今年、プロ野球で使われるボールが統一球となりました。今まで各チームバラバラであったメーカーを統一し、反発力を下限値に合わせこんで、国際規格に合わせたボールとなっています。
でも、国際規格といっても、元々は「公認野球規則」で決められていますので、世界中どこの国でもこのルールに定められた同一規格のボールなのですが。
「ボールはコルク、ゴムまたはこれに類する材料の小さな芯に糸を巻きつけ、白色の馬皮または牛皮二片でこれを包み、頑丈に縫い合わせて作る。重量は5オンス(141.7g)ないし5オンス1/4 (148.8g) 、周囲は9インチ(22.9cm)ないし9インチ1/4 (23.5センチ) とする」
(NPB公式戦用のボール; 去年までのもの。中日の英智選手からいただきました)
中学生が使用している軟式B号。
この重さはというと、同じく「公認野球規則【軟式注】」で規程されています。
B号(少年軟式); 133.2g~136.8g
実は硬式ボールとはもっと差があるものだと思っていましたが、その差は約10gだったのです。
ある意味、これには驚きました。
さて、太郎が今使っている学童野球はというと
C号(少年軟式); 126.2g~129.8g
です。
これはB号と比較して、約10gの差です。当然(?)体力などを考えて軽く作ってあるのでしょうね。
ということは、一般用のA号はB号の+10gくらいの規格ということになるのでしょう。
A号(一般軟式); 134.2g~137.8g
あれ? B号と比較しても最大4.6gの差です。意外と小さいものでした。
さて、こうなってきますと、もう1つの要因の周囲のサイズが気になります。
なお、硬式ボールの縫い合わせの糸目の数が108というのは有名な話です。
では、軟式ボールの山の数はいくつあるのでしょうか?
数えたことはありません。
どなたかご存知でしょうか?