会社を経営していると、よくこんな広告や電話がある。
「補助金、助成金を申請すれば、300万から1000万円受け取ることが出来ます。
僕も、4,5年前に営業の電話でその申請ビジネスに申し込みました。
そのビジネスモデルは、こうです。
社労士や中小企業診断士は営業が苦手です。
苦手というよりやりたくない。
当然資格を取って、開業したけど食ってはいけない。
そこで、営業を代行する会社が彼らと提携します。
営業の売り文句は、助成金と補助金です。
そして、5,6年前に僕はそのうたい文句に乗ってみた。
結果、トータルでは、150万円くらいはプラスになったと思う。
問題は、その内容だ。
実にくだらないものばかり、たとえば従業員が歯科検診に行けば、いくらお金をだしますとか、法律になる前にそのことを宣言したら、お金を出します。
とか、こちらとしては、どうでもいい内容がほとんどなのだ。
その情勢金や補助金の申請を、社労士や中小企業診断士がやる。
肝心なことは、やってくれるがそれでも面倒くさい。
申請して、一か月もたつと社長も従業員もなんのためにその様なことをやったかが分からないのだ。
つまり現実社会では、なんの役にも立たず、誰の役にも立たないのが、助成金・補助金なのだ。
こんなのいる?