阪神タイガースの金本知憲監督に似ていることから、「マネモト」を名乗る芸人さんと言うか、一般の方と言うか。このマネモトこと福嶋宗樹さんは今年45周年を迎える横浜市戸塚区の「トツカ家電」の二代目なのです。
先日のウェスタン・リーグ公式戦での始球式の小笠原ミニ大さんの相手がマネモトさんでした。始球式の後、「いつか一軍でやるのが夢ですね」と興奮していました。
マネモトさんは幼いころから大の阪神ファンで「阪神球団のように、地域から愛される店にしたい」とのことで、お父さんが興した店を25歳で手伝い始め、地域密着の電器店を目指しており、お店の経営面でも金本采配を見習うつもりだ。「監督は、『厳しく明るく』を掲げる。うちもそうできれば」とのことです。
以前から似ていると言われていたとのことですが、金本監督が引退した2012年に試しにユニホーム姿で応援に行くと、「そっくりな人がいる」と話題になり、阪神ファンの間で徐々に有名になっていきました(私は阪神ファンではないので、知らなくて当然です)。
2013年から「マネモト」の芸名で活動を始め、各種イベントへの出演依頼や2015年には球団のファン感謝デーに招待されるようになりました。得意としている物マネは2004年に岩瀬仁紀選手(中日ドラゴンズ)から片手スイングでのホームランまでのシーンです。「あの伝説のシーンを細部まで再現できる」とのことです。
他の物まね芸人と結成した野球チーム「偽(いつわり)ジャパン」でも活躍しています。
マネモトさんは高校時代まで野球部に所属し、サードを守っていました。同じポジションだったこともあり掛布雅之二軍監督が好きだったそうです。声まねはそっくりとのことです。
「店の知名度を上げて、お客さんに愛されるようになりたい」と、タイガース優勝と、お店の発展を願っているとのことです。