読谷平和の森球場は、沖縄県中頭郡読谷村にある野球場です。読谷村が運営管理を行っています。
読谷平和の森球場は1987年5月30日に海邦国体のソフトボール会場として建設され開場しました。以来、高校野球などアマチュア野球公式戦が行われています。
プロ野球では1990年に福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)が春季キャンプを実施したのが最初です。しかし、その時は連日雨天に祟られた上、フィールドのコンディションが悪く周辺施設も整っていないなど問題点が多かったことから、ホークスはこの年で読谷キャンプから撤退し、翌1991年から春季キャンプを高知県高知市に移転しました。
現在は、中日ドラゴンズが1996年から二軍の春季キャンプで使用しています。2013年に約4億3000万円をかけ、改修が行われています。
施設概要
両翼:95m
中堅:120m
内野:クレー舗装
外野:天然芝
照明設備:照明塔6基
スコアボード:電光式
収容人数:5,800人(内野スタンド:3,000人、外野スタンド:2,800人)
他にも陸上競技場とソフトボール2面、野球1面、サッカー1面が常設で隣接しています。それに加え、屋内トレーニングルームと屋内練習場が設置されています。
その、陸上競技場では、J1・サガン鳥栖が2月上旬までキャンプを行なわれていました。
施設的には一軍キャンプが行われている北谷公園野球場の方がいいですが、読谷は選手との近さが感じられる良さがあります。