モイゼス・シエラ(Moisés Sierra)選手は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手です。現在はメキシカンリーグのオアハカ・ウォーリアーズに所属し、来シーズンは中日ドラゴンズに所属し、育成選手として大活躍する選手になる予定です。
中日ドラゴンズが新外国人として獲得するシエラ選手は、右投げ右打ち。2005年にトロント・ブルージェイズと契約し、2020年7月にMLBデビューし、4年間3球団でプレー。通算207試合に出場し、打率.235、ホームラン9本。
2014年のシカゴ・ホワイトソックス時代にはダヤン・ビシエド選手と一緒にプレーしており、ブルージェイズ傘下AAAバファロー時代は、川崎宗則選手(現;台湾プロ野球の味全ドラゴンズ)とチームメートでした。また、2013年ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)ではドミニカ共和国代表に選ばれ、優勝メンバーに名を連ねています。
今シーズンはメキシカン・リーグのオアハカ・ウォーリアーズでプレー。打率.355、ホームラン18本、84打点、15盗塁をマークしており、現在はドミニカ共和国のウィンター・リーグでプレーしています。
2019年メキシカンリーグ
114試合 411打数 146安打 ホームラン18本 71打点 71四球 打率.355
MLB通算(2012年〜2014年)
207試合 469打数 110安打 ホームラン9本 41打点 32四球 打率.235
マイナー通算(2006年〜)
1178試合 4210打数 1189安打 ホームラン120本 589打点 379四球 打率.282
どちらかというと、中距離バッター的な感じですので、打つ方はそこそこ期待できそうです。
加藤球団代表は、「三拍子そろっている選手と聞いている」とコメントしていますが、守備の方では、基本的にライトが定位置となっていますが、今シーズンのメキシカン・リーグでは主にファーストを守っており、70試合でエラーが5つ。肝心の本職である外野守備では39試合で2つのエラーを記録しています。
2014年 70試合 エラー3
2015年 44試合 エラー4
2016年 68試合 エラー6
2017年 63試合 エラー3
2018年 54試合 エラー4
ただ、外野守備でもエラー数は多く、守備力はあまり高くはなさそうな感じがしますが・・・アルモンテ選手よりは上手そうな感じではあります。
野球の神様、どうか、サメ男のジェラルド・パーラ選手よりも活躍するようにお願いします。(-人-)