梅雨に入ったというのに、まったく雨が降らないこの週末。
塩尻市営球場ではAブロック予選トーナメントが始まった。
一回戦第一試合はS南中の先攻、K陵中の後攻。今年、初めての顔合わせ。
三年生にとって最後の夏の集大成。
緊張するなと言うが、毎年、この瞬間は応援する方も緊張する一瞬である。
いよいよ、最後の夏が始まる。
一回表の守り。先頭バッターを幸先よく三振に取った後、内野のミスと内野安打などで1アウト二・三塁のピンチを背負う。次のバッターとは勝負せずに満塁策を取るものの、その次のバッターにタイムリーを打たれ1点を先制されてしまう。なおも満塁のピンチが続くが、後続を打ち取って1失点どまりとする。その裏は反撃ならずにあっさりと攻撃終了。
二回表。2アウトからヒットを打たれたものの、得点を与えず。しかし、この回の攻撃もランナー出せずに終了。
三回表。この回も1アウトからヒットを打たれたが、無得点に抑えた裏の攻撃。2本のヒットで作った1アウト一・三塁のチャンスから、内野ゴロの間に三塁ランナーがホームに返り同点。
四回もランナーを許すが、ランナーを進めさせずに無失点。一方の攻撃も無得点。
五回表の相手の攻撃を抑えてた裏の攻撃。先頭バッターがヒットと盗塁、送りバントで1アウト三塁。次のバッターの内野安打で1点勝ち越し。盗塁失敗で2アウト後、再びランナーを出し、次のバッターの内野ゴロを相手がダブルエラーをして、バッターランナーも一気にホームへ戻って、2点を追加し、この回3点を挙げる。
六回表は三人で抑え、その裏の攻撃で1アウト三塁とチャンスを作るがチャンスは活かせず。
七回表。先頭バッターにヒットを打たれて、2アウト一・三塁とピンチを招いたが、得点を与えずに試合終了し、一回戦を突破。
S南中1000000|1
K陵中001030x|4
試合の流れというものはやっぱりあると思います。
この試合、S南中が立ち上がりから勢いがあり、流れをつかみかけていたと思います。
私はあっさりと書いてしまいましたが、三回表の守りが、相手の勢いを止めるとともに、流れを一気に引き寄せました。
この回の先頭バッターの打球はセンター前に抜けそうな当たり。これをセカンドの好守備でアウトにしました。その次のバッターにヒットは打たれたものの、今度は相手の盗塁を刺して無得点に抑えたこの回。
この2つのプレーで、グラウンド、ベンチの雰囲気が一瞬にして変わったように思えました。
そして、その機を逃さずに同点に出来たことで、ペースがつかめたのでしょう。
まず、欲しかった一勝目。
次に勝って、早めに代表決定したいところではあるが、対戦相手は一回戦第二試合をコールド勝ちで上がってきたR小野中。
厳しい試合となりそうですが、一戦必勝で臨むのには変わりありません。
Aブロック予選
第二試合 R小野中 7-0 O中
Bブロック予選
第一試合 S尻中 1-0 S尻西部中
第二試合 S尻西部中 3-1 C北中
第三試合 S尻中 7-1 C北中