私の記憶が確かならば、その昔、巨人の星と言うTVアニメで星一徹が火をつけたボールをノックしていたというシーンがあったはず。確か飛雄馬が花形満のノック・アウト打法に対抗するために行った特訓です。
「巨人の星 第4話 死のノック・アウト打法」 火だるまボール
普通に考えてみれば危なくて仕方ありません。
ノックする方の一徹だって手で持てません。ですから、片手にバットを持ち、もう一方の手は火の球を箸で持っているのです。
ノックで外したボールの行き先は・・・ま、それはともかく。
別にこれを真似て、特訓しようとした訳ではないでしょうけど。
また、あまりもの寒さにより、暖を取ろうとした訳ではないでしょうけど・・・
ブルペンで投球練習していたキャッチャーからの返球が逸れ、後ろにいた先生に当たり、なおかつ、このボールが暖を取っていた間の中にストライク!!
軟式ボールが燃えるとどうなるのか?
その結末が判らないため、慌てて取り出そうとしますが、相手は火の中。
子どもたちは喜び、大人は取り出し策を練る。火中の栗を拾うではありませんが、まさしく「人のための手先となって危険な仕事に使われる」(ジーニアス)状態となりました。
表面はゴムですから溶けてしまいましたが、何より焼けたゴムの強烈な臭いが何とも言えませんでした。
良い子のみんなはマネをしないように。
なお、塩尻市役所によりますと軟式ボールは週二回の燃えるゴミとして出してくださいとのことです。
これぞ、火だるまボール。