先日、“チーム力”について書きましたが、本田圭佑がワールドカップ出場を決めた翌日のインタビューで“個”についてコメントしていました。
その後、なでしこの宮前あやも、本田の“個”についてを引用していました。
「結局のところ、最後は個で試合を決することがほとんどなので。もちろん日本の最大のストロングポイントはチームワークだが、それは僕らにとっては生まれ持っている能力なので。どうやって自立した選手になって、個を高められるか。自分が前に出るという強い気持ちを持って集まっているのが代表選手だと思う」
確かに、チーム力をさらにレベルアップするためには“個を高める”ことは必要だと考えます。“個”があってチームになるのですからね。
コンフェデ準決勝、プロ野球の試合を観ていても感じるのは「チーム力としてお膳立て」して、最後の勝敗の分かれ目になるのは必ず個人の力になるということ。
サッカーではパスを出す-受けるには個人同士繋ぎのチーム力ですが、シュートを打つのは個人。
野球では出塁-ランナーを進めるのは個人同士繋ぎのチーム力ですが、そのランナーをホームに返すのは個人。
もちろん、その最後の決め手を含めてチーム力ですが、そこを繋ぐ個をもっとレベルアップしなければいけない、ということなのでしょう。
そして、最後の最後に決め手となるもの、決定力に影響するのはチームワークの差ではなく、個人の力ということであるのは、誰の目に見ても同じです。
確かに、チームワークというのは、日本のお家芸のようなものであって、先天的な生まれ持っている能力です。
だから、本田言いたいことは(ワールドカップまでにすべきことは)、最後の決め手となる個をどこまで高められるかが大切だということなのでしょうね。
これらは一般的にも言えるはずです。チームで仕事をするにしても、最終的には個に判断が委ねられたりします。
チームが成長して行く過程では、チームワークとして役割分担が必要な時期と、個人の決定力が必要な時期が出てくると考えます。そこにチームが成長していく過程があるのではないかと考えます。
「やっぱり最後は個人の力。シュートを打つのは人なので」
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