「Go West(ゴー・ウェスト)」は米国のディスコグループ、「Village People(ヴィレッジ・ピープル)」が1979年に同名の4作目のオリジナル・アルバムからの先行シングルとしてリリースした楽曲です。作詞作曲はジャック・モラリさん、アンリ・ベロロさん、ヴィクター・ウィリスさんの共作です。
英国のシンセポップ・デュオ、「Pet Shop Boys(ペットショップ・ボーイズ)」によって、1993年9月6日にカバー版がリリースされました。
「ゴー・ウェスト」という題名は、米国南北戦争が終結したあと、新聞編集・政治家のホレス・グリーリーさんが人々に西部開拓を呼びかけた有名な論説の一節にちなんでいるとされています。
「Go West, young man, go West and grow up with the country.(西部に行け若者よ、西部に行ってこの国と共に成長せよ)」
同時に、西部のサンフランシスコを同性愛解放のユートピアとみなして憧れた1970年代が表現されているともいわれています。
日本でも多くカバーされており、フジテレビ系で放送されていた「ポンキッキーズ」挿入歌として「SUPER P-kies」がタケカワユキヒデさんの日本語詞で「LET'S GO!いいことあるさ」などがヒットしています。
1995年にはサッカー日本代表のチャント(応援歌)として「ウルトラス・ニッポン」が「ウルトラ・ニッポン」という曲名でカバーし、世界中でも使われており、2006 FIFAワールドカップでは試合終了後にも流れたりしています。
日本のプロ野球では、1995年に千葉ロッテマリーンズの応援団が初回の攻撃前に使用したのが最初。のちに、清水隆行さん(元;埼玉西武ライオンズなど)の入場曲としてペットショップ・ボーイズ版が使用されました。2017年の福岡ソフトバンクホークス開幕CMには、スローガン「ワンダホー!」にちなんだ替え歌にして使用されてもいます。
ほかにも、CMなどでもよく聴くことがあります。
♬Go west Sun in wintertime(西へ行こう 冬でも日差しがあふれ)
Go west We will do just fine(西へ行こう 僕らはうまくやっていける)
Go west Where the skies are blue(西へ行こう そこは空も青くて)
Go west This is what we're gonna do(西へ行こう これが僕らのすること)
There where the air is free(自由な空気の場所で)
We'll be what we want to be(なりたいものになるんだ)
Now if we make a stand(今 僕たちが立ち上がれば)
We'll find our promised land(約束の地が見つかるだろう)
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