲーム)の略称
4.お肉が安い!ビールも安い!だから安安(七輪焼肉)
5.京成大久保の中華、安安食堂。おすすめ料理は「エビのチリソース」「揚げ鶏肉の特製ソースかけ(油淋鶏)」「鶏肉とカシューナッツ炒め」