あずさ運動公園は学童野球の場合、最大4面が取れる大きなグラウンド。
第二試合は、その中の一試合が長引いたため、二回戦の第三試合は試合開始が大きく遅れて15:28にプレーボール。
対戦相手は直前の松本市の萩原杯争奪松本市少年軟式野球連盟春季大会の優勝チーム。
毎年、このチームはずば抜けた選手はいないが、全員が基本に忠実な野球をしてくる、ある意味手本としたいチーム。
さて、葡萄隊。初戦の勢いの余韻をこの試合の立ち上がりにも残していた。
まずは初回。
先頭バッターを送った1アウト三塁から、今日快音のなかった、まさくんのタイムリー2ベースで先制。
さらに、1アウト二三塁からスクイズを外されるものの、三塁ランナーが好走塁でホームを突き、2点をリード。
しかし、その裏。
2アウトからエラーで出したランナーをタイムリーで返され、1点を失う。さらにランナー二塁から、内野ゴロのお粗末な処理がヒットになり、この間に二塁ランナーがホームへ戻りあっという間に同点。
2回表の葡萄隊。
1アウト二三塁のチャンスが活かせず無得点。
2回の裏。
2アウト二塁から、内野安打の間に1点を勝ち越されると、そこから2ベースとエラーでこの回、やらずもがなの3失点。
3回、4回と葡萄隊は一人のランナーも出せず、このままズルズルと行ってしまうのが去年までのパターンとなるが、連投のあやちゃんがここは踏ん張り、3回4回と3人ずつに抑え込む。
だが、また5回に2アウト三塁から内野ミスで1点を追加されてしまう。
ベンチから「このまま終わる気か!」と喝の入った6回。
連続ヒットで作った1アウト二三塁。ここで、ようやくタイムリーが出て1点を返し、さらに二三塁まで攻めるものの、後が続かずに、1点を返すのみに終わってしまう。
最終回の攻撃も3人で終わってしまい試合終了。
葡萄隊2000010|3
寿若鳥230010x|6
返す返すも残念であったこの試合。
失点はすべて2アウトからのミスで失っている。しかも、まったく同じパターンでのミス。
そこに至る伏線となるプレーもいただけません。
試合後のミーティングでも監督、助監督らから話がでましたが、一言でいえば「野球をまったく知らない」のです。
それにいつも思うのが、二試合目に入るまでの「試合の入り方」が、まったくよろしくない。
これらのことは、私も試合後のミーティングで言わせていただきました。
ただ、どれだけの子が、そのことを判ってくれたのか?
また、ミーティングでは言いませんでしたが、相手チームとの違い。
数えきれないほどの修正点。
これらは、少しずつミーティングやここで話して行きたいと思います。
この原稿を書いているのは昨夜(1日)の夜遅く。
どうせ、寝不足になるのならば、いい結果・状態であればいいのですが、この状態では今夜も悔しくて寝れないだろうな。
必ずしも、強いチームが勝つわけではありません。
勝つチームが強いのです。その点では、まったくなっていません。
(気合の五厘刈りのしんくん。しかし、チームは空回り)