一日過ぎた2日目。朝ひんやりとした中での集合。
グラウンドでは早朝ソフトボールが行われている。
一回戦は、この朝の空気のように冷え切った打線だったのが、一晩明けてどうなっているか。
二回戦の相手はS社少年野球クラブ。
このチームとは練習試合、公式戦を通じて初めての対戦。お互い手探りの立ち上がりになりそう。
その心配とは別に、一回戦とは別チームのような立ち上がりの葡萄隊。
1回の表を0点抑えると、その裏の攻撃。1アウトからヒット、フォアボールで作った二・三塁のチャンスにタイムリーヒットが出て、まず1点を先行。さらに二・三塁としたところで、内野ゴロこの間に2走者が相次いでホームを突いて2点を追加して、この回3点。
しかし、2回の表に反撃に遭う。2本のヒットなどでノーアウト満塁のピンチ。次のバッターの打球は鋭いピッチャー返し。この打球がピッチャーがライナーで好捕し、1アウト。さらに当たりにつられて飛び出した三塁ランナーの元に送球され、願ってもないダブルプレー。次のバッターを三振に打ち取り、最大のピンチを脱する(後々、これが大きな意味を持つことは、この時点は想像できない)。
(2回表を無失点に抑えて笑顔でベンチに戻る、あやちゃんと舎弟のダイト)
ピンチの後にチャンスあり。その裏の攻撃。1アウトからフォアボール、ヒットなどで作った二・三塁のチャンス。ここでタイムリーヒットが出て2点を追加。さらに2アウト三塁まで攻めたが、追加点は奪えず2点どまり。
序盤に押せ押せの葡萄隊であったが、試合は3回以降チャンスはあるものの、なかなか追加点が奪えない展開となってしまった。
一方の守りは二回のピンチを乗り切った後は、5回にヒットを打たれたものの、3人で打ち取って行き、回は最終回まで進んで行く。
最終回は1アウトから2ベースを打たれるが、その後をキッチリと抑えることができ、5-0での快勝で塩尻市営球場での三回戦へと駒を進めた。
S社少年野球クラブ0000000|0
葡萄隊 320000x|5
昨日も初回、2回に1本出ていれば今日のような試合展開に持ちこめたはずでした。
でも、今日は今日で初回のチャンスで1本ずつのタイムリーが出たことで、チームは試合の流れを掴んでコントロールすることができたと思います。
それが2回表のノーアウト満塁を0点に抑えたことに繋がり、その裏の追加点に繋がったことだと思います。
また、そこには積極的な走塁や守備が見られたことが大きな要因だったのでしょう。
昨日よりもベンチからは更に大きな声援が出ていることは、ベンチの選手も一丸となっている証拠でもあります。
さあ、三回戦は塩尻市営球場で前大会の準決勝戦で戦ったK原町少年野球クラブが、この前の雪辱を果たすべくひと足早く待っているはず・・・