何か問題ありますかね？
何か問題ありますかね？ひぃひぃひぃ･･･
明るく陽気にいきましょう
「明るく陽気にいきましょう」は、ちょんまげ、丸眼鏡、フリルシャツ、蝶ネクタイ、デカズボンという出で立ちで、ウクレレを弾きながら自虐ネタ漫談を披露する、ぴろきさん（本名；佐藤浩樹）のネタ中のセリフです。
私が初めてぴろきさんを見たときには衝撃的でした。
ネタは、ひどい目に遭ったエピソードや、間の抜けた話を、ウクレレを、つま弾きながら、かんで含めるように話し、オチのあと、「ひぃひぃひぃ！」と品のない笑い方をして、「明るく陽気にいきましょう」と歌ってひとネタを締めくくります。
さて、「笑いが健康にいい」という話を聞いたことはあると思います。笑いが治癒力を持つということに注目したのは、医師や薬品の研究者ではなく、米国人ジャーナリストのノーマン・カズンズさんの実験でした。
カズンズさん自身、50歳のときに治癒率500分の1といわれる難病の硬直性脊椎炎を患っており、自身で病気の治療に笑いを取り入れたところ、症状が劇的に改善、わずか数カ月で職場復帰を果たすまでに回復し、75歳まで生きました。
この体験が基になって、世界中の医学界は笑いの治癒効果の研究を開始。その結果、「笑いが身体の中のナチュラル・キラー（NK）細胞を活性化」することが判明します。NK細胞とは、身体に害をなす細胞への攻撃の役割を担うもので、NK細胞の活性化とは免疫力の増加を意味するものです。また、関節リウマチの症状緩和、血糖値の上昇抑制などの医学的効果が確認されています。
中でも、大阪国際がんセンターが行った実証研究では、複数のガン患者に漫才や落語を見せたところ、免疫力を高め、ガン抑制作用を持つタンパク質のIL（インターロイキン）‐12Bを出す能力が30％増加したことが発表されています。
ちなみに、カズンズさんは、戦後間もない1949年に広島県広島市を訪れ、原子爆弾投下の惨状を視察。広島戦災児育成所の原爆孤児たちに強い衝撃を受け、帰国後にルポルタージュ「4年後のヒロシマ」を発表。これがきっかけになり、日本基督教団広島流川教会とともに「精神養子運動」（原爆孤児たちの育成のため、米国人が彼らを精神的な養子とし、精神的な親が年額20ドルの養育費を送る）を開始し、約400人以上の孤児に対する支援を実施。また、原爆に負傷した若い女性たちへの義援金も募る活動をして、1964年に広島市特別名誉市民の称号を受けています。
「笑いが健康にいい」という説は、現代では「笑い話」ではなくなってきています。世知辛い世の中ですが、「病は気から」「笑いは人の薬」などの、ことわざが存在するのも、先人が笑いの効果を経験的に知っていたからなのかも知れません。
ささやかな幸せがありました
喉が渇いたんでお茶でも飲もうかなと思って販売機にお金を入れたら･･･よかったです
お釣りが多めに出てきたんです。ただ･･･
お茶が出てこないんです
ひぃひぃひぃ･･･
明るく陽気にいきましょう
なお、「･･･いきましょう」の部分は、「行きましょう」「往きましょう」「活きましょう」や「生きましょう」といういろいろな意味に置き換えられます。こんな（？）世の中ですから、少しでも「明るく陽気」にいきましょう。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。
