松本は5月26日の13節・名古屋戦から9戦連続未勝利。この流れを止めるべく挑んだホームゲームは、1-1の引き分けに終わり、松本は10試合ぶりの白星を目前で逃しました。
松本はスコアレスで迎えた80分、センターサークル付近でボールを受けたセルジーニョ選手がDFラインの裏にスルーパス。ここに走り込んだFW永井龍選手がGKとの1対1を制して、右足でゴールに流し込み先制。
このまま、松本の勝利かと思いましたが、終了間際の90+2分に、名古屋のFW赤﨑秀平選手が、抜け出し、飛び出してきたGKの目前でヘディングシュートを決めて、スコアをタイに戻した。
そのまま試合は1-1で終了。松本は目前まで迫っていた10試合ぶりの白星を逃し、J2降格圏内のまま。名古屋は劇的な終了間際のゴールで勝点1を拾った形になりました。
さて、野球観戦は何回もあるのですが、初の生サッカー観戦でした。それだけに、野球観戦との違いに大きく戸惑いました。
そもそも、試合会場のサンプロ・アルウィンが交通の便があまり良くない場所にあるにも関わらず、駐車場はほとんどありません。有料駐車場はすぐにいっぱいになってしまい、無料駐車場はアルウィンから約3kmも離れた場所です。ここからは無料シャトルバスが運行されていますが、今回は最寄りの塩尻駅からの無料シャトルバスに乗りました。
これが、「試合開始5時間30分前から運行」という情報だけしかなく(乗車場所の案内はちゃんとありました)、具体的な発着時刻は現場に行かないと分からず。この情報を基にして、「14時30分」の乗車を目指して、14時過ぎに乗車場所へ行くと、目の前のシャトルバス(注;マイクロバスではありませんでした。大型の観光バスが運行されていました)が出て行ったところ。係らしき人が来て、次の出発時間は「15時00分」と看板を変更していきました。「オイオイ」って感じで、真夏の炎天下で約1時間待つという、オフサイドトラップに引っ掛かりました。
約20分の快適なバスの旅が終わり、シャトルバスの発着場に到着。ここからアルウィンまでは歩いて約5分。このくらいは文句は言いません。ちなみに、途中で遠路はるばるアルウィンを目指して歩いている方々を多数見かけましたが、暑い中、大変そうでした。アルウィンのゲートは4か所。プロ野球場では、多くのゲートがあるためほとんど行列は出来ませんが(並んだことがあるのは、ライフメットだけ)、入場までに再び炎天下で待つという、オウンゴールとなりました。
これは競技場の特性でもあり、運営スタッフの規模が違うということもあって、仕方がないと思います。
それでも、アルウィンにはたくさんのサポーターが詰めかけ、小さい子どもから、大きなおじいちゃん、おばあちゃんまでが楽しく応援しており、私も楽しませてもらいました。これも運営スタッフのおかげだと思います。
また、機会があれば観戦しに行ってみたいと思える、ハットトリック状態でした(何しろ、近いですから)。