全国的に有名な大阪市道頓堀のグリコの看板の下に「金本知憲プロデュースの鉄板居酒屋 兄貴の店」があります。
開幕第二戦にドラゴンズが敗けた腹いせに、いやいやいや、第三戦のタイガースを「食っちまおうか」という感じでお店に乗り込んだのですが、結果的には第三戦に景気付けしてしまった感じでした。
タイガースに貯金をして、兄貴の懐をただただ潤わせてしまっただけですが。
ちょうど一年前に発見して、次の機会には行ってみたいと思っていました。まあ、虎穴に入らずんば、虎児を得ずとも言いますしね。
試合後にタイガースファンが二次会に勤しんでいる間に、さっさと京セラドーム大阪から移動したこともあってか、18時過ぎに着いた時にはさほど混んでもいなく、道頓堀川のテラス席でもいいかなと思ったのですが、ここは敵軍の本陣まで来たので、中まで切り込まなくてはなりませんので、お店の中へなだれ込んだ次第です。本音を言いますと、ちょっと肌寒かったからです。
お店の中には、すでにカウンター席には全身タイガース応援用ユニフォーム姿の方々が、焼酎(たぶん)で盛り上がっている最中でした。
店内には選手時代のユニフォームやレアグッズが展示され、タイガースの選手のサインボールなどなど、虎党にはたまらない雰囲気です。しかも、大型スクリーンも設置されており、試合中だったら虎党以外はいたたまれない雰囲気になることは間違いなしです。私が入店した時には、名探偵コナンが映っていたため、ほとんどのお客さんは興味なしでした。
しばらく、お店にいると小さな子を連れたお客さんや、ガイドブック片手にやって来た一家など野球とはかけ離れた方もいました。しかし、時間が経つにつれて、タイガースのユニフォームを着たお客さんが多くなって来ました。
どうでもいいですが、トイレの場所を聞くと「あちらの三塁側になります」とのこと。何のことかと思いきや、入り口前にはホームベースが置いてあって、三塁側、つまり左側が男女兼用、一塁側になる右側が女性専用となっているのでした。
なお、兄貴の店で人生初の体験がありました。串焼きメニューの中に「子持ちこんにゃく」なる名前。子持ちシシャモは知っているのですが、こんにゃくとは。お店の方に恐る恐る聞いたのですが、シシャモの卵を練り込んだこんにゃくだということ。何やら広島の名物らしいのですが。そういえば金本監督は広島出身ですしね。
鉄板居酒屋ですが、串カツ、串焼き類も揃っており、有名人プロデュースの割にはお値段もそこそこリーズナブルです。
今度行く機会があれば、タイガースも食っちまった日が良いですね。