野球小僧

第31回 安曇野少年野球大会 決勝トーナメント 一回戦

前日とは一転して冷たい風が吹く小雨混じりのコンディション。
この日は勝ち上がれば最大三試合となる、久しぶりの強行軍。

それが出来るか否かは、この一回戦の結果次第。

一回戦は群馬のO石中。
早くも行われた地元の中体連春季大会では準優勝。この大会の予選ブロックは2勝して勝ち上がってきたチーム。

K陵中先攻、O石中後攻で試合開始。

1回表の攻撃は2アウトからランナーを二塁においてタイムリーヒットで1点先取。その裏は三人で抑える。
Dsc09918

2回、3回は両チーム三者凡退。

4回表はランナーを出したが得点なし。その裏も無失点。

5回も両チーム得点なし。

6回表は無得点。その裏。先頭バッターを出塁させてしまうが、2アウトで二塁。次のバッターにヒットを打たれ二・三塁。ここで内野ゴロにミスが出て同点に追いつかれる。さらに二・三塁。しかし、ここは後続を抑える。
Dsc00066

7回表の攻撃。先頭バッターが出塁。このランナーを進めて2アウト三塁。次のバッターにヒットが出て1点を勝ち越し。その裏。先頭バッターと次のバッターを出塁させ、ノーアウト一・二塁のピンチ。これを送られ、1アウト二・三塁の一打サヨナラのピンチ。次のバッターを内野ゴロに打ち取り2アウト。その次のバッターを打ち取って2-1で辛くも逃げ切り。

K陵中1000001|2
O石中0000010|1

県外チームとの対戦は情報が少ない分、難しいですが試合中の観察力や修正力の勉強になります。
打席に立って、その打席の中で対応できるかが、各個人のスキルも見え隠れします。

特に、中学野球は7イニングスしかないので、3回しか打席のチャンスがない場合もあります。
ですから”考えて”打席に立つことですよね(考えすぎも良くないですが)。

ちょっとバッティング時に”勘違い”している子が多いのが気がかりです。

対戦相手のO石中。部員は少ないながら、全員よく声が出ており、特にファーストの子は試合前から試合後までの「全力発声」。チーム全体を鼓舞するだけでなく、自分自身への集中力を高めることにもなります。

また、終盤にチャンスを迎えた時のチーム集中力。同点どころか、一気に逆転するくらいの勢いでした。

対戦相手から吸収できるところは吸収していきたいものです。

決勝トーナメント一回戦結果
甲府東中 7-0 戸倉上山田中
清水中 1-3 藤岡北中
三郷中 0-1 増穂中
広陵中 2-1 鬼石中

準決勝戦の相手はM穂中(山梨)です。

なお、長野県唯一の勝ち残りチームとなりました。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
eco坊主さん、こんばんは。


勝ち上がってくると、どんな形であれ、1点の大切さは身に沁みます。


また、初顔合わせの場合、相手チームのブルペン、シートノックでの観察は重要となります。これも準備の一つですからね。


一回戦終了後に事務局の方から「長野県代表として・・・」と言葉をかけていただきました。
この時点では県内チーム唯一の生き残りチームとは思いませんでした・・・


eco坊主
おはようございます。
おはようございます。


BEST4進出おめでとうございます。
手に汗握る最終回の攻防だったようですね。
まっくろくろすけさんも両拳が痛かったのでは???
決勝Tともなると1点の攻防ですからワンプレー毎に悲喜こもごもとなりますね。

充分準備して準決勝~決勝と進んでください。
やっぱ安曇野と冠がついている大会なんだから長野県勢が”てっぺん”いかなきゃ~!!
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