「G1 CLIMAX」は、1991年から開催されている新日本プロレス主催の最強の選手を決定するシングルリーグ戦です。例年は、「真夏の祭典」として開催されていますが、2020年は「残暑の祭典」になりそうです。
優勝者には表彰状、優勝旗、トロフィーと優勝賞金(1000万円)が授与され、副賞としてIWGPヘビー級王者ではない場合、自動的に翌年1月4日の同郷ドーム大会での王座への「挑戦権利書」が渡されます。近年は、どちらかというと、副賞の方が注目されています。ただし、権利書は残りの半年間、その権利書を狙う挑戦者を相手に防衛戦を課せられることになっています。
大会の発案者は当時、新日本プロレス社長だった坂口征二さんで、「G1」は競馬ファンとしても知られる坂口さんが競馬のG1レースから取って名づけたものです。
競馬では主要な競走を格付けするにあたり、「G1」「G2」「G3」のような表記で格付けをすることが標準的となっています。そして、G1とは、競馬の最高格付けの競走でもあります。通常、「グレード1(グレードワン)」のように読みますが、欧州では「グループ1(グループワン)」のように読まれます。
ちなみに、競馬には様々な競走があり、「1回限りで行われるような競走(マッチレースなど)」などのほかに、「毎年決まった条件で行われる競走(パターンレース)」があり、パターンレースの日本版が「重賞競走(毎年“重ねて”実施されるら)」といいます。
以前は、各国でいろいろな競走条件(距離や斤量、年齢、性別など)、賞金額、開催時期などがありましたが、競馬の範囲が拡大し、米国で盛んになってくると、欧州との間で競走馬の取引が増えるようになってきました。しかし、そもそもの競走条件が違うため、欧州と米国での比較できないため、競走馬の取引を円滑に行うために考えだされたのがグループ制やグレード制と呼ばれる格付け制度となります。
そして、1970年に欧州で「グループ制」が導入され、パターンレースを上等な方から順に「グループ1」「グループ2」「グループ3」に格付けしていきます。北米では1973年から「グレード制」として欧州と同様の分類が行われ、「グレード1」「グレード2」「グレード3」としました。これらは、どちらも頭文字をとって「G1」や「Gr-1」のように表記されています。
日本では1980年代から独自グレードでしたが、2007年ころからJRAや地方競馬の競走の格付けは国際的な互換性を持つようにしています。
さてさて、安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選。任期は首相の残余任期1年だけで、2021年の定期的な総裁選で再任されなければ、短命となってしまう可能性もありますが、待っていましたとばかりに、いろいろと動き始まめました。
ここへ来ての本命は「令和おじさん」菅義偉官房長官でしょうか。現状政権の残り任期をまっとうするという意味では、そのまま横滑りなのが、一番自然な形でしょう。
対応は岸田文雄政調会長。そもそも、安倍首相や麻生太郎財務大臣が「後継」と温めてきたとされています。ただ、発信力が弱く、世論調査でも支持は低調です。
世論調査で一番人気の石破茂元幹事長ですが、不思議と身内の国会議員には人気がありません。
出走予想
◎菅義偉(71)/ 官房長官 / 無派閥
〇岸田文雄(63)/ 政調会長 / 岸田派
✕石破茂(63)/ 元幹事長 / 石破派
令和最初の「G1(ジジイワン)」は「出来レース」か「ガチンコレース」となるのか・・・。ただ、当の本人たちが考えている格付けは、国民目線では、かなり低いものなのかもしれませんが、G1は「重賞競走」だけに、これ以上国民に、いろいろな意味での「重症」を負わせないようにだけは願いたいものです。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。