第88回選抜高等学校野球大会は4強が出そろい、大詰めを迎えました。今年も数々の熱戦が繰り広げられています。
春は夏ほど注目度は高くないのですが、京都・龍谷大平安高は初優勝した2014年以来2回目、香川・高松商高は準優勝した1961年以来5回目の決勝を目指します。奈良・智弁学園高と熊本・秀岳館高は初の決勝進出が懸かります。
そんな元気のいい高校球児は普段(でもないでしょうけど)から何を考えているのか、「週刊ベースボール別冊春季号 第88回選抜高校野球大会完全ガイド」から、「好きな言葉」を各チームから最低一選手選んでみました。
中には、一人だけにとどまらないチームもありましたが。
座右の銘とまでいくかどうかは判りませんが、その選んだ言葉には、その人となりが見えたりします。いかにも高校球児という言葉から、大人の私も思わず納得し、考えさせられるような言葉が並んでいます。また、思わず応援したくなるキャラもいたりします。
注目選手編
藤島選手は一般的ですが、注目選手はやっぱり言うことが一味違います。
鈴木昭汰選手 茨城・常総学院高 「ナンバー1」
藤島健人選手 愛知・東邦高 「一生懸命」
山颯一郎選手 福井・敦賀気比高 「見逃し三振より空振り三振」
高山優希選手 大阪・大阪桐蔭高 「迷わず一球を投げる」
やっぱり高校球児編
やっぱり、高校球児だなと思えるような言葉です。
宮澤晃汰選手 北海道・札幌第一高 「一人で見るのはただの夢、みんなで見るのは現実の夢」
木村翔太選手 青森・青森山田高 「打つ時パッカーン」
田城飛翔選手 青森・八戸光星学院高 「のりといきおい」
小池智也選手 青森・八戸光星学院高 「必死のパッチ」
髙木舜選手 愛知・東邦高 「生涯一捕手」
深瀬凌太郎選手 三重・いなべ総合高 「奪! レギュラー」
竹葉章人選手 京都・龍谷大平安高 「最高の恩返し」
上野鈴太郎選手 京都・龍谷大平安高 「チョー気持ちいい」
寺内佑騎選手 奈良・智弁学園高 「ドンと構えて前へ前へ」
秋武遼太郎選手 岡山・創志学園高 「脱力0で100のインパクト」
岡本大和選手 高知・明徳義塾高 「それがお前の限界か?」
英語編
後のMLBを目指してか、英語で答える選手もいます。
山谷優太選手 青森・青森山田高 「Love the life you live. Live the life you love」
岡本涼選手 千葉・木更津総合高 「impossible is nothing」
金津知泰選手 高知・明徳義塾高 「Where there is a all, there is a way」
尾崎玄唱選手 高知・土佐高 「I'll be back」
馬場純平選手 高知・土佐高 「TAKE A STEP FOR WARD」
坂上泰河選手 鹿児島・鹿児島実高 「Are you ready?」
尾崎玄唱選手 高知・土佐高 「NEVER GIVE UP」
樋本尚也選手 香川・小豆島高 「I'ts all about soul」
木下雄起選手 兵庫・長田高 「The only day was yesterday」
漢字篇
英語があれば四字熟語を中心に漢字もあります。
青木快人選手 群馬・桐生第一高 「報恩謝徳」
谷口極選手 山梨・東海大甲府高 「愛」
河合海斗選手 東京・関東一高 「確乎不動」
石塚大樹選手 東京・関東一高 「自由」
守田良真選手 三重・いなべ総合高 「積小為大」
村上頌樹選手 奈良・智弁学園高 「千射万箭」
宮本凌選手 和歌山・市和歌山高 「自折不撓」
高田萌生選手 岡山・創志学園高 「初心」
西本健太郎選手 島根・開星高 「人生楽笑」
小畑翔大選手 長崎・海星高 「雲外蒼天」
人生いろいろ編
私も考えさせられます。
宮谷拓人選手 茨城・常総学院高 「失敗しても当たり前、成功したら男前」
塚本大貴選手 福井・福井工大福井高 「男なら強くなれ」
森太一選手 大阪・大阪桐蔭高 「我行く道後悔なし」
馬越大地選手 滋賀・滋賀学園高 「あかんもんはあかん」
棚原孝太選手 滋賀・滋賀学園高 「なんくるないさ~」
岩城諄選手 兵庫・明石商高 「置かれた場所で咲きなさい」
湯井飛鳥選手 岡山・創志学園高 「人生は素晴らしい物語」
森翔希選手 山口・南陽工高 「行動を伴わない知識は何の力もない」
吉田啓瑚選手 香川・高松商高 「人生山あり谷あり」
平石好伸選手 高知・明徳義塾高 「自由を奪うかわりに夢を与えます」
西浦颯大選手 高知・明徳義塾高 「努力も全ては自分の採点」
山本龍希選手 高知・明徳義塾高 「人一度之を能くすれば己は之を百度す」
木本凌雅選手 熊本・秀岳館高 「6Sの実践」
吉岡大晟選手 鹿児島・鹿児島実高 「想いが強いほど道は必ず拓く」
泰厚志選手 鹿児島・鹿児島実高 「自分の意思を持った者が制する」
白澤雄隆選手 鹿児島・鹿児島実高 「他人と比較せず、昨日の自分と比較せよ」
山崎将来選手 宮崎・日南学園高 「偉大なる凡人」
宮本紘汰選手 宮崎・日南学園高 「花を咲かせる土になれ」
新沼康大選手 岩手・釜石高 「ありのまま」
小池晃平選手 兵庫・長田高 「挑戦の先には成功か学びしかない」
意味不明編
もはや意味不明です。その心は本人に聞くしか判りません。
宮里豊汰選手 茨城・常総学院高 「ハチミツ」
三上世視滝選手 青森・青森山田高 「高身長」
大林和生選手 埼玉・花咲徳栄高 「人生ギャグ」
吉川勝太選手 高知・土佐高 「攻めの文系 攻めの地学」
尾崎玄唱選手 高知・土佐高 「なり」
準優賞
惜しくも負けてしまいましたが、私の独断と偏見で選んだ「準優賞」の言葉です。
益田海成選手 宮崎・日南学園 高 「帰省」
私立高では県外などの遠くから一人で野球留学に来ている選手がいます。寮生活は大変だと思います。益田選手も遠くから・・・って、都城出身ですか。でも、電車で帰るには大変ですね。
優賞
私の独断と偏見で選んだ「優賞」の言葉です。
吉安雄飛選手 熊本・秀岳館高 「腹が減っては戦ができぬ」
そりゃ、お腹がすいた状態では野球で120%のパフォーマンスは発揮できませんものね。ちなみにプロフィールを見ますと182cm 100kgの選手でした。
頑張れ!! 高校球児!!