私が最近読んだ本。
「神作家・紫式部のありえない日々(一迅社) / D・キッサン」
久しぶりに「歴史もの(?)」を読んでいます。
「神作家・紫式部のありえない日々(一迅社) / D・キッサン」
久しぶりに「歴史もの(?)」を読んでいます。
紫式部さんは今から約1000年前に世界最古の長編小説とされる「源氏物語」を書いた女流小説家。
私がよく見ている日本テレビ系でほぼ毎週日曜日の午後8時ちょっとまえから放送されている「謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!」の裏番組でNHKで放送されている2024年の大河ドラマ「光る君へ」の主人公として描かれている方です。
ちなみに私は源氏物語を読んだことはもちろんなく、紫式部さんのことも名前と平安時代の方ぐらいとしか存じ上げません。
ということで、「紫式部さんとは?」で手にしたのがこの本(漫画)です。
何しろ本の帯びに、「紫式部の人生 この本で(だいたい)全部わかります!!!!」とありますから。
ただ、いまさら勉強(?)したところで、ここでにわか覚えしたものの使い道がないことは事実。
さて、どうやら紫式部というのは実名ではなく、父や兄が「式部省(しきぶしょう:教育などを司る行政機関)」の役人であったことと、源氏物語のヒロイン「紫の上(むらさきのうえ)」にちなんだ呼び名とされています。
現時点では本名不明で正確な生没年はわかっていない。「香子(かおりこ、こうし、たかこ)」だったという説があるようで、生年は970年~978年という説があります。
998年ころに紫式部さんは親子ほど年の差がある山城守(やましろのかみ:京都府南東部の地方長官)の「藤原宣孝(ふじわらののぶたか)」さんと結婚し、一女をもうけました。ちなみに、この子がは小倉百人一首に登場する歌人「大弐三位(だいにのさんみ)」さんとのこと。ただ、紫式部さんは結婚後約3年で夫と死別。その苦境を乗り越えて源氏物語の執筆を始めます。
1007年ころに宮廷内の実力者「藤原道長(ふじわらのみちなが)」さんの娘で、第66代「一条天皇(いちじょうてんのう)」の中宮(ちゅうぐう:皇后)である「彰子(しょうし)」さんに、女房(にょうぼう:貴人に仕える女官)として出仕。早い話が家庭教師として彰子さんに和歌や学問を教えるようになります。
1007年ころに宮廷内の実力者「藤原道長(ふじわらのみちなが)」さんの娘で、第66代「一条天皇(いちじょうてんのう)」の中宮(ちゅうぐう:皇后)である「彰子(しょうし)」さんに、女房(にょうぼう:貴人に仕える女官)として出仕。早い話が家庭教師として彰子さんに和歌や学問を教えるようになります。
ただ、もともと紫式部さんは内気な性格だったこともあり、宮廷に出仕して先輩の女房のいじめに遭ってしまい、紫式部さんが仲良くしてほしいと手紙を送っても、先輩達は完全無視。
原因は源氏物語で注目されていた紫式部さんへの嫉妬。そのためもともと乗り気でなかった宮廷出仕での人間関係が嫌になり、いまで言うところの出社拒否。実家に引きこもって源氏物語の執筆を再開していますが、約5ヶ月後には何事もなかったかのように職場復帰。
原因は源氏物語で注目されていた紫式部さんへの嫉妬。そのためもともと乗り気でなかった宮廷出仕での人間関係が嫌になり、いまで言うところの出社拒否。実家に引きこもって源氏物語の執筆を再開していますが、約5ヶ月後には何事もなかったかのように職場復帰。
そして、あえて自分を賢く見せないよう装い、周囲からは「意外と親しみやすい」と受け入れられるようになったとのこと。
・・・大河ドラマの方ではどのように描かれているかは知る由もありませんが。
「世の中はつねにもがもな!」
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。