今までなかったのが不思議です。
日本中学硬式野球協議会はリトルシニアやボーイズリーグなどでプレーする中学生投手の試合と練習での投球数を制限するガイドラインを発表しました。
今年度は周知期間であり、来年度から完全適用されるそうです。
そのガイドラインでは
① 試合で投球できるのは一日7回(イニング)
② 連続する二日間では計10回まで。これに達すると交代しなければならない。
③ 一日に複数試合に登板したり、連続する二日間で計5回以上投げたりした場合、その翌日は肩や肘に負担がかかる投手、捕手として出場できない
④ 練習での全力投球も一日70球まで。週に計350球まで
などです。
なかなか厳しいものですが、ケガの予防、防止にはやむを得ないでしょう。
しかし、③の「捕手としても出場できない」は面白い案です。
たしかに、ピッチャーほどではありませんが、投球数というか返球数はピッチャーにも負けないくらいですから。
本当はキャッチャーも試合後にはアイシングが必要なくらいです(太郎は学童の時には、試合後にアイシングしていました)。
また、練習にも制限を設けるとのこと。
これは、指導者陣の管理状況にもよりますが、一体どうやって規制するのでしょうか。興味があります。
さて、学童・少年軟式野球では一足早く投球制限は設けられていました。
今年度からはその一部が改訂されました。
① 投手の投球制限については、肘・肩の障害防止を考慮し、1日7イニングまでとする。
② ただし、特別延長戦の直前のイニングを投げ切った投手に限り、1日最大9イニングまで投げることができる。
③ 学童部3年生以下にあっては、1日5イニングまでとする。
④ 投球イニングに端数が生じたときの取り扱いについては、3分の1回(アウト1つ)未満の場合であっても、1イニング投球したものとして数える。
②が新しくなりました(?③もかな?)。
今まで、何が何でも7イニング交代でしたが、条件付きですが9イニングまで可能となりました。
なお、中体連の長野県予選では、この規定を適用するかは未定のままです。