野球小僧

第32回 塩尻市春季少年野球大会 兼 第32回 全日本少年野球大会 塩尻予選会 二回戦

季節は巡り巡って、4月最後の土日。
この時期前後に全日本少年野球大会支部予選が県内各地で行われています。

中学三年生にとっての最後の夏へ向けての三大大会の一つ。
まだ、新年度が始まって間もない大会ですので、新体制のチームにとっては手探りの部分もあったり、早くも成熟したチームもあったりと、力のバランスがまだ大きかったりします。

塩尻市内では一週間前に市民タイムス杯(春季大会)が前哨戦がありました(第一試合の途中までしか観られませんでしたが)。
それに続いてですから、そのままの力関係の結果となるか、一波乱があるか。

二回戦第一試合
K陵クラブ(先攻) 対 塩尻E嶺クラブ(後攻)

点の取り合いで幕開け。
一回表はノーアウトのランナーを進められず、2アウト一塁となった後にレフトオーバーの2ランランニングホームランで2点を先行。
その裏に1アウト一塁から3ベースで1点返され、続いてタイムリーヒットで三塁ランナーが還り2-2の同点。

二回は共に0点、三回表も0点で迎えた三回裏の守り。
ヒットで出塁したランナーを三塁に置いた1アウトの場面で、エンドランを決められて1点を勝ち越される。

四回、五回と両チーム得点なしで迎えた六回表の攻撃。
先頭バッターの内野安打と相手のミスでノーアウト二塁。これを送ってランナーを進めた後、次のバッターでスクイズ。
しかし、これを外されてしまい、三塁ランナーがアウトとなり、同点機を逃す。

七回表は反撃出来ずに三人で抑えられ、2-3で敗退。

K陵ク
200 000 0 = 2
201 000 X = 3
塩尻E嶺ク



ミスらしいミスはなく、試合を上手くまとめてはいました。
また、技術的なところの差は、あまりないと感じました。

勝ち負けの差はどこから来ているかと考えてみますと、実戦的な勝負どころの体験・経験かも知れません。
エンドラン、スクイズはベンチワークもあるので、それは別として、初回と三回の失点に至るまで。
守備位置の確認、プレーの確認、声掛けなど。

一つ終わってしまいましたが、大一番はまだ先にやってきます。
今日の敗戦は、その時の糧になってくれると思っています。

 

コメント一覧

まっくろくろすけ
上田の慎坊さん、こんばんは。
各地の途中経過を見ていますと、いよいよ中学も本番ですね。

全日本・中部日本は中体連に比べて時期的に早いのと、投球制限ルールの違いもあり、一概には言えませんが、チームとしてのピークをどう持っていくかも難しいです。

勝ち上がったチームは、より強く、惜しくも負けてしまったチームは、もっと強く。中学生は短い期間に伸びるものですからね。
上田の慎坊
まっくろくろすけ様

おはようございます。
全日本,中部日本と子供達には、この冬の頑張り具合いを思っ切り発揮して欲しいと思います。

中体連が最もみんなが注目するところになりますが、どの大会も大切な試合の積み重ねですね。

背番号を掴み取った選手、今回は控えに回った部員。チームがハッキリと2つに分かれました。

間違いなく言えることは、グラウンドに立っていない人の力も戦力になると言うこと。
全員に役割りがあります。

試合は練習の成果の試し合うもの。
他校との力の差を知ることも、大切なことでしょう。
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