野球小僧

innocent world / Mr.Children

「innocent world」は1994年6月1日にリリースされたMr.Childrenの5枚目のシングル楽曲です。作詞と作曲は桜井和寿さん、編曲は小林武史さん&Mr.Children。


この楽曲はメロディについては早いうちにできたそうです。もともと、コカ・コーラ社のアクエリアスのTV CMとのタイアップで制作されてきたこともあり、そのイメージに合わせて桜井和寿さんは詞を書いたそうですが、プロデューサーの小林武史さんは「そういうものは不要」と何度もダメ出しがされたそうです。

そして、桜井和寿さんに、「桜井和寿個人としての思いを詩にするべきなんじゃないか」と伝え、桜井和寿さんがある日に車で帰宅する途中で詞が降りてきて、その場で車を止めてノートに思いを書き始め、最初の言葉は、「少しだけ疲れたなあ」・・・という素直な気持ちだったとか・・・。そこから詞を書き上げたとのことです。

そのときは仮タイトルで、「innocent blue」で、そのあとに詞を修正してできあがったものが、「innocent world」になったといいます(桜井和寿さんは雑誌インタビューで「innocent world(無垢な世界)がいいな、憧れるな、ではなく、時にはそういうものと別れてしまう場面もあるわけで・・・」といった発言をしたそうです)。

♫変わり続ける 街の片隅で 夢の破片が 生まれてくる
 Oh 今にも
 そして僕はこのままで 微かな光を胸に
 明日も進んで行くつもりだよ いいだろう?
 Mr.myself

♫いつの日も この胸に流れてるメロディー
 切なくて 優しくて 心が痛いよ
 陽のあたる坂道を昇る その前に
 また何処かで 会えるといいな
 その時は笑って 虹の彼方へ放つのさ イノセント ワールド
 果てしなく 続く イノセント ワールド



楽曲タイトルの「innocent world」。「innocent」には、「純粋な」「無邪気な」などの意味があり、日本語でのカタカナ表記の「イノセント」は、「無垢な」「無邪気な」などの意味を指すことが多くあります(ちなみに、歌詞の表記では英語ではなくカタカナで「イノセントワールド」となっています)。

いつも書いていていますが、楽曲を聴いたときの受け取り方はその方の感情や環境などでいろいろと違ってくると思います。

自分が人として(たぶん)成長していくにつれて、昔から聴いている楽曲のイメージはいろいろと変わり続けていきます。ときに励まされたり、ときに静かに見守ってくれたり・・・。

ただ、自分のなかでの、「♫いつの日も この胸に流れてるメロディー」は変わりません。

この曲を聞いて感じたことや考えたこと、影響を受けたことを大事にしたいと思っています。

私自身、いつも「myself」であり、これからも「innocent world」で生きていきたい。
そして、みなさんも「yourself」でいて、「innocent world」で行ってほしいと願います。

それが自分にとっての「innocent world」なのでしょう。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。

コメント一覧

まっくろくろすけ
まかろんさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ミスチルの初期から「名もなき詩(1996年2月5日)」まではよく聴いていました。一時期、離れた時期もありましたが、一周回って2000年ころから戻ってきました。

そういえば昔のことですが、山形へ出張で行ったときに地元の方に山形県の海沿いの温泉地にある桜井和寿さんの別荘を見に連れて行ってもらったことがありました。この「innocent world」が流行していたころだったと思いますが。

♫Ah 僕は僕のままで
ゆずれぬ夢を抱えて
どこまでも歩き続けて行くよ
いいだろう?mr.myself

どうぞ、こんな気持ちで・・・
まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

どこからどうみても頭の毛から足の小指まで「iicagenna yaroh」な私ですが。
ただ、純粋無垢でも何でもなく、もちろん、腹黒くもなく・・・。

私にとってこの「innocent world」が流れていたころは、いろいろと思い出があります。もとりん、良い意味での方ですね。

ただ、「♫いつの日も この胸に流れてるメロディー」はたくさんありますので、何がなんやらですが。
macaronteaparty
わぁ、ミスチル。

ミスチルの歌はお店とかで耳にするくらいで、
まともに視聴したことがありませんでした。

この動画で歌ってる方・・が桜井さんでしょうか。
もっと違うイメージの人に(なんとなく)思っていました。

あの特徴的な、軽やかでなめらかな現代的な歌いぶりを
往年のトシちゃん(たのきんトリオ)のような男性が披露していて
驚きました(って自分が勝手にイメージしてただけだけど😅)

桜井さんのような人でも、歌詞にダメ出しが出るんですねぇ。
そして、企業イメージに合わせようとした桜井さんに、
「そういうのは不要」と言ったプロデューサーさん、偉いです。👏


歌詞自体は、なんだかつるつる頭の中で滑ってしまって、
どうにも頭に入ってこないのですが、
私の認知力の老化のせいかもしれません。

なので、まっくろさんの感想を頼りに読みました。

まっくろさんがこの歌で震えたmyself のinnocent world が
今週も輝いて道を示していますように。
(そして、先月から道を見失っている私にも💦)


ミスチルは平成のキングだったと思うのですが、
令和ではどうなのでしょうね(ダメだと言ってるわけではありません)

米津玄師が生まれて、今は・・
どういう音楽が今の流れなのだろう、とこの曲に
時代の流れを思いました。

平成の夏をこの曲に感じました。
なんか、青春って感じです。過ぎ去った夏。

今ちょっとトラブルが起きかけていて、
不安定な週明けなのですが、輝くinnocent world、
自分の軸をほんの少しだけかすめ見たように思います。

なにもないことを祈っててくださいね。
良い週をお過ごしください。(まかろん)
eco坊主
おはようございます。

どこからどうみても頭の先からつま先まで「innocent person」な私です。
時々無垢なのか無知なのか(グレート)ムタなのかわからなくなりますが・・

当時の音楽史は全くと言っていいほど聴いていないのでタイトルは知っていますしミスチルも知っていますが歌はよく知りません。っていつもの事ですね😅
だからこの曲を聞いて感じたことや考えたこと、影響を受けたことな無いかな。

>「yourself」でいて、「innocent world」で行ってほしい
↑仰られることはわかりますよ~承知仕り候m(_ _)m

今日もありがとうございました。
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