延長戦とはスポーツ競技で、規定の時間・回数内で勝敗の決しない時、それを伸ばして行う試合のことです。
野球の延長記録が先日の新聞に記載されていました。
NPB 延長28回 1942年5月24日 大洋軍対名古屋軍 試合時間; 3時間47分
日本シリーズ 延長15回 2010年第6戦 千葉ロッテマリーンズ対中日ドラゴンズ 試合時間; 5時間43分
MLB 延長26回 1920年5月1日 ブルックリン・ドジャース対アトランタ・ブレーブス 試合時間; 3時間50分
3A 延長33回 1981年4月18日・6月23日 ポータケット・レッドソックス対ロチェスター・レッドウイングス 延長32回サスペンデッドゲーム宣言で6月23日に再開。試合時間; 8時間25分
韓国プロ野球 延長18回 2008年9月3日 ハンファ・イーグルス対斗山ベアーズ 試合時間; 5時間51分
オリンピック(ロサンゼルスオリンピック三位決定戦) 延長14回 チャイニーズタイペイ対韓国
社会人野球 第38回天皇賜杯全国軟式野球大会茨城県決勝戦 延長45回 1983年9月20日 田中病院(宮崎県)対ライト工業(東京都) 試合時間; 8時間19分
硬式高校野球 全国高等学校野球選手権準決勝 延長25回 1933年8月19日 中京商(愛知県)対明石中(兵庫県)
軟式高校野球 第59回全国高等学校軟式野球選手権準決勝 延長50回 2014年8月28日~8月31日 中京(岐阜県)対崇徳(広島県)
野球の場合、リーグや大会によって延長戦の規定が異なります。
MLBでは時間無制限、回数無制限。よほどの理由がない限り、決着が付くまで続けられます。
NPBではレギュラーシーズンは2013年から延長12回、時間無制限となっています。日本シリーズは第1戦~第7戦は時間無制限15回まで。第8戦以降は決着が付くまで行う。クライマックスシリーズは時間無制限12回までです。
社会人野球はほとんどの大会が時間無制限、回数無制限ですが、時間制限で引き分け再試合、またはサスペンデッドゲームやタイブレークが採用されることもあります。
硬式高校野球では、現在は延長戦15回までで、引き分け再試合です。
軟式高校野球は延長15回で決着が着かなければサスペンデッドゲームです。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では2009年大会以降13回以降のタイブレーク付き無制限延長。
ちなみに、オリンピックでは北京オリンピックでは11回以降タイブレーク付き無制限延長です。
こんな長い試合になるのですから、時間がかかりすぎということで、オリンピックで嫌われるのでしょう。
私の場合、仕事は延長戦(残業)はやりません。
9回(8時間)全力投球ですから。
ま、自分なりにコールド勝ち(半休)しちゃうときもありますけど。