カントリーミュージックの第一人者、米国のドリー・レベッカ・パートン(Dolly Rebecca Parton)さん。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、これまで3,000曲以上を作曲し、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」「ジョリーン」「Coat of Many Colors」「9 to 5」「My Tennessee Mountain Home」が有名です。1974年6月6日にリリースした「オールウェイズ・ラヴ・ユー」はカントリーチャート1位を獲得し、のちに1992年にホイットニー・ヒューストンさんがカバーし、映画「ボディガード」の主題歌として使用されました。また、1973年10月15日にリリースされた「ジョリーン」はホワイト・ストライプスさんがカバーして いるほか、オリヴィア・ニュートン=ジョンさんが 1976年10月15日リリース版が有名です。
アカデミー賞、グラミー賞、トニー賞、エミー賞の4つのノミネートまたは受賞された希少な人物の1人となっています。
米国の貧しい農家で育ったドリーさんは、将来、カントリーの本場・ナッシュビル(テネシー州にある都市)で歌うことを夢見て、7歳から作曲を始めます。その後、デビューを果たし、その際、シンガーソングライターのジョニー・キャッシュさんと初めて会い、自分の才能を信じるように励まされました。
一方で故郷を大事にし、1980年代半ばから、主にドリーウッド基金をとおしてテネシー州の識字率の向上を目指した多くの慈善活動を支援しており、「ドリー・パートンのイマジネーション・ライブラリー」という読み書きプログラムは、ドリーウッド基金の一部であり、生まれてから幼稚園に入るまでの登録された子どもたちに毎月無償で1冊ずつ本を郵送しています。現在は、米国、カナダ、英国、オーストラリアなどの1,600以上のコミュニティで毎月約85万人の子どもたちにイマジネーション・ライブラリーから本が送られています。
また、ドリーさんが生まれた時に取り上げたお医者さんであるロバート・F・トーマスさんの名前で病院やがんセンターを建設するため50万ドルから9000万ドルを目標とし、このプロジェクトの資金調達のためのチャリティコンサートを行ったり、貧困に苦しむ地元を救うべく、遊園地などの商業施設を開設したりしています。
強い情熱と努力のドリーさん。
「虹が見たいなら、ちょっとやそっとの雨はがまんしなくちゃね」
雨が降るから、虹を見ることができます。つまり、苦労(雨)したあとには、いいこと(虹)があるということなのでしょう。
どんなときも前を向くように、雨をがまんしないで、そのあとのことを考えながら、雨も楽みましょうか。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。